まるの日<へミシンクとミディアムな暮らし> まるの日圭(真名圭史)の公式サイト

ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

桜並木

2008-03-31 22:28:39 | 独学でレトリーバル?
 
今日の朝は、ちょっといつもの通勤路から逸れて、桜並木の美しい場所へ向かいました。
そこは工場の横にある一キロくらいありそうな直線なのですが、その両側には桜の木が並んでいて、満開の今は何ともいえない美しさです。
で、そこの並木道を車で通って会社へ向かいました。窓は全開で桜の香りを車内に取り込みながら。こういうときに屋根がなかったらいいのになあと思います。今度車買うときはオープンカーにしよう。

 今日のヘミシンク。なんとなくレトリーバルする気になったのでF21で入り込みます。
いつもの手順でF27まで行きます。そこでいつもはヘルパー島に行くのですが、それを忘れていきなりF23あたりに行っていしまいました。で、暗闇から現れたのは一人の少年。時計屋のショーケースを一生懸命覗き込んでいます。この少年はこの時計屋の前にある道路で、向こうの歩道からこっちの時計屋まで道を渡る途中に車にはねられて亡くなったようです。
なので私が、「もっとすごい時計が見られるところがあるけど、一緒に行かない?」と言って誘うとあんがい素直についてきてくれました。そしてレセプションセンターへ。そこでは母親が出迎えに来ていました。
あんまりスムーズにいったのでもう一人救ってみようかと。とりあえず、さっき行きそびれたヘルパー島に行ってヘルパーを一人仲間にしてきました。そしてなんとなく「チベットは今どうなっているかなあ?」とちょっと考えると、いきなり風景がチベットのあの宮殿の風景に。「あ、来てしまった。」と思っていると、映像が中の様子に。大勢の僧侶がお経を唱えています。
その中に明らかに浮いたかんじの人が。蓮華座をして、瞑想をしているのですが、この世の人では無い雰囲気。どうやらこの人をレトリーバルしないといけないようです。この人は瞑想中にそのまま死んでしまって、それからずっと瞑想しているようです。
そこで私が声をかけましたが、反応なし。そこでヘルパーに手伝ってもらって(ヘルパーが仏教の神様に化けて)「天上にゆきましょう。」と声をかけるとついてきてくれました。そしてレセプションセンターへ。そこでは師匠のような方がいました。
 あまりにもすんなりいったので、まだ時間があります。そこでF27にあるガーデンへ向かいました。そこにはサオリさんがいて、桜の木の下に立っています。春風が通り過ぎると、桜吹雪が舞い、サオリさんの白い服と黒い髪が緩やかにゆれて、良い感じの風景です。そこで、サオリさんに近寄って、一緒に桜を見上げていると、空をイルカが泳いできました。それも大群。いっぱい泳いできたので驚いてみていると、その中の一匹が私のところにやってきて周りをくるくる回り始めました。
そういえば、だいぶ前にイルカのイギーというキャラを作って癒しに使おうとした時がありました。結局イメージしにくいのでそのままほったらかしにしていたのですが、どうやらこのイルカがその時に名前を付けたイギーのようです。こっちは忘れていたのに、律儀なものです。そしてそのイギーは私としばらく遊んだ後、群れに帰ってゆきました。イルカの群れはそのまま去ってゆきます。
サオリさんに聞くと、ここはイルカの通り道だそうです。坂本さんとかの話で、ヘミシンク中にイルカと出会うとかいう話があったような気がしますが。どうやら本当だったのですね。私はあんまりイルカを神聖視していないので「食っても良いじゃん。」と思っていたのですが、こういう体験をすると、ちょっと鯨肉が食べにくくなってしまいますね。
ヘミシンク中に動物とあったのは初めてでしたね。まあ、貴重な体験でした。

<今日の白昼夢>
本来、見たときにだけ書こうと思っていたコーナーですが、最近こういう風に書きはじめたのでイメージが残るようになってしまいまして、今日もなんらかの白昼夢を見てしまいました。
一応言っておきますが、これは私の創作ではなくて、ぼーっとしているときに見えた夢のようなものです。まあ、インスピレーションという感じですかね。私はちょっと趣味で童話(下手です)などを書いたりしていますが、そういう感じとはまったく異なりますね。私は平和な話が好きなんですが、白昼夢は結構ダークな感じが多いです。で、今日はちょっとSF風なもの。

タイトル:人造人間
そこは未来都市。一台の車が走っています。中には運転席に男性が一人、助手席に女性型アンドロイド(お姉さん系)、後部座席にも女性型アンドロイド(妹系)が乗っています。
「ちょっと眠くなっていませんか?目的地まで運転かわります。」と助手席のアンドロイドが言います。
「ああ、そうだな任せるよ。」といって男性は座席を倒して眠りにつきました。
アンドロイドは車のコンピューターに働きかけて、自在に車をうごかして行きます。そして、男性の眠りがより深いものになるよう、一定の音波も出しています。すると股間のものがだんだん立ち上がってきました。
それを見て後ろの妹系アンドロイドが話しかけてきます。
「ねえ、急ブレーキ踏んだらこの人吹っ飛ぶでしょう?その時に私が股間で立っているものをつかんだら引止められるかしら?」
姉系アンドロイドは、ちょと考えて、
「さあ?私は強度を計ったことないから分からないわ。たぶん千切れるんじゃない?」と言って車の操縦をしています。
「つまんない。でもこれで人間は交尾するんでしょう?硬いんじゃないの?」
すると姉系アンドロイドはちらっと男の股間を見て、
「やっぱり無理よ。」
と言って車のスピードを出し始めます。
「ねえ、ちょっと記録に挑戦するから、道を外れるからよろしく。」
姉系アンドロイドはコンピュータと接続して、近くを走る車の制御をすべて操作して、一直線の道路から車を移動させてしまいました。そして記録を調べます。その記録は、ここの道路で出された最高速度の一覧表。アンドロイド同士で交換するファイルに入っている情報です。人間はまったく知らないのです。
「580キロが最高ね、私は600めざすわ。」
そう言って姉系アンドロイドは車を加速させて一気にスピードを上げます。でも結局560キロしか出ませんでした。
そうこうしているうちに目的地に到着。
「じゃあ、後は駐車場で待っていてくれ。」
と男は姉系アンドロイドに言って、妹系アンドロイドと一緒にその建物に入ってゆきました。このビルで商談があるのです。妹系アンドロイドは秘書です。
姉系アンドロイドは地下に入ったあと、さっきの走りをチェックしています。
「そうねえ、もっと燃焼系をいじってしまわないと600でないわねえ。」
そういいながらコンピュータのセッティングをいじっています。また明日挑戦するためです。

という話。ちょっと機械社会に対する皮肉の入った内容のようですね。ま、下ネタをアンドロイドがするところが面白いかなあと思いますね。実際はこんな風に人間のしらないところで機械は機械どうしで競っているのかもしれません。
解釈はいろいろできて面白いですね。


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