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ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

自動車の話

2011-01-09 20:38:11 | 『日常』


昨夜の日常的な出来事を一つ。

先日は道路が混んでいて。
カーナビの渋滞情報システムも反応悪くて、実際の動きに連動してませんでした。
なので、渋滞に巻き込まれ(と言っても田舎の渋滞ですから)イライラしながら走行してました。
で、私は裏道を知っているので、途中で入り込もうと思っていたら、前の車も同じ事を考えていたらしく、横道に入るのです。
しかも、ノロイ。
なぜか分かりませんが、ぎりぎりで割り込んでくるような車に限って、妙に遅かったりします。
それとおなじようなもので
「抜け道に入ったのに、のんびり走ってたら意味ねえやん!」
と心の中で訴えたら、よけてくれました。
気迫のドライビングが避けさせたのかもしれませんが。
あおってはいないですよ。

で、曲がり角を一つふつうよりも早く曲がってしまったので、裏道2に入り込んでしまったのですが。
まあ、ふつうならば裏道2でもそれほど時間のロスなく走れるので問題に思ってませんでした。

で、ある場所の三叉路を私は左折するのですが。そこの部分がちょっと広くなっているのですよね。
私の前に、軽自動車がそこに入るのが見えたので、
「あ、曲がるんだなあ。でも妙に手前で止まっているから、ほかの車をやり過ごしているんかな。」
と思っておりましたら。そやつは三叉路の手前ぎりぎりに車を止めて、人を降ろし始めたのです。
「えっ、こんなところで、なんでおばあちゃんを降ろすのだよ!」
ってかんじで。
その車がそこに止まっているせいで、わたしは向こうからくる車がミラーでも見えず、曲がるのもかなり大回りしいといけなくなりました。
内心舌打ちしつつも、なんとか三叉路に入ると、向こうからきた車と鉢合わせ。
「なんで、このタイミングで!」
しかも、右折の車も入り込んでくる始末。

つまり、この一台の軽自動車がそこに止まっているせいで、その三叉路の状況が、そこを使う私、向こうの車、右折する車、すべて誰にも把握できない状態になっていたのです。
で、てんやわんやですよ。
私の車はちっちゃいので、横道のところに乗り上げて車をやり過ごしましたが。
その際、ゴリッと音が。
MINIは車高低いので、出っ張りがあると擦るのです。
「あぁぁぁぁ、底擦ったよ。」
と思いつつもなんとか3台はやり過ごして無事に三叉路を脱出。

「くそー、あんなところに車止めるやついるかよ!」
と内心思いながら帰ったという次第です。
ちなみに、その軽自動車はそのまま居座ってましたからね。たぶん、3台がわたわたしていたのに気づきもしなかったのでしょう。

で、こういう事って実はたくさんありますよね。
自分はふつうにしているつもりなのに、ほかの人に多大な迷惑をかけている場合と、
ほかの人がふつうにしているのに対して、こっちがイライラして相手が悪いと思いこむ場合と。

この場合、簡単に言うと「軽自動車が悪い」と言えるかもしれませんが。
私が一本道を間違えなければ問題なかったはずなんですね。
そこに鉢合わせしませんでしたから。
もしくは、その止まっている軽自動車をもっと観察しておくべきだったのかもしれませんし。

「三叉路に止めるは非常識」という概念で言うと、その軽自動車を悪者にしてしまいがちですが。

いろいろと考えてみると、そもそもそこに居合わせるタイミングで行ってしまった自分の運が悪かったとも言えますので。

でも、このように自分も知らない間にふつうにしていてい、ほかの人に迷惑をかけていることは多々あるものです。
そう考えると、悪いとか良いとかの基準は誰が決めるのかね?的な考えになりそうですよね。

カルマとか、そういう考え方に疑問を抱くのは、つまり現実世界でこういう場面を見ることが良くあるからでして。

「ふつうに生きているだけで、いろんな人から影響も受けるし、影響を与えている。」

それに善し悪しもなにも無い。
そう思うところです。
それを決めているのは、今の自分の価値基準であって。
死んでほかの生になったときに、おなじ事を思うのかどうかも分かりませんしね。
人に与える影響を考えるよりも、自分が今与えられる影響を考えて、それで動くといいんじゃないかな、と思ったりします。
もちろん、失敗だらけになりますけどね。
その失敗からいくつもの種を拾っていくと、
だんだんといいものが育っていくと思います。
まずは経験ですよね。


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3 コメント

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まるの日さん、こんにちは。 (りんパパ)
2011-01-09 20:51:24
 ついていない時って、こんなものですよね。
 でも、さすがまるの日さん、人のせいにしないところが、ヘミシンク効果ですね。

 ま、要は考え方ですね。
 その車が悪いと思えば、イライラするし、その道に入ったのが、いけなかったと思えば、いいのですね。
 自分がその道に入らなければ、その車とも遭遇しなかった。
 だから、自分が悪いのだと思えば、気が楽になりますね。
 ものごと、考え方しだいで、イライラ感もなくなりますね。
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今晩は? (選酋)
2011-01-09 22:47:06
本当ですね!
あげな男と結婚したうちが悪いわ??
あちらさんも反対なら最初に言ってくれれば?ええのにと思うけど。

回収の軽トラ来ないかなぁ??
返信する
Unknown (悩ケン)
2011-01-09 23:38:02
「くそー! このノロ車♯・・ミサイルでもぶち込んで爆破してやろぉーかぁ?」と 昔は、前を ゆっくり走る車に出遭うと イライラしていましたが そう考えると 私の車も 何回 木端微塵にされたことか・・(;一_一)と ゆくゆく思っちゃいます。

ゆっくり走る車も理由があって ゆっくり走っている訳で、なにも後続車に迷惑をかけるつもりはないのですよね。

ただ、予期しない想定外の事が起こったら(つい道間違えるとか)慎重に構えるべきですかね。

やはり、ちょっとした事でも間違えると その先が面倒な事にもなりかねないですからね。

偶然に そこに出くわしたら 気持ちを一段落として余裕の笑みでも浮かべるように常に努めてはいるのですが・・しかし 行く手を塞ぐ車には 心の底ではミサイルを・・・しかし 私の車も何回 木端微塵にされ・・・(@_@;)
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