サラ☆の物語な毎日とハル文庫

『鬼滅の刃』の茶々丸が健気だ

 

猫なのに「使い」猫。

本来、気ままに行動することしか頭にない「猫」なのに、仕事をしている。

猫ってビビりだと思うけれど、鬼舞辻無惨との闘いの修羅場にも駆けつける。

そりゃあ血鬼術のせいで、猫の気持ちは封印されているのかも? しれないけれど、

健気だ。

そして可愛い。

 

名前は茶々丸。

 

第25話で…

炭治郎が血液採取ツールを鬼にさすと、自動で血が採れる。

すると突然すぐそばに登場するのが茶々丸だ。

小型のバッグを背中に背負い、

愈史郎が使う血鬼術の札を首にぶら下げている。

 

珠世の使い猫

愈史郎の術により鳴くまで視えない

もう一度鳴くと視えなくなる

 

炭治郎が血液採取ツールをバッグにいれてやると、

急ぎ珠世のところに戻っていく。

 

 

エライじゃないかっ!

 

(ちなみに、炭治郎が鬼から血液を採取するのは、鬼となった妹の禰豆子を人間に戻すため。

医者である珠世が、その薬を作ろうと研究している。)

 

 

 

心から健気だと思ったのは、

鬼舞辻無惨との最後の戦いで、柱たちが疲弊し、傷つき、

もうダメかもと、絶望がひたひたと寄せたタイミングで

突然空中に登場したとき!!(第189話)

 

 

こんなところに出てくるなよ。

危ないじゃない!!

 

と思う間もなく、茶々丸が背負ったバッグから注射器のようなツールが飛び出し

柱たちに刺さる。

 

茶々丸は「何だコイツは」という鬼舞辻無惨の鞭のような手で

一瞬で地面にたたきつけられるのだけど…。

 

柱たちは「何か知らんが 通りすがりの猫に

助けられたぜェ!!」

「脈の狂いや体の激痛が格段に治まった

理由は不明だが 何という僥倖

恐らく一時的な症状の緩和だろうか

これでまた戦い続けることができる!!」と感謝するのだ。

 

鬼舞辻無惨は「またあの女…珠世の差し金か

私の細胞破壊を止める血清のようなものまで…」

とイラつくわけだ。

 

だけど、この時、茶々丸は首と胴体がバラバラになって地面でもがいている。

そこに現れた愈史郎が

「茶々丸 大丈夫か」と、首と胴体をつなげてやる

 

元通りに復活!

 

決戦直前に猫を鬼にすることができたとかで、深手の傷でも、手がもげても、再生する。

鬼だから…

珠世が、自分が死んだあと、一人残された愈史郎が寂しくないように(愈史郎も鬼)

茶々丸を鬼にしたというわけ。

鬼となった猫の茶々丸は、ずっとずーっと、愈史郎とともに時を経て、生きていく。

 

茶々丸、どこまでも健気。

そして、愛おしい。

カラスたちも頑張っているからエライけど、

茶々丸には特別に表彰状をあげたい。

副賞として、チャオチュールを一生分。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「物語の缶詰め」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事