おさかな食べたよね？

　

ごはんとお味噌汁をよそって、鮭で朝ご飯を「さあ、食べよう」と思ったら、

お皿がからっぽ・・・「？？」一瞬訳がわからなかったけど、

鮭の切り身が勝手にどこかへ行くはずもなく、

私と犬だけだったのですから、

見張りをしているうちに、味見、そのうちまるごとペロリと行ってしまったに違いない。

「あー!!!　おさかな食べたーっ！！」

と叫ぶと、そのことだけには、触れてくれるな！と言わんばかりに

しっぽをパタパタさせて、機嫌をとろうというのか飛びついてペロペロ私の顔をなめようとします。

それ以来、「おさかな食べたよね？」

と聞くと、身をよじって「お願い言わないでぇ～」と機嫌取りをします。

でも、やっぱり「おさかな食べたよね？」

思い出

20年前にここへ引っ越してきた時は、近くに何もなくて、買い物も、
子どもが風邪をひいて病院へ連れて行くのも車なしではとても不便だった。
最初に団地の中に、スーパー、幼稚園が出来て、次第に病院や消防署が出来、
市民センターには図書室があり、週に2日絵本を借りに行ったり、
評判の本をリクエストもしたり、また、子育て中の母親たちも参加できるような
いろいろなサークルが出来てソフト面でも充実してきた。

気が付くと、近くの田んぼはみな埋め立てられ、数年前には
スーパー、ホームセンターはもとより、ユニクロ、マック、ドラッグストア、ダイソー・・・
ほしいものは何でも揃った、ちょっとしたショッピングセンターが出来た。
おまけに、ゲームセンター、温泉、ボーリング、映画館まで備えた娯楽施設まで隣接して出来た。

3月11日。あの震災で大きな被害が出て、
ショッピングセンターは最近なんとかほぼ元通りに全店営業再開した。
映画館のある娯楽施設だけは、撤退がきまり
大きな廃屋になってしまった。
そして、とうとう取り壊しがはじまった。
シートのすきまから、立体駐車場が無残に半分になったところが見えた。

オープニングの賑わいを思い出すといたたまれない。

最後に観た映画は何だったかなぁ

imitation と artificial

　　
おいしそうな、マフィンミックスですが、
ブルーベリーもブラックカーラントも、ラズベリーも堂々イミテーションと書いてありました。
フレーバーも人工です。買う人の自由ですけどね。
add 1/2cup water　で簡単に出来ましたが、お味は・・・人それぞれです。

秋深し

　　

暑くて暑くてもう涼しい季節は来ないのじゃないかと思っていたけど、
ちゃんと秋はやってきて、枯葉が舞い散っています。
冷たい空気を感じながら、
落ち葉の上をザクザクとお散歩するのはなかなかいいものです。

厳しい寒さを迎えるために冬支度をはじめ、
雪が降り、道路が凍る真冬になると、
芽吹きの春を待って日々暮らす。

そしていよいよ春が来て、新しい一年に希望を託す。

桜が散り、汗ばむ季節になり、ジメジメ梅雨を耐え過ごして
お日様まぶしい夏を迎える。

四季があるって本当にいいなぁ

そんなことをしみじみ思う年齢になりました。