イル・ヴォーロの歌「サレンダー」「帰れソレントへ」

2018-05-13 21:51:48 | 音楽(音楽動画・コンサート・オペラ) 

 

  こんにちは。

  今日は日本列島はどこもかしこも雨が降っているようですね。

  緑がしたたるような五月の雨です。今まさにさみだれ中。

 

  アルザス地方が終わったところで、アルザスの挿絵画家「アンシおじさん」の絵や装飾の吊り看

  板などをご紹介したいと思って調べていたのですけど、もう少し時間がかかりそうです。

  申し訳ありませんが、いましばらくお待ちください。

 

  今日は久しぶりに、イタリアの三人組イル・ヴォーロの歌動画を最後に載せますので、ぜひ聴い

  ていらして下さい。

  羽生結弦選手がエキシビジョンで踊った「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」(スワン)をお聴きに

  なったかたは、今回の動画はちょっとイメージが違う、と思われるかもしれません。

 

  曲は皆さんご存知の「帰れソレントへ」のエルヴィス・プレスリー・バージョンで「サレンダー」

  (Surrender)という曲。(降参するとか明け渡すという意味)

  1960年、プレスリーが「帰れソレント」に全く違う英語の詞を付けて歌い、全米一位の大ヒット

  になった曲です。

 

  イル・ヴォーロの歌は、軽快なアメリカン・ポップスの「サレンダー」をパフォーマンスたっぷり

  に歌い出し、途中、気が付けばいつの間にかナポリ歌謡の「帰れソレントへ」に入れ替わっていて、

  歌詞も英語からイタリア語(ナポリ語)に。

  しかも「ソレント」の歌詞は1番2番とフルで歌い、最後にまた「サレンダー」のフレーズが入り、

  「ソレント」のフレーズが入って「サレンダー」のフレーズとめまぐるしく。

    

  ちょっとしたイリュージョン。わたしは一体何の歌を聴いたのだろう?

  もしかしてアメリカとイタリアの二曲を聴いてしまったのかしら、という楽しい動画です。

    

  「Torna a Surriento」(帰れソレントへ)は、心変わりして去っていった恋人にソレントに帰って

  きてほしいと、男性の切なる思いを謳い上げているのに対して、「Surrender」(サレンダー)の

  ほうは、「抵抗するのは諦めて貴女の愛を僕にください。降参して」と歌っています。

  二つの内容はまあ・・繋がらなくもないのですけど。

  コンサート会場はイタリアのどこかのArena、遺跡の円形闘技場のようです。

  

  「帰れソレントへ」は、1902年に時の首相をソレントに迎えるに当たって、市長が麗しいソレ

  ントを売り込むために歌を作りたいということで、作詞作曲を依頼して作った歌だそうです。

 

 

     
                     https://youtu.be/3-q8bxteBjs    

                                                                                                                                                                      

                           ソレント(南イタリア)  

           

    

  下にエルビス・プレスリーの「サレンダー」のほうも載せてみましたのでよろしければお聴きに

  なってみてください。1分54秒の短い歌です。

  プレスリーの歌って、お聴きになったことがあります?キング・オブ・ロックンロール。

  なんとわたしは、意識的に聴いたのは今回が初めてでした。あんなに有名な歌手なのに!

  ↓ただ、このゆるいバックコーラスはいただけない。これなら無いほうがいいかと思う。                         

              

         

 

 

                               

  

   

 

 


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