夜は何回か母の様子を見に行くのですが、夕べ部屋を覗くと、体が落ちかけているので、ヒヤッとして駆け寄ろうとし、よく見ると、父がベッドに添い寝していました。
離婚してから何十年、病状が進んでからの母は特に父を頼りにし、不安な時は、すがるように父を見ていました。
きっと、父の会社の倒産もなく、あのまま普通の生活が出来ていたら、本当は今の二人のような、穏やかな時間がたくさん流れていたのかも知れないと思い、もっと早ければと切なくなりました…
それでも、昔人間で決して手を繋いだり、添い寝などしないような父が母の為に寄り添っている姿に、心の中で「お母さん、本当に良かったね」と呟きました。
僅かな水しか飲めずの状態で6日が過ぎようとしています…
離婚してから何十年、病状が進んでからの母は特に父を頼りにし、不安な時は、すがるように父を見ていました。
きっと、父の会社の倒産もなく、あのまま普通の生活が出来ていたら、本当は今の二人のような、穏やかな時間がたくさん流れていたのかも知れないと思い、もっと早ければと切なくなりました…
それでも、昔人間で決して手を繋いだり、添い寝などしないような父が母の為に寄り添っている姿に、心の中で「お母さん、本当に良かったね」と呟きました。
僅かな水しか飲めずの状態で6日が過ぎようとしています…