サラ☆の物語な毎日とハル文庫

三谷幸喜「江戸は燃えているか」は笑わずにはいられない!

ただいま新橋演舞場にかかっている三谷幸喜作・演出のお芝居

『江戸は燃えているか』は芝居の間中笑ってしまう面白さ。

スローガンは「新橋演舞場史上、もっとも笑えるコメディ」だそうだ。

 

PARCO STAGEのホームページに寄せた

三谷幸喜さんのコメントは以下の通り。【引用】

ただただ笑える喜劇が観たい!難しい話は一切なしで、老若男女が心の底から(ああ楽しかった)と思える作品。ありそうでないんです、そういう舞台。だから自分で作ることにしました。題材は歴史に名高い「江戸城明け渡し」。主人公は、大河ドラマには絶対出て来ない、なっさけない勝海舟。新橋演舞場史上、最高に笑える作品になるはず。どうぞお楽しみに。もちろん西郷どんも出ます。

 

 

目指すは、笑えて、「ああ面白かった」といって、何も心に残らない作品。

ためらいなく笑えるお芝居とか。

確かに笑えて笑えて、仕方なかった。

中村獅童、松岡昌弘、高田聖子、田中圭、松岡茉優ら

バラエティに富んだ役者の皆さんは、

可笑しみのあるゆるーい演技。

セリフを噛んで思わずわらったり、ほかの人の演技に噴き出したり。

受けたとなるとアドリブを連発して引っ張ったり。

そういうのが、また観ていて面白かったりする。

 

江戸無血開城を題材にした群像喜劇。

勝海舟と西郷隆盛の密談が、なりすましの替え玉作戦で

ややこしくこじれにこじれて、さてどうなりますか。

 

三谷幸喜は芝居を見たあとに何も心に残っていない素敵な作品を

と言っているけれど、

こうして歴史はつくられたのかなー、

いろいろドラマがあって、

無血開城という見事としかいいようのない歴史の転換が

なされたのだなー

なんて、思っちゃうのだ。

 

以前に三谷幸喜作・演出の「君となら」というお芝居を見たけれど、

あの抱腹絶倒の笑いを、ふたたびこのお芝居で体験できる。

 

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