私は時々こんな妄想をする。
私が朝から晩まで、我を忘れて何かをしていて、頭がクレイジーになっている時ーー私の集中力がかつてない程、研ぎ澄まされた状態で、何かに没頭している時。
それはもう没我であり、無我であるが、その状態をさらに最大限まで拡大させたとする。集中力を極限にまで深化させたとする。
すると、私の集中力は無限大=ゼロとなる。
私にとって、それが「神仏」の地平だ。集中力無限大なので、その無我状態は永遠に続く。無我は自然との神秘的な合化である。その状態が永遠に続く。
もちろん、それを神仏と呼ぶかどうかは知らん。しかし、私が信仰しているのは、そういう力である。