サラ☆の物語な毎日とハル文庫

ジョナサン・コットと英語力の問題について

田口ランディさんのツイッターを覗いていたら、次のようなつぶやきがありました。

同じく資料読み中、ジョナサン・コットという人物を知る。
電気療法でうつ病の治療中に一五年分の記憶を喪失した作家。
記憶に関する著作があり、またインタビューの名手。
ユングをインタビューしているが翻訳本がない。
仕方なく英語のを取り寄せる。
英語は不得意だが、読みたいものは読むしかない。


ここで言及されているジョナサン・コットとは、雑誌『ローリング・ストーン』誌の創刊以来の編集者で、無類の子どもの本好きとしても知られており、『子どもの本の8人』というインタビュー集を出した人です。
『メアリー・ポピンズ』の作者、P.L.トラヴァースへのインタビューがこの本の中にあり、私はそれで知っていたのです。
そのジョナサン・コットがうつ病にかかっていたなんて、びっくり。
さらに、電気療法で15年分の記憶を喪失しただなんて!!

いやはや、とんだところで、情報は繋がっていくものですね。

田口ランディさんが言うように、日本で翻訳本が出版されていないとなると、情報の集めようがないのです。
したがって、どうしても情報が欲しければ、英書を取り寄せることになる。
でも、英語力が足りない。
そういうジレンマを抱えている日本人は多いでしょう。
私もその中の一人です。残念ですよねぇ。
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