２００７ 夏の事

２００７年夏は皆で過ごせる最後だったんだろうか・・・

おいしい物を食べた　孫を見て笑っていた　海に足を浸けて喜んでいた

千葉県の房総半島は夏目漱石の『こころ』にも出てくる食べ物もおいしくて気候もとってもいい所です

医師が言うような宣告は間違いだったんでは？と思えるような幸せな時間

母は自分の病状を知らない為に　貴重な時間が刻々と過ぎて行くのを黙って見ていていいのか

色々な書物を読みあさり『医者が末期がん患者になってわかったこと　ある脳外科医が脳腫瘍と闘った壮絶な日々　岩田隆信　著』を読んだ時には　

もし知っていたら・・・

自分の病状を知り　同じ病気で闘っている人達のように　もっともっと自分のやりたい事が出来るのでは
という想いが強くなり　母にどう伝えたらいいのか　自分の中で　もがき苦しみ　絶えず葛藤して・・・

何度もきちんと向き合って話をしようと試みましたが　その度に母の取り乱しようが尋常ではない為に　
断念してきました

さっき　かめさんのブログへお邪魔して『病気になったら』という
詩を読みました。。。

涙が止まらなくなりました

今は三女が寝ているので　思いっきり涙を流します。。。

起きている時に泣き顔を見せると二歳だというのに心配してしまうので・・・

それでいつも泣いている暇はないのだと気持ちを切り替えるのです。。。