震災から一年経ちましたけど・・

2012-03-14 21:55:11 | 日記

 

 

  こんにちは。

  東日本大震災から一年が過ぎました。

  今日もテレビでやっていましたけど、例えば被災地のがれきの山積一つをとっても、一年経って

  も全体の6パーセントしか処理できていないというのはどういうことなのでしょうか。

  特に福島県は、放射能汚染の危惧もあって他の地方自治体もがれきの受け入れには尻込みし

  ているようです。

  海にも埋め立てられない以上、これはもう国がトップダウンで指示をし、山奥の国有地にでも運ぶ

  しかないのではないでしょうか。

  どこの地方自治体も、痛み分けで少しづつ引き受け合う覚悟をするしかないと思いますが。

  震災後が遅々としてこんな状態で放っておかれるのでは、これから先原子力発電所を引き受ける

  自治体も無くなってくるでしょう。住民の反対というのは生易しいものではないでしょう。

 

  大量の電力は、今の技術では残念ながらまだ原子力発電に頼るしかないのですから、政府も早

  く事後処理をし、国が守っているという安心を見せなくてはならないところなのに何故それができ

  ていないのでしょうか。

  先のことは考えておられないようにお見受けしますが。

  まさか、ご自分が職責にある間だけを何とかやり過ごせばいいと思っていらっしゃるのでは?

  それとも原子力発電をやめて火力発電に戻すおつもりですか。

  日本が火力発電に切り替えたとなりますと、当然アラブの原油や天然ガスの価格は高騰し、電気代

  が現在の倍額になり、しかも常に安定して電力が得られるという保証もありません。

  日本は工業製品と技術の輸出で成り立っている国ですから、電力が値上がりし、しかも供給が不安

  定になったらこの国がどういうことになるか想像に難くありません。

  電力はわたしたちの生活の基礎ですから、生活に関わるすべての費用も値上がりするでしょう。

  病人はなかなか手術も受けられない、弱者に食料が届かない、子供のミルクも高くて満足に与えら

  れない。ちょっと節電くらいで済む話ではありません。

  風力発電は、現在の技術ではまだまだ問題があり、よりいっそうの技術の発展を待たなくてはなら

  ないと聞きます。    

  

  野田総理も、ご挨拶はお上手のようですけど、公約違反の増税以外は何も決められなくて終わる

  総理大臣になるおつもりでしょうか。

  こんな時に、総理ご自称の「ドジョウ」のようにのろのろぬるぬるでは困るのですけど。

  お人柄がいいだけの総理大臣はもうたくさんです。

  実行力のある総理大臣を望みます。

  一年経って被災地の、しかも原発を引き受けている被災地のこの現状を現内閣のかたがたはどう

  考えていらっしゃるのでしょうか。

  野田総理大臣の今後の奮起を期待したいと思います。

  すべてはあなたの責任の上にあるのですから。

 

  ニューヨークのブログ記事を書いている最中に、被災地のひどい現状に腹が立ってきて、この記事

  のほうを優先しました。

  この3月11日には、わたしも或る一周年追悼コンサートの会場で14時46分に会場と共に黙祷  

  を捧げましたが、亡くなられたかたがたは、復興の進まないふるさとの現状にどんなお気持ちで

  らっしゃるのか・・ 

  被災地を早く復興させるには、多少独断でも国がトップダウンで主導して処理してゆくしかないと

  思います。

  阪神淡路大震災の時とは、抱えている問題が根本的に違います。

  

  先ほどPM9時5分にまた地震がありました。茨城県霞ヶ浦のあたりが震度5強だそうです。

  最初は結構大きな縦揺れでしたので緊張しました。

  縦揺れは危険ですので、特に気をつけましょう。

 

                      

  

  

  

  

  

  

  

  

   

  

   

 

 


最新の画像もっと見る