正広&くみこ「世界一周新婚旅行の記録」~Blog編~

Masa & Kumi World Trek Honeymoon 2002/10/01~2005/04/29とその後

グローバル市場は厳しいね

2007-05-31 23:38:04 | 東京スローライフslow life

先日紹介したわが家の手作りウィンドウ・チャイム。
アジアン雑貨屋でもう一度チェックして、作り直しました。

音も良くなりました。
だいぶ近づいてきました。
見た目も随分良くなったと思いませんか?

まだまだ納得いかないので改良してみますが。。。

蚊取線香のフタに学園の桜の枝、それに荷造りの紐とタコ糸。
お金を払って買ったのは138円の竹だけ。
作るのにかかった時間は3時間くらい。

こういうリサイクル・スピリットのある手作りのものをフリマに出してみたいと以前から思っているんですよね。
もう少しちゃんとしたものを作って。
思いがこもって良いじゃないですか?

旅の間と、帰国後に5本作った「缶カラ三線」。
新たに何本か作って売るのも良いなと思っています。

これまでに作った作品を紹介しておきます。
まず1号はケニアのストリートチルドレンの学校に寄付。

ケニアのアボガドの木をひん曲がったまま竿にした大胆な作品でした。
一番アート性が高いかな。
すぐに音がずれてきて、全く使えないけど。。。

2号はペルーの友人に。
一時帰国したときに日本で作りました。
彼の作ったジャンベと交換。

サボテンの幹をくりぬいて作った本格的なジェンベ。
これはお得な交換でラッキーでした。

3号機は韓国の神学校の友人へ。
3年以上僕達のシタールを預かってくれたお礼としてプレゼントしました。

右が今回作ったもの。
三線作りの腕も少し上がって来ました。
って見えないか。

4号機はイランの友人へのウェディングギフトとして。
この赤い派手な衣装に思いがけずあってますか?

4号機はラッカーで塗装することにしました。
そしてピースマークを彫刻してカラーでペイントしました。

5号機は家にあります。

でも、フリマに出すとしても気になるのが値段。
買った服ならたとえ3万円したものであっても、300円で売れる。
でも、時間がかかったものはやっぱり少しは高く売りたい。
三線なんか作るのに丸3日くらいかかるんですから。

でも、ネットなんか見ても思いもよらない安い値段で売られていたりする。

ウィンドウチャイムもアジアン雑貨屋で見たらベトナム製のものが800円だった。
驚きました。
ちょっと安すぎます。

僕の作ったのより、よっぽどクオリティが良いのに。。。
これじゃフリマでいくらで売ればいいの?
やっぱりいつもの100円スタートで50円で商談成立パターン?

相手が物価の安い国のベトナムじゃね。
これからどんなに改良したとしても値段じゃ勝てませんね。

もう少しアイデアをしぼってみます。

竹の木琴も作ろうかな。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
購入が (くりけい)
2007-06-01 09:32:25
竹っていうのに今更ながらハッとしますね。
田舎にいると・・・(笑)
備長炭で作ったら音が良いと思いますよ。
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Unknown (纐纈)
2007-06-01 12:15:14
 正広くんはいろんなモノがつくれますね。家のリフォームや野菜などもつくっているのはスゴイです。旅での経験を東京ライフに生かしているカンジですね。
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素敵! (Yuki)
2007-06-01 14:58:12
手作りウィンドウ・チャイムも缶カラ三線も素晴らしいアイディアですね。昔の人の知恵みたいで新鮮です。
「缶カラ三味線」て、響きがいいですね。演歌のイメージあります。
画期的なリサイクル利用、またよろしくお願いします!
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ウィンドウ・チャイムいいなぁ (ぐみねこ)
2007-06-01 17:45:43
ウィンドウ・チャイム私も欲しい。。。
そうやって作ってみるのもいいですね。

確かにアジアン雑貨屋でやすく買える物もありますよね、
でも私はヴェトナムで自分で買ったらもっと安いはず、と
思ってしまって手を出せないパターン。
だけど、フリマで売っている人が「僕が作りました」と
売っているのなら同じ値段でも買っちゃいそう。
手作りというのはポイント高いモノですよ!
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くりけいさんへ (正広)
2007-06-01 22:15:43
くりけいさんのところは竹って簡単に手に入るんですか?

そうだとしたら羨ましい。

僕は竹を買ったのが安いとはいえ、実は納得いかなくて。

わが家に植えたいくらいです。(笑)


備長炭良いですね!!!

竹炭の音も、たまんない。

いい情報ありがとうございます。
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こうけつへ (正広)
2007-06-01 22:19:21
いろんなものは作っていますが、
はっきり言ってクオリティは低いです。

仕事が大雑把なんだよね。O型だから?

野菜も簡単で手間がかからないものしかやらないよ。

今年の夏は家の耐震補強をするつもりです。

その時に僕らもリフォームの一部を自分たちでやってみたいと思っています。

におい消しの珪藻土なんかも塗る予定です。
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Yukiさんへ (正広)
2007-06-01 22:36:14
新鮮だと言ってくれると嬉しいです。

ケニアでは「缶カラ三線」の他に木琴も作りました。

叩いてみたら良い音がするんです!!!
どこにでもあるようなアボガドの幹とか、家の柵になっている枝の要らなさそうな部分が。
感動しましたよ。
新しい発見って感じです。

音を聞き、少し切っては、また音を聞いてを繰り返して、音のチューニングを延々としていました。

ちなみに「缶カラ三味線」ではなく「缶カラサンシン」です。津軽のものではなく、沖縄のものなんです。

演歌というよりはハイサイおじさんの陽気なイメージです。(笑)

でも、この缶カラ三線にはストーリーがあるんです。

第二次世界大戦のさなか、沖縄が戦場でした。
本当にたくさんの沖縄人が命を失いました。

すべてを失ったかに見えた沖縄人が自分たちの伝統を守り誇りを取り戻すために作ったのが「缶カラ三線」なんです。

竿の部分はそこらへんの木を使いました。
缶はアメリカ軍が捨てていった空き缶を使いました。
そして弦にはアメリカ軍が捨てていったパラシュートの紐を使ったと言われています。

カッコいいと思いませんか?
このストーリー大好きなんです。

この話を世界中で話しましたが、ヨーロッパの人も、アジアの人も、アフリカの人も、南米の人も、みんな感心してくれましたよ。
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ぐみねこさんへ (正広)
2007-06-01 22:44:38
励ましありがとうございます。

頑張ってもっとクオリティの高いものづくりを目指していきます。って仕事じゃないんだから。。。

確かに帰国後すぐはアジアン雑貨屋に行っても「高い」ってケチつけていたけど。

最近見に行くとやけに安く感じてしまうんですよね。
「もうちょっと高くても売れるよ」とか思って。
それが脅威なんですよ、今の僕には。
勝てねえって。

でも、おっしゃるとおり現地に行けばもっと安い。
こんなウィンドウチャイム作った人には50円もいかないかも。

「勝てない」を通り越して「不平等だな」って感じる瞬間ですよね。


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