塩見まりこの心の扉 diary

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地方を見る・聞く

2007-01-21 09:31:03 | インポート

朝は、家にお客様がありました。昼からは、住民ディレクターフォーラムに顔を出して夕方からのきみっこ少女バレーの書類をつくり、4時に吉美小体育館に行きました。嬉しい事に子ども達は、アタックの練習をいきいきとしていました。バレーボール協会の宇野さんからこれからの少年スポーツのあり方などのお話しがあり、きみっこ応援団と親の会の進めかたについて話し合いをしました。11月から始まった少女バレーもウッすらと形が見え始めてきました。

スポーツ振興は、私の公約でもあります。今日の宇野さんの話で勉強になったのは、子どものスポーツは、体を鍛える、精神を鍛えるという昔の概念ではなく、これからは、瞬時に判断する機能を鍛え、自主・自立出来る、自分で判断し行動することを意義とするというお話しでした。(下記に記載)私は、宇野さんの考え方がこれからは、必要だと一致しました。綾部市体育協会、バレーボール協会に援助をいただきよかった!と思いました。子ども達に必要なのは、指導者ですから。

会議を終え、中央公民館に戻るとフォーラムは終了間際でした。ITワークスが主催し、京都府の職員さんは、裏方にまわり講座を進めてらっしゃたのですが、必ず終わった後にコーヒーとケーキで交流会をされます。私もそれには参加出来たのです。びっくりしたのは、東京から総務省の方が来ていた事です。近畿通信局の方、関東通信局、情報通信連携推進課の方、名刺交換をして話をしていると、なるべく地方に出かけて現場を見て市民の方と話をし、政策を考えるように言われているとの事でした。

6時半に懇親会も終りましたので総務省のおふたりを車で30分ほど案内しました。グンゼさん、商店街、大本さん、本町通り、府道に出て中筋地域に行き駅まで送りました。せっかく東京から来られたのですから綾部を知っていただかなければ(^o^)

それからホテル綾部へ向かいまたフォーラムのみなさんと合流して10時すぎまで意見交換でした。市会議員の活動にビデオを取り入れていって欲しいと言われました。なかなか毎日持ち歩くのが大変ですが、私は、どちらかというとカメラ類は、大いに議員活動に利用しています。今後も努力いたいです。みなさん、睡眠時間を3時間程度というお話が出て、私は思わず、「60歳や70歳になったらガタッときませんか?」と言ってしまいました。「まだなってないからわからない」と言われましたが、私にはとても真似が出来ません。以前から思っていたのですが、この集まりに参加して話を聞くとみなさん睡眠時間が短いようです。夜中の仕事、作業が多いのでしょうね。私は、以前も書きましたが夜中のPC作業はなるべく避けています。どうしてもきりがなくなってしまうからです。それなら、朝方にするのですよね。

地域づくりにビデオを活かそう「住民ディレクター講座」平成19年2月15日(木)里山ねっと綾部にて 10時から4時に開催されます。是非、みなさんご参加を!

その後、参加されていたある方と話し込みました。綾部市にとっても重要な方で私が以前から気になっていた方です。お話ししてお互いよかったと言い合いました。その方は、独りでずっーと悩んでいたそうです。「崖っぷちから救われた・・」という言葉が出るほどでした。追い詰めてしまっていたようです。帰ってすぐ電話をし、相談をしました。相手は、安ちゃんです。今日のフォーラムの内容などについても議論しました。まだまだ私達には、勉強しなくてはいけない、やらなくてはいけないことだらけです・・・・

前文の指導者の思いです(抜粋)
綾部市バレーボール協会常任理事という立場で、皆さんのチームに関わらせて頂きます。 私自身、中学、高校とバレー部に所属し楽しい日々を過ごしました。
 小学生のバレーは、9年前から関わり、福知山の女の子のチームで5年間、現在は、綾部で男の子のチームを4年間指導しています。この間に、多くの小学生スポーツの歪んだ姿に接し、悲しい思いをしました。直接暴力に訴える指導、言葉による暴力などです。
 綾部の少年チームは、そこを修正し本当の意味での「競技スポーツ」の出発点なるよう努力しています。多くのチームが、精神論、根性論に走る傾向がありますが、私は、科学的、合理的に指導しようと考えています。

 技術指導については、マンネリに成らぬ様に、また、強いチームの単なる模倣にならないよう気を使っています。子供たちには、出来るだけ簡単な言葉で伝えようとおもいますが、私の実力では、うまくいかないことも多いのが実情です。
 フィジカル面では、スポーツトレーナー会社(株式会社プロフェッショナルトレーナーズチームです。ホームページ見てください
http://www.pttcorp.com/topics061030.html)と契約し、月に一度の子供たちへの指導をお願いしています。これは、綾部の地にあっても最良のもの、最新のものを提供したいとの思いから昨年の4月より契約しました。と共に、長く続く競技人生において故障などの相談先として期待しています。
初代のトレーナーは現在
柳本ジャパンのトレーナーとして活躍しています。今のトレーナーも本当にいい人で、しっかりした指導技術、理論を持っています。我々も彼女から少しでも多くのもの吸収しようと取り組んでいます。
 スポーツ界では、小学生の6年間は、低学年は「プレ.ゴールデンエイジ」高学年を「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。「ゴールデンエイジ」は、人生で最高に運動神経が伸びる時期です。「プレ.ゴールデンエイジ」は、その準備期間として大切な意味を持っています。
 そんな時期にあるお子さん(低学年)を指導するに当たりご理解いただきたいことを二つお願いします。
 一つ目は、身長の遺伝は40%、運動神経の遺伝は0%だということです。全員が「巨大な可能性」をもった存在です。低学年では、人間の成長過程でまだ発達していない能力が多く見られます。その能力を刺激し、順次開花させる時期です。出来なくて当たり前と思ってください。成長度合いが違う子と比べることはしてほしくないです。全員が等しく持った可能性を信じ、我が子の成長をあせらず楽しみに見守ってください。
 二つ目は、チームの役割、家庭の役割を履き違えないでほしいと言うことです。スポーツは、純粋に楽しむものです。その楽しさを伝えるのは、チームであり我々の役割です。
しつけは、家庭の役割です。挨拶、礼儀。整理整頓等は、私は教えません。教育者でも、人格者でもない、ただの中年には、そこまで、期待されると荷が重過ぎます。ただし、人の話を聞くときの姿勢、仲間に対する姿勢等は、人生の先輩として注意します。
 尚、指導について、疑問、質問、意見有りました「きみっ子応援団」を通じ、何なりおっしゃて下さい。
   綾部市バレーボール協会    宇野 穣