不眠閑話

政治、経済、教育、文化、社会、時事など。殆どは旧ブログからのコピペ・転載です。

【再掲】日本の外交

2022-07-15 21:09:34 | 政治
過去ブログからの転載。
   
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日本政府の外交が下手すぎる。稚拙すぎる。そう感じる。
    
では、日本政府の外交の何がどう駄目だと思うのか? 具体的に自分の意見を記しておく。
  
  
1.主導権の有無
例えば、韓国との外交(徴用工問題)を見てみると「日本企業に実害が出たら制裁する」という言い方をしているが、私の考えではこの段階で既にアウトである。
    
なぜアウトか? というと、この条件だと「制裁はいつ発動されるか?」という問題の決定権を、韓国に与えてしまう事になるからである。ーーつまり、韓国側は「自分のタイミングで制裁される時期を決めていい」という事になる。
    
こんなものなら、脅しでも何でもない。私だったら全然恐ろしくない。もし、私が韓国なら日本が一番制裁しにくい時期、そして韓国が制裁されても大丈夫な時期を選んで、日本企業の資産を売却するだろう。そして、実際に制裁されても、既に準備は万端なので、日本の攻撃などあまり効かない。
    
日本は何故自分から、外交の主導権をむざむざ相手に渡すという愚をおかすのか? 非常に理解に苦しむ。この辺りの駆け引きをみると、外交が下手なんだなと感じる。
       
ちなみに「では、どうすればいいか?」ーーというと、韓国が制裁されたら一番困るタイミングで、日本からYESかNOかの返答を迫り、NOと答えたら制裁を発動すればいい。あくまで「主導権は日本にある」という強気の姿勢で、交渉は進めなければならない。いや、政治的駆け引きとは、そういう事ではないのか?
  
   
2.スモールステップの計略
中国とか、ロシア相手の外交も下手である。
   
というのも、北方領土にせよ、尖閣諸島にせよ、中露の方法を見ていると、スモールステップの積み重ねで外交している
  
つまり、まずは「漁船の領海侵犯」(中国)といった「小さい攻撃」(スモールステップ)を何度も繰り返し、相手(日本)が慣れてきたところで、「軍艦の侵入」(中国)という具合に、次のステップに進む。ーーこのように、スモールステップを繰り返しながら、じわじわと相手を侵略していく。やり過ぎた時は「3歩進んで2歩下がる」のように、少し相手(日本)に妥協するが、それでも前進はやめない。そういう兵法である。
    
では、こういう中露の外交に対して、日本政府はどうしているのか?
   
というと、「遺憾の意」の連発である。(馬鹿か……呆)
   
さて、こういう状況を打開していくにはどうするか? ーーそれは素人には分からない部分も多い。
        
ただ、私だったら、相手と同じ事をしてみるかもしれない。受け身に回らず、こちらから仕掛けてみるのである。
      
例えば、まずは「日本漁船による北方領土のトラブル」を繰り返し、「国会議員の北方領土上空視察」を何度も繰り返す。で、それが既成事実化してきたら、「国会議員の北方領土上陸」を行い、その後は「首相の北方領土上空視察」みたいに展開させていく。そうやって少しずつ相手(ロシア)の防衛ラインを切り崩していく
     
相手が手を出して来ないギリギリのラインを見極めながら、スモールステップを繰り返し、それが既成事実化してきたら、次のステージに入っていく。そういう計略である
      
ちなみに、今、日本が中露韓米から食らっているのは、この攻撃である。しかしーー何度も言わせて欲しいーーそんな外国の攻撃に対し、僕らの日本政府はいつもどのように対応しているか?
    
「遺憾の意」だ!!(馬鹿だ!)

【再掲】ずっとアメ公のターン

2022-07-12 19:16:15 | 政治
過去ブログ(2019年4月)の記事。アメリカを口汚く罵っている。でも、まあ、アメリカからの自立が必要という考えは、今も変わらない。以下、コピーペースト。
    
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やりたい放題のアメリカ――そして、殴られっ放しの日本。何か腹が立つので、ブログでも書いて、せめてもの鬱憤を晴らしたい。
  
【ニュース1】日米貿易交渉5月末に合意を示唆
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190427-00000041-asahi-pol
    
日米交渉。始まったかと思ったら、瞬殺されかかってるではないか! 何のためのTPP交渉だったのか。
   
私はなぜ日本人がこのニュースに腹を立てないのか、不思議で仕方がない。これが韓国だとすごく怒るくせに、相手がアメリカだとなぜか怒らない。国民がそんなんだから、アメリカにやられっ放しの一方的な展開になるのだぜ? 
      
