リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

3月の櫛田川1

2016年03月02日 | 櫛田川
春の陽射しが感じられる3月になり,鯉も巣離れから産卵場所を捜し始めるこの時期です。地元の櫛田川の早春ポイントへ、足を運びました.このポイントも30年以上通っているので,毎年鯉が遡上して来る時期も把握できています。

今回もそのポイントへ、鯉が堤防から見えるので,確認のついでに竿を出してみました.水深は1mくらいで水も綺麗なので,鯉の姿が確認できます。メータークラスも確認でき、こんな時期とこんなポイントにも臨機応変に対応することで、鯉釣りの面白さも倍増します。

   
釣り座から離れて車で待機します。まだ風の寒さを感じてしまう今日は、遡上してくる鯉も少なく、期待薄ですが,何匹かを確認できました.

今回のタックルは、
竿:マッドロラゴン 3ポンド 12ft Daiwa
リール:タイドサーフ5000QD Daiwa
道糸:ナイロン4号
ハリ:ダウンアイNO6 EuroCarp オリジナル
レッドコアライン:45ポンド Gardner
オモリ:2オンス インライン Gardner
喰わせ餌:20mm +20mmポップアップのスノーマンのPVAに5粒程の20mm

車では,のんびり文庫本を読んでいます.50歳を超えたら、新しい本を読まずに、これ迄読んで来た本をもう一度読んでみるということを誰かが書いていました.昔読もうと思って読んでいなかった本を思いだして、最近読み始めた「科学と方法」(ポアンカレ著 吉田洋一訳 岩波文庫)、高校時代に読もうと買った覚えが有るものの、読めなくて,ポアンカレの他の本も気になっているなかで、まずこの本だろうと時間を見つけてはゆっくり味わいながら読んでいます。数学を少しは勉強した人なら、知っているフランスの数学者ポアンカレ19世紀から20世紀初頭の数学者で数学が細分化されていく中で,最後の大数学者と言われた彼の随筆ですが、フックス関数のひらめきを感じたときの様子が書かれているところは、数学者がひらめきを感じるのはどういう時かという興味ある記述は、同じフランスの数学者アダマールの「数学における発明の心理」(みすず書房)で詳述されていて、こちらもまた読み直してみようと思う.
訳者の吉田洋一は私の学生時代には、その著書も何冊か買ったものの、読んでいないことしか記憶していない(笑)。「数学序説」(培風館)や「ルベーグ積分」(ちくま学芸文庫)は読んでおきたいと思っています.培風館の本は高校時代に参考書として買った「数学精義」(岩切精二)でその紙の色と印刷が独特で、それまでの本とは違うアカデミズムを感じたものでした。車の中は温かい陽射しを感じて、短い時間なら集中して読めて一息ついた時に、久しぶりのバイトアラーム(デルキム)のわくわくする当たりを知らせる音にネットを持って途中でセットしながら、釣り座へ。スプールからは少しずつ糸が出ています.竿を持つとカカリの木の枝に糸が絡んでいて、ゴリゴリと擦れる手応えが伝わって来ます。少しずつ糸を巻きながら、魚が近づいて来たらカカリから外れるだろうと予想できているので,巻き続けていると、予想通りにカカリからはずれると同時に鯉がその黄金色の魚体を見せてくれました.釣り座と水面が1m程あり、ネットイン後は持ち上げてランディング。このポイントの特徴的な色をした鯉です.85cmですが、この時期から徐々に大型も狙っていきたいものです。

気温が上がって,水温も上がる午後に一気に鯉が遡上してくる時間帯に,願わくは大型が喰ってくれることを期待したいです。釣り時間は午後の数時間だけの短期決戦で狙っていくつもりです。3月一杯がこのポイントの狙い時です。まだ亀も動いていませんが,動き出す時期もすぐそこまで来ています。目撃した鯉の中には明らかにメーターオーバーも数匹いたので、是非それらを狙いたい。次回は期待できそうです。







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