同じくその記事に彼の演奏シーンと、40代のときのリハーサルシーンのURLが張ってあるのでのぞいてみると、これがちょっと感動ものなんです。
『のだめカンタービレ』の第10巻で、千秋がブラティニ国際指揮者コンクールに出ますが、そのときにいっしょに参加していた片平元という若手指揮者。
その彼が、コンクールで指揮をするときに何度も跳ぶんです。
オーケストラが「ジャンジャーン」というときにジャンプ!
このシーンは漫画のギャグだと思っていましたが、クライバーが1986年の日本公演でヨハン・シュトラウスのポルカ「雷鳴と電光」を指揮しているシーンを見ると、まさか跳んではいないと思うけど、まるで跳ぶような感じで指揮棒を振っています。
おおっ、跳んでる!!
つまり、指揮というのは、自由なんですねぇ。
彼の舞うような指揮ぶりに、目を奪われました。
楽しそう。
実際クライバーはご機嫌に見え、演奏する楽団員たちも、いかにも楽しげでした。
わたしはこれまで指揮者の存在に対してとても無頓着で、どんな役割なのか、深くは理解していませんでした。
『のだめ~』の千秋が指揮する克明なシーンを読んで、やっと指揮者ってそういう存在だったのか、と納得したのですが、クライバーの演奏シーンとリハーサルシーンは百聞は一見にしかずのとおり、目からウロコのおどろきでした。
ちなみにクライバーは20世紀後半を代表する指揮者の一人で、最後のカリスマ・マエストロなのだそうです。
確かにっ。
すごいインパクトがありますにゃ。
クライバーの動画を教えてくれた月ノヒカリさんに感謝です。
クラシックって、面白いにゃり。
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月ノヒカリ
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