今晩は
いよいよ平昌オリンピックへ向けて、前哨戦のグランプリシリーズが10月20日のロシア大会
から始まります。
フィギュアースケートのファンとしては今からドキドキ。
やはり気になるのは、羽生選手の連覇。きっと大丈夫、と思いながらも。
今日、カナダで「オータム・クラシック2017」が開かれ、羽生結弦選手がオリンピックに
用意したプログラムで滑りました。
まだネットやTVではショートプログラムしか観れていませんけど(フリーは24日)素晴らしい
完成度!
112.72点という高い得点で、自身が持っている世界最高得点の更新です。ホッとしました。
これならオリンピック連覇はいけるのでは?
これからまだまだ念には念を入れてディテールの隅々まで磨きをかけ、見たこともないような
美しいスケートを完成させるつもりなのでしょう。
今日の演技でさえも、「完璧」と世界で驚嘆されているのに。
羽生選手はいったいどこまでゆくのでしょうか。
インタビューの表情も引き締まった、雑念を払った、いい顔になっていました。
わたしは時々、羽生選手の身体が氷上ではなく宙に浮いて見えることがあって。
まさかそんなことがあるはずはないのだけど。
オリンピックのプログラムはショートもフリーも以前踊ったことのある曲。
ただし、四回転ジャンプなどの技術的な難度はさらにグレードアップさせて。
ショートはショパンの「バラード第1番」、フリーは映画「陰陽師」から「SEIMEI]です。
前回の「バラード第1番」は忘れられない美しさでしたけど、時間があればもっと完成させる
ことができるのではないか、それを見てみたいと思っていましたので個人的にはとても嬉しい。
そして前回の「SEIMEI」は人間の踊りではない、まるでCGのような正確さでした。
以前踊ったことのあるプログラムをもう一度演じるというのは、さらに磨きをかけて最高の演技
を創り上げて残したい、と思っているからでしょうし、絶対に金メダルを確実にしたいとも。
最高のものは出来上がりつつあります。
今回のショートプログラムの動画は、まだ競技会も終わっていないのに、ここに引用することは
できませんので、↓下のYouTubeで是非ご覧になってください。凄いです。
↓下の動画は、世界中のフィギュアースケートのファンを魅了した2016年エキシビジョンでの
羽生選手の演技。話題作です。
サンサーンスの「白鳥」を編曲した「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」(歌はイル・ヴォーロ)。
各エキシビジョンで何度か踊っていますけど、わたしはNHK杯のエキシビジョンの演技がいちばん
良かったと思いましたので、それを選んで引用させて頂きました。
あと5か月。今までのオリンピックとは違った意味で、平昌オリンピックが楽しみ。