九州から帰ってきてほとんど天気予報を見ていなかったmaru。なぜかというと浜松行きのために週間天気予報をずっと見ていたから「ずっと晴れなんだな」と思っていたから。。。
昨日の夜から結構降っていましたが、朝になっても止む気配はなく、雨なら自転車じゃなくて歩いて通勤だなーとリュックを準備して窓の外を見ると。。。なんだ、風もあるのか。。。とカッパを着る。着替えを持って傘をさして、なんだ土砂降りじゃないかぁと思いながら家を出る。午後知ったんだけど、台風だったんだね
どうりで。。。
で、通勤の話。
家を出て1分も歩かないところにクルミの木があるお宅がある。道路に少しせり出す感じで毎年大きな実ができている。クルミの木を自分の庭に植えたかったmaruとしては羨ましい限り。。。
いつも落ちてないかなぁと思いながら通るけど、今まで落ちているのを見たことがなかった。。。が!ちょうど実が完熟したときにこの風雨。うまい具合に一つ落ちていたのです
クルミは本来カリンをもう少し小さく丸くしたような実の中に、写真のよく見るクルミの殻が入っています。もちろん木になっている状態ではカリン状態の実がくっついています。
でも、今日拾ったのは周りの実の部分は見当たらなくて、写真のものが一つこのパカっと割れた状態で落ちていました。それもまた不思議だったんだけど、割れた断面が二つとも上を向いていてキレイだったので拾ってきました
西洋クルミの殻は簡単に割れるけど、日本クルミの殻はそう簡単には割れません。めちゃくちゃ固いです。それが高い木からアスファルトに落ちて割れたのかしら?木の横にある道路との境目にブロック塀にうまいこと当たって割れたのかしら?
クルミは小学生の頃、ほぼ毎年maru父がどこからかたくさん拾ってきました。カリンみたいなやつをです。で、乾かしてから中の殻を取ってクルミ割り機で割るんだけど、強烈に固かったのを覚えています。小さい頃のmaru家の周りは大きな雑木林だったんだけど、どんぐりはあっても栗はおろかクルミなんてありませんでした。栗を見つけただけで宝物を見つけたような気持ちになる、見つけた者は遊び仲間からヒーロー扱い。そんな時代にあんた、クルミなんかたくさん見つけたら鼻高々です
そんなわけで、maru父がクルミを拾ってくるたびに大喜びのmaruとmaru妹でした。
そんなmaru父が亡くなってもうすぐ15年です。
そのmaru父の誕生日が、なんと今日10/26なのです。
うーん、おもむろに道路に転がっていたクルミ。。。もちろんちゃんと覚えてますよ、ということで拾ったクルミは今、仏壇に供えてあります
車より自転車の方がスピードも遅いし、いろんな景色をよく見ているだろうにと思うのですが、歩くとさらにいろんな発見があります。今日も歩いていてクルミを見つけたり、このお宅に庭にあんなお花が咲いていたなんて発見したり。前も雨の中歩いていたら目の前に八重桜の束が落ちてきたり、プルーンの実を拾ったり(拾ってばっか。。。)徒歩通勤はちょっと時間かかるけど、歩いてしまうと楽しいものです
そうそう、去年拾ったプルーン。今年その実をつけた木は一つも実をつけませんでした。なんでだろう?