坂口安吾の名言――
「絶望は、愚か者の結論である。」
「私は弱者ではなく、強者を選ぶ。積極的に生きるためである。」
「人間は生きることが全部である。死ねば全てなくなる。」
「すぐれた魂ほど、大きく悩む。」
「人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。満足はだれでも好むよ。けだものでもね。」
「苦しめ、そして、苦しむのだ。それが人間の当然の生活なのだから」
「命を人にささげる者を詩人という。唄う必要はないのである」
「美しく見せるための一行があってもならぬ。美は、特に美を意識してなされた所からは生まれてこない。どうしても書かねばならぬこと、書く必要のあること、ただ、そのやむべからざる必要に応じてのみ、書き尽くされねばならぬ。」
「本当の美しい魂は悪い子供がもっている」
「個人の自由がなければ、人生はゼロに等しい。何事も、人に押し付けてはならない」
「私は、闘う、という言葉が許されてよい場合は、ただ一つしかないと信じている。それは、自由の確立、の場合である。」
「魅力のない女は、これはもう、決定的に悪妻なのである」