「アメリカありき」の依存的思考は捨てなければいけない。

アメリカにとって日本は友達ではない。ただのATMである。破産するまで、アメリカのATMで居続けるつもりか。馬鹿め。それでも男か
   

【ニュース2】日本、アメリカ自動車工場に4兆円投資
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00050175-yom-bus_all
     
私は前々から、「日本でアメリカ車が売れない」のは、アメリカが日米貿易の不公平さを強調するために、意図的にやっているのではないか、と疑っている
   
仮に、もし日本の道路事情を無視したあんな鉄クズ(アメ車)が売れると、本気でアメリカが考えているのだとしたら、奴等の筋肉脳もよほど重症である。あれは「不平等だ」とイチャモンをつけるために「わざと売れない車のままにしておく」という戦略であるに違いない。
   
(実際、アメリカはこの記事のように車を輸出する以上の利益を出してるじゃないか。)
    

【ニュース3】 F35の3割が部品不足で運用不能
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-261393/
    
私は「アメリカは中古の戦闘機やミサイルを、アジア各国に高額で売りつけて、ぼろ儲けしている」と主張しているが、やはりその通りであった。
     
このまま軍事的脅威を煽られながら、このヤ〇ザ(アメリカ)にタカられ続けるくらいなら、日本は核武装した方がいい――と思う。冗談ではない。私は本気でそう思っている。
    
以前、「中央公論」(?)の鼎談で、自民党の某が「今、日本が現実的に取りうる国防の方法は、2つしかない。つまり、①米軍か、②核武装かだ。しかし、②核武装は国際情勢を鑑みると不可能だから、①アメリカ一択だ。」と述べていた。
      
しかし、不可能だと思うから不可能になるのである。――知恵と工夫で不可能を可能にしてみせるのが、政治家の腕の見せ所ではないか? 
        
たとえば、<日本は核武装している「かもしれない」>、<「日本は実は核保有国「かもしれない」>などと曖昧な感じで、虚実織り交ぜた情報を流し続け、隙をついて、いつの間にか本当に核武装してしまう、みたいな得意の玉虫色的戦略はどうだ? 

いや、プロの政治家なんだから、素人の私よりももっと現実的で強力な案を出せるであろう。
      
何度も主張するが、日本人は本気でアメリカとの付き合い方を考え直した方がいい。
      
しかし、国民の間には、アメリカはヤ〇ザなんだという危機感がまるでない。「アメリカありき」を前提とした従来の考えでは、もうやっていけない。自民党も保守ではない。あれはアメリカに国を売ってる売国奴である。
     
皆何でわからないんだ、バカヤロー!!
  
【追記】この動画、重要。日本がアメリカの植民地である事がよく分かる。

エスペラント国家構想

2022-07-10 02:06:35 | 政治
最近、民主主義が嫌になってきた。

民主主義とは「数の正義」のことだろう? しかし、多数派が馬鹿なら、馬鹿達の主張がまかり通るだけじゃないか?

そして、申し訳ないが、今の日本は馬鹿が多数派を占めている。
   
私は絶望しか感じない。
  
※  ※  ※
そこで、新たな希望を作り出す試みとして、「デジタル国家」というのを建国してみたらどうだろうか?
   
国名はエスペラント。今、世界共通語として、エスペラント語があるが、それにちなんでいる。

エスペラント国は、ネット空間に領土があるので、物理的な国土は持たない。
    
国民は世界中の誰でもいい。日本とかアメリカとか中国みたいな特定の国には所属しない。(そういう国籍は捨てる。)

デジタル空間においては、エスペラント語で会話し、デジタル通貨みたいなものを使って互いに扶助する。
   
この四次元国家の存在を国連に認めてもらう。
    
エスペラント国の国民は、世界に散在するが、各国で独自の地位を認められる。例えば、日本にいながら別の機関(エスペラント政府)に所属する。

みたいな。

もちろん、問題は山ほどあるだろう。しかし、詳しい事はこれから考えるとしよう

日本という国は見捨てて、この新しいデジタル国家の創建に情熱を注いでみる、というのはどうだろう。やりがいはありそうだ。

言ってみただけ。

【再掲】部落問題

2022-07-08 11:35:46 | 政治
【再掲】部落問題
   
部落差別をなくす方法の一つとして、最初から部落の存在を教えないーーあるいは「過去のもの」として教えるのが良いのではないか。
    
なぜか。「部落差別がまだ残ってます。」「差別はやめましょう。」という教育をすると、逆に子供の中に差別意識が生まれてしまうからである。
      
物事には陰陽二面性がある。皮肉な話だが、「平等」という概念を知るには、その反対の「差別」という概念も知らねばならない。ーー「部落民は我々と平等です」と教える事は、「部落民への差別意識があります」と、同時に教える事でもある。
   
人間は必ずしも善良な者ばかりではないので、「じゃあ、もっと差別して意地悪してやろう。教師のいう平等なんて糞食らえだ」と考える者も出て来る。それではいつまでも経っても埒が明かない。
   
なので、ある分野の「差別」を本当に消滅させたいのであれば、実はその分野の「平等」という概念を教えてはならないのである。
    
どうしても教えるなら、「部落も昔は差別されていたけど、今はなくなった」と、教育してみたらどうだろうか?
    
平等、平等、と言い続けている限り、差別はなくならないのである。