
都会のビルの間に青い空が見えるのって気持ちいい。


ブリスベンではネイティブは白人が断然多い。クッキリハッキリなお顔立ちの
人たちの中にいると、日本人の中でもタンパク気味な私の顔はほんと、地味~
に感じる。長い間海外に住んでる人のお化粧がやたら濃くなる気持ち、わかるな。

コアラ。初めて見ることができた。
触ってみたら結構ソフト。
クララが立った!!

の~~んびり。ゆ~~っくり。


オメメが鋭いけど、綺麗な鳥さん。

あたちは?!


犬に狭い囲いに追いやられたひつじさんが、私に言ってきた。
せま~...でもまあ、仕事ですからねぇ...

ウォンバット。2頭身のかわいいやつ

ブリスベンと大阪は友好都市だそうです。


キムチを炒めたもの。とっても美味しかった。
ブリスベンは韓国人留学生がとても多い街だ。
Fちゃんの学校にも韓国人がたくさんいるため、友達もほとんど韓国人。
私の滞在期間にも2回、韓国風BBQパーティが開かれ、参加させてもらった。
韓国では結婚前、料理は男性が作ってくれるらしい。せっせとお肉や、キム
チを焼いてテーブルまで持ってきてくれる。
なんてステキなんでしょうね!!荷物も当然のように持ってくれるし、
欧米人以上に紳士的だと思った。
みんなフレンドリーで友好的。
Fちゃんのことを好きな男の子が私に「ボクのファッション、韓国人ぽいと
おもう?日本人ぽいと思う?」と聞いてきた。「ホントのこと言って」と言
うのだが他の子より断然日本人風だが、ビミョウに違うような気もするし....
「韓国ぽい」と言った。
そうしたら「残念~!」って。彼は日本人のセンスに憧れてるんですって。
そうやって言ってもらうのって、やっぱり嬉しいものだ。
8年前にソウルに行ったことがあるのだが、その頃はファッションセンスにか
なりの違いがあった。しかし今は随分差がなくなってきているように思った。
韓国と日本はホントに近い国になってきているのだね。
欧米人より、やっぱり感覚も近いと思うし。
最後の夜、Fちゃんのお別れパーティーが開かれた。
みんなでバーに行きアルコールを飲みながら、演奏を聴いていたのだが、
途中で突然、歌手が話し始めた。
「明日は大切な友人が日本に帰ってしまいます。この曲を彼女に捧げます」
しっとりしたラブソングが2曲流れた。
これは、Fちゃんに恋心をよせる彼の計らいだったのだ。
曲が終わった後、彼が前に出てFちゃんに向かって言った。「I love you !」
店内みんなが一斉に拍手をし、とても暖かい雰囲気に包まれた。
次の日、「帰りの飛行機で読んで」と彼から渡されていた手紙をFちゃんが
開いた。
そこには、「Fが日本でステキなパートナーをみつけて幸せになることを願
っています。でもまた連絡してね」とかいてあった。
彼はFちゃんをとても好きそうだったので、私も切なくなった。
共に幸せになることは出来ないけれど、好きな人のこれからの幸せを願う彼
の気持ちにウソはないと感じた。
恋は叶わないけど、でもやっぱり彼がFちゃんとコンタクトしたいって気持ち
もよく分かる。
だって、自分がとても好きになった特別な人なんだもの....。