塩見まりこの心の扉 diary

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

喧々諤々(けんけんがくがく)

2007-06-08 09:23:13 | 日々の活動

自民党綾部支部の総会が開かれた。「なぜ?今?自民党?」皆さんは、思われるだろう。私も議員になった時に「各政党って何やってんの!」という素朴な疑問??議員活動をする中で少しづつ少しづつ感じてきた。「誰かがやらなきゃ!」と。TVでは、面白おかしく放映しているが、私たち地方議員は必死である。地方の財源だけでは出来ない、市民の声が反映出来ないことがたくさんある。予算書・決算書を見れば、国からの府からの財源という事業が殆どだ。綾部市が単独でお金を出し実施している事業は極わずか。地方分権、地域主権と言うが具体的にどのようなシステムがあるのかを考える。まずは、市長が府や国に言う。次に職員さんが府や国に言う。しかし、これはいつどのようにどういう風になされているのか?みなさんには、よく見えないだろう。そこで一番身近な私たち市会議員の役目はどうだろうか!正直に言うと、4年間の間に国会議員や知事、府会議員の選挙の応援はあった。しかし、当選してからの私たち議員との交流や意見交換がどれだけあったか?皆無に等しい。なんでこんな事にいつからなってしまったのか!という事は、市民の方々は、もっとそうであろう。

自民党員の方は、年に4000円の会費を納めてくださっている。応援しよう!という気持ちからだが実際に自分たちの声がどれだけ反映されたのか。以前は利権や特権みたいのものがあったのか?今の時代そんなものあるわけない。

今日の総会は、様々な意見・質問が出た。総会といえばシャンシャンと終わるのが通例になっている。なんか意見を言うとその人が浮いてしまう。何の為の総会?とよく思う。しまいに「早く終われ!」といわんばかりに押し付ける人がいる。「総会で出す意見ではない・・」と言う人までいる。その人に聞きたい「それなら総会では何を言えばいいの?」と。こんなんではよくなるわけはない。一体誰がこんな形式にばかりこだわったものにしてしまったのだろうか?昔は、喧々諤々(けんけんがくがく)とやったもんだ。とよく言われるが昔から今への流れはどうだったのか?「言っても無駄だから」とよく言う。その体質も変えなくちゃ!「言わなきゃ始まらない」のですから。

具体的に今出来る事は、ざっくばらんに話す機会を増やすことだと思っている。総会では言えないなら、オフサイトミーテイングをとることだろう。※「オフサイトミーティング」とは、様々な職業を持つ人々が仕事の場を離れ、一箇所に集まってああでもない、こうでもないと「気楽に真面目な話をする」場のことで自分の位置(サイト、site)を離れてミーティングすることの中から、職場では出てこない新しいアイデアを見つけ、老化している組織体質の潤滑油として機能させようというのがねらいです。もちろん、組織だけでなく、参加者自身にも新たな刺激が与えられて、その後の日々の仕事への「やる気・やりがい」につながる可能性も大です。

オフサイトミーティングの具体的なルールは次の4点と言われる。
 
・答えがあらかじめ用意されていない(価値観の押し付けをしない)
 
・結論を出すことがノルマ化されていない(まとめることはあえて必要ない)
 
・決まったプログラムがない(進行はあくまでその時の状況しだい)
 
・議論の前に心の枠をほぐす(自己紹介に多くの時間をとる)

行政改革、風土改善としてよく使われています。

【18年12月定例会】《塩見まりこ質問》この点で、私は一つお聞きしたいのですが、職員さん同士のですね、以前もオフサイトミーティングに対して提案をいたしました。こういった実は「先週の日曜日みんなは何しとった」、そういう話を上司が問いかける、「これ行きたかったんやけど、こっちがありましてね、僕はこれ行ったんやけど、こういう大事な講座でしたよ」とかいうような、そういう自由に話ができるような、そんな時間というのがあるんでしょうか、質問いたします。

《答弁》  オフサイトミーティングという形でお尋ねをいただいたわけでございますが、オフサイトミーティングの定義自体もですが、そういう形で実際に庁内で取り組めておるという事例についてはないというふうに把握をいたしておるところでございます

横浜市では、オフサイト・ミーティングを週2回開催し、より多くの職員の意見が引き出せるようにされています。各局区・事業本部において、自主的にオフサイトミーティングが開催できるように、体験者を世話人として養成する世話人養成講座を開催します。

この自主的というのが大事なのですよね。(^。^)私の出来る事は、まずは、議会・議員からです!