音次郎の夏炉冬扇

思ふこと考えること感じることを、徒然なるままに綴ります。

『狭小邸宅』総論

2013-03-01 19:23:19 | 本・雑誌
小説すばる新人賞の受賞作がネット界隈で評判だったので読んでみたのだが、新庄耕『狭小邸宅』はゾクゾクするほど面白かった。リアルな描写から、てっきり著者は不動産営業の経験者だと思いきや、そうではないらしい。親しい友人から聞いた話をベースに、業界を取材して書いたというから相当な才能の持ち主で、次回作が楽しみな作家だ。 . . . 本文を読む
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