サラ☆の物語な毎日とハル文庫

三津田さんの物語22~「老婚はいやよ」

こんばんわ!
すっかり夜になってしまいました。
大掃除で大変、というのは、どこも同じですね。

ハル文庫も今年は今日でお終い。
来年は4日から始まります。
今年はなかなか面白い年でした。
また来年、豊かで楽しい日々を過ごしていきたいと思います。

そんなこんなで、三津田さんの物語、すっかり遅くなりましたが
今日も短いお話です。

 

再婚をすすめる人もいましたが、そんな気はさらさらありません。

じつは三津田氏がなくなってすぐに、再婚の話が二件も舞い込んできたのです。

一件は奥様を亡くした大学教授の方の後添い。

もう一件は、母親と暮らす、五十過ぎまで独身できた

由緒ある武家の家柄の男性。

でも、再婚相手は誰かのお古。

自分だってお古なのですが、いまさら赤の他人と再婚して、

その人の老後のお世話をするなんてまっぴらと思いました。

三津田氏は長年連れ添った夫だからこそ、

最後までお世話をする覚悟でいられたのです。

独身の男性にしても、母親と暮らして結婚しなかったなんて、

ずいぶんだらしないことと思いました。

そういう自主性のない男性はまっぴらと、思いました。


そういうわけで、自分で働いて自立できるなら、

そんなありがたいことはないと思いました。

仕事をしたことはありませんが、きっと何とかなるだろうと、楽観的に考えました。

家に籠っているより、どれだけ気が晴れるかしれません。

 

結婚に対しては、いろんな考え方がありますから
一概にどうとは言えませんが、
三津田さんは、亡くなられた三津田氏のことを
本当に大事に思っていたのではないでしょうか。
そんな気がします。

さて、いよいよ明日は大晦日。
泣いても笑っても、1年は終わります。
どうせなら、大笑いして、1年のホコリや苦労をふるい落とし
新鮮な気持ちで新年を迎えたいものです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「三津田さん」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
人気記事