母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

お金の管理

2020-07-20 11:12:57 | 日記
土曜日
届いているはずの
薬の仕分けをしに
実家に行く予定をしていたが
9時くらいに行こうかなと思いつつ
のんびり朝を過ごしていた
私のところに
8時に母が来た

休みの日の朝
旦那様も
めずらしく布団でゴロゴロしているときの
母の突然の乱入で
驚いていた

「後で薬の仕分けをしに
そっちに行くから
家で待ってて」
と言うと帰っていった

9時半くらいに
身支度を終えて実家に行くと
母がいない

GPSで確認したが
近くにいるようだ
そのうち帰ってくるかと思い
薬の仕分けをし始めると
子供たちから立て続けに電話がきた

「あーちゃんうちに来てるよ
おかあさん探してる
銀行行った帰りに寄ったって言ってる」

「わかったよ」
と言って電話を切ったが
イラッとすることだらけ

母が実家に戻って来て
「銀行に行ってきた
財布見たらお金がなくて」
と言う

「お金がないって
そんなにお金使ってるの?
先月の25日に生活費として7万円
あったよね?」
そう投げ掛けても
節約しようという観念もなければ
使いすぎてるという自覚もない
最後には必ず
「いいじゃない❗別にお金がないって
あんたにお金かしてほしいって言ってる訳じゃないんだから❗ほっといてよ❗
とキレる

そうなってからじゃ遅いと思うが
話の通じない人に
これ以上言っても仕方ないので黙った

ただその後
母がうれしそうに
「おかげさんと、お金に不自由しなかったからよかったわぁ」
なんて言い出したから
もの申しておいた

「マンション買うから
大学行くのはやめてほしいとか
言ってたくせに
そんな風に言われるのは納得できない
私たちが大学行かなかったから
お金に不自由がなかったんでしょ?」

と言ったらさすがにちょっと小さくなって
「ごめんねぇ
と言っていた

すぐ忘れちゃうのに
私も
何をむきになっているんだか

薬の仕分けを終えて
冷蔵庫をまたチェック

回鍋肉はちゃんと作ったのか
はり紙も材料も
なくなっていた

ずっとたまってて
増える一方の
ニンニクとしょうがの整理をした
母に聞くと
使っていない自覚もあるようだ
それならばと
1~2個ずつ残して
後は私が持ち帰ることにした
各20個くらいは余裕であった

母の部屋のお酒はどうなったのか
確認すると
また増えていた


前にもらってきた分と合わせると
こんなにあった
きざみのり、マヨネーズや片栗粉シリーズもある




私はお酒好きだけど
旦那様が飲まない人なので
うちではあんまりお酒が消費しない
料理酒で使う程度なので
いつなくなるのかなぁ?

片栗粉ものりも
使いきれる気がしない

まだまだ切り込まなきゃ
いけないところが山盛りだけど
これだけでドッと疲れて
またしばらく放置

できるなら
銀行の暗証番号と
「これを買っておけばなんにでも使える」
という使えないのに思い付いてしまう
身に付いた固定観念を
早く忘れてほしいと
思ってしまう

味噌も減ってないのに
毎日味噌汁は作ってると
言い張る母に
ちっとも優しくできない私は
鬼娘なんだろうなぁ




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