こんにちは
すっかり春らしくなりました。東京地方の桜の開花は28日頃だそうです。
今日は、よろしければ懐かしいイタリアの歌を聴いていらして下さい。
驚くほどポピュラーな曲「オー・ソレ・ミオ(わたしの太陽)」です。
同じイタリア歌曲の「サンタルチア」や「帰れソレントへ」は昔学校で習いましたので日本語の
歌詞を覚えているのですけど、「オー・ソレ・ミオ」はまったく歌えないところをみますと、どうも
習っていないようなのです。
歌えるとばかり思っていたのに歌ってみたら、歌えなかった。
今ごろ気が付くなんて、間が抜けすぎ。(笑)
日本語の歌詞をネットなどで探したのですけど、見当たりませんでした。
日本語訳ならありましたけど。
そういえば、日本語の「オー・ソレ・ミオ」って聴いたことがありませんね。
あります?
非常に日本語歌詞をつけにくい歌なのかもしれませんね。
下手に日本語で歌い換えると、この歌の良さが台無しになってしまう。
それに気づいた賢明な作詞者が作詞することを止めた。
と思うことにしましょう。
この歌は、1898年に作曲されたカンツォ―ネ・ナポレターナ(ナポリ歌曲)なのだそうです。
ナポリで毎年開催される「ピエディ・グロッタ歌謡祭」で1898年に第2位になった曲。
イル・ヴォーロというイタリアの若手三人グループの歌でアップします。
これを歌ったのはたぶん10代の時。現在は21歳~23歳ですけど。
ポップ調の「オー・ソレ・ミオ」になっています。
これなら若い子たちも聴くかもしれないわね。そんな編曲。
日本でも若い歌い手がこんなふうに日本歌曲をうまくアレンジしてやれないものかしら。
以前中島美嘉が「おぼろ月夜」を歌っていましたけど、若い人の感性でとても良かった。
日本歌曲もどんどん忘れ去られていますので。
イル・ヴォーロの「オー・ソレ・ミオ」はYouTubeのアクセス回数が3000万回に近かった
ので、気に入っている人が多いのでしょう。
とってもいいユニットなので喧嘩したり独立したりしないで、ずっときれいなハーモニーを聞か
せてね、と言い聞かせたいような三人組です。
下に日本語訳を入れました。意訳と書き添えてありましたので、大体こんな意味の歌詞という
ことでお読みになってください。
≪オー・ソレ・ミオ(僕の太陽)≫
素晴らしきかな 太陽輝く一日
嵐の後のさわやかな空気
そよ吹く風 新鮮な空気
素晴らしきかな 太陽輝く一日
もっと美しいのは
もう一つのぼくの太陽
君の瞳に輝く僕だけの太陽
君の瞳に輝く
君の瞳に輝く