先日甲府に行ってきました。
目的は2つ。
1つは東京で見れなかった映画「母たちの村」を見に行くため。
そしてもう1つは、コロンビア人のアンドレアさんに会いに行くためです。
「母たちの村」はセネガルの巨匠センベーヌ・ウスマン監督の作品。
女児の割礼という古くからの慣習をやめさせるために勇気をだして立ち上がった母親たちの物語です。
すごかったですね、役者の迫力が。
そして本当に美しい映画です。
すべてが美しい。人の笑いも、涙も、怒りも、歌声も。そして服装も、動物も、建物も、自然も、とにかくすべてが。
なぜアフリカは僕をそんなにまで惹きつけるのかよくわかりませんが、アフリカそのものという映画な気がしてとても満足しました。
11月には下高井戸で上映する予定のようです。皆さんも見てみてください。
そしてそのあとはアンドレアさんと旦那さんと、二人の赤ちゃんと一緒に食事です。甲府駅近くのお店で「ほうとう」をご馳走になりました。素朴な味がたまりませんね。ついでに旦那さんが僕らに「カエルの唐揚げ」もご馳走してくれましたが、こちらは微妙でしたね。鶏肉みたいな味なんだけど、骨が異様に細くてやっぱりカエル食べてるんだなと思うと不思議な感じがして。。。
アンドレアさんとはコロンビアの首都ボゴタで知り合いました。
夜遅くにボゴタのバスターミナルに着いて、泊めてもらうコロンビア人アルベイの家に電話をしようとしていた時に日本語で声をかけてきてくれました。
「私あなたたちのお手伝いしたいよ」
彼女は日本に住んでいたのですが、たまたま一時帰国していたのです。
そして僕たちの代わりに電話をして、どのようにして行けばよいか調べてくれました。
その時アンドレアさんと話したのは10分もなかったでしょう。
でも、いかにもコロンビア人というようなアマブレさ(愛情深さ、親切さ)が忘れられず、僕たちは帰国してすぐ連絡をとりました。
そしてすぐ再会と思ったのですが、アンドレアさんの家族が入院したり、アンドレアさんの出産があったりとなかなか会えませんでした。
ようやく再会が実現したのです。
アンドレアさんは相変わらずの明るくフレンドリーな人でした。そしてボゴタで見たときよりもずっと幸せそうでした。
旦那さんもとても優しくて、立派な感じの人でした。
そして赤ちゃんは大きくてとても男前でした。
他にもアンドレアさんの14歳の娘がもう来日して、一緒に住んでおり、今年中に16歳の息子も来日するそうです。
とても賑やかな家族になりそうですね。
ボゴタのターミナルでのほんの10分の出会いから始まった交流。
ずっと大切にしていきたいと思います。
ステキですね。
最近一緒にいる時間が全てではないな、と思う事が
よくあります、今回の日記はまさにそれ!って
思いました。
日本でもかえるの唐揚げって食べられるんですね、
食べた事がないので一度は食べてみたいものです、
一度でいいけど(笑)
そうそう、ぐれねこはそろそろサルバドールから
トランコーゾへ移動するようです。
サルバドールの青い家ナウバさんには、お世話になりましたよ、私たちも!
きっとお互いに
「つながっていたい」と思えば、つながっていられるんでしょうね、そんな気がします。
2006年の元旦には、skypeでアルゼンチンのネコさんに「あけましておめでとうー」って電話したなぁ、、、なんて思い出しました。
金曜のこんな早い時間から少しほろ酔い気分の嫁でした!(^-^)