おはようございます!
今日も雨の朝です。
優しい雨ですが、でもいろんなところで豪雨の被害に遭われた方も
いらっしゃるかもしれません。
大事ありませんように。
さて今朝は、「すべての日がそれぞれの贈り物をもっている」という
古代ローマのラテン語詩人、マルクス・ウァレリウス・マルティアリスの言葉を
お伝えします。
今年は西暦2021年ですが、マルティアリスさんが生まれたのは西暦40年ごろだそうです。
ずいぶん昔の話です。
マルティアリスさんはエピグラムの巨匠。
エピグラムとは「結末にひねりを利かせるか、簡潔でウィットのある主張を伴う短い詩」
という意味で、マルティアリスさんのエピグラムは、
最終行にジョークを置く風刺詩として、1世紀に一世を風靡したそうです。(一部ダジャレです)
その時代に『エピグラム集』14巻を出しています。(年代を考えると、すごい偉業ですよね。)
↑ この方がマルティアリスさんです。
さて、そのマルティアリスさんがいった言葉
すべての日がそれぞれの贈り物をもっている
昨日この言葉を思い出して、「たしかに今日の自分が受け取ったプレゼントは
小曽根真さんのジャズライブだった」と考えたのです。
素敵な1時間でした。
でもそんな平穏で、ちょっといいことがあった日はいいけれど
たとえば悲しいことがあったり、辛い目にあったときも
「今日のプレゼントは…」と考える余裕と、
そもそも、その「いいこと」が起きているのかどうか…
これは難しいことかも、と思ったのでした。
たとえば、悲しいことがあっても、誰かがそばにいて、なぐさめてくれたとか
辛いことがあっても、そうやって生きている自分が頼もしかったり…
そいういうことなのでしょうか…?
まあ、それでも、とりあえず、庭に野鳥がやってきたとか、
野良猫がくつろいでいたとか
ひとつ、ひとつ
寝る前にベッドの中で思い返す習慣があると、
その日にあった「いいこと=贈り物」を2度楽しむことができて、
あたたかい気分で眠りにつくことができるかな
…と思った次第です。
さて、今日はどんな贈り物を受け取ることができるのでしょうね?
ちょっとワクワクしてきます。
今日もぜひ素敵な1日をお過ごしください。