井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

「親日詐欺師」と呼ばれる光栄

2018年12月06日 | 歴史・政治

この間、国家規模のあるプロジェクトの委員会発足式に出て、
衛藤 晟一議員をお見かけし、ちょっとした用もあり、
帰りに自己紹介兼ねてご挨拶しようと
お探ししたのだが人混みにまぎれ見失い、ところが
呉善花さんと帰りの玄関でぱったり遭遇。
ご縁なのだろう。

その呉善花さんが、どなたかを相手にこんなことを
動画でおっしゃっているのを見た。

「謝ったら負けだから最後まで頑張る。謝ったら永遠に謝り続けなきゃならない。日本は謝ったらスッキリと水に流すが、そういう発想がない。謝った、認めたなら永遠に責任を持ち続けろとなる。韓国人の性格。日本との関係も同じ」

韓国では「親日詐欺師」と謗られている呉善花さんのこの言葉にさぞ、韓国では
罵りの言葉に満ちているだろうと、ネットで拾ってみたら意外なことに、
同意の意見が多かった。反日教育に麻痺した人ばかりではないらしい。

徴用工という名の、実はほぼ高給に惹かれ応募したに過ぎない人たちなのだが、
韓国の最高裁は、賠償命令の判決を出した。

文在寅大統領は「司法判断を尊重する」として他人事めかしているが、
裁判官全員が文在寅大統領の任命ではなかったか?

歴史問題と経済問題は別として、日本とは「未来志向」で
円滑に付き合いたいという大統領の虫の良い発言に流石に
日本の政府も、あり得ないと斬って棄てているのだが、
報道で二つ見かけたのだが、そんな韓国への日本の冷淡さを
外務省は、はらはらしているとかで相変わらずである。
全員がそうだとは思わぬけれど、歴史的に醸成されて来た
体質というものはある。

得た情報に間違いがなければ、フランスの日産乗っ取りに
対抗するにあたって、政府はあてにならない外務省を使わず、
経産省を使った、と聞く。

GHQの日本弱体化政策に尾を振り従った人たちが出世階段を
上がって来たその伝統が今も残っているのだろうか、外務省。
当時、愛国者は軒並み追放の憂き目にあっている。

ユネスコ登録の時もそうだったが、外務省の伝統体質である、
なまあたかな緩い姿勢が私は歯がゆくてならない。

政府も冷淡に突き放すだけでは、どうにもならない。
具体的な形で、意志を毅然と示して欲しい。

感情的なことだけで口走るなら、「ペルソナ・ノン・グラータ」を
用い、駐日韓国大使を追い払って欲しくなる。新しい大使が
来たら、また「日本には好ましくない」大使であるとして、
「ペルソナ・ノン・グラータ」を行使する嫌がらせ。

接受国(大使受入国)が、その大使を受け入れがたいとして離任を求めるのが
ペルソナ・ノン・グラータであり、最近では今年3月にマレーシアが
北朝鮮大使に対して「ペルソナ・ノン ・グラータ」の該当人物として
48時間以内の国外退去を求めた。

日本が今、これを行使するのは現実的ではないのだが、先に
記したように韓国人のビザ無し来日の禁止、食品の
輸入禁止ぐらいはやって欲しいと思う。
芸能人を含めて、反日言動がある人物は入国拒否。
韓国がやすやすと日本人にはやって来たことではないか。
呉善花さんも、祖国の親戚の結婚式に出ようとして
空港で止められた。
特別永住資格の洗い直しで、制限を設けるべきという意見もある。

言っても詮無いことかもしれないが、日韓交渉における請求権については
「個人への支払いは韓国政府の手でする」と主張したのは他ならぬ韓国である。
韓国政府も今までは、個人の請求権を含めて解決済みだとして来たのだ。
それをまた、テーブルをひっくり返して、「謝れ、金寄越せ」と喚き立てる。

呉善花さんのおっしゃるように、韓国相手は永遠の負の連鎖である。
連鎖はやられるほうが断ち切るしかない。
韓国には、国際条約も国際法もないのだ。そのことに、他の国々も気づき始めている。

文大統領は、世界に向けて北朝鮮への制裁緩和を呼びかけ、国内では
目先の人気維持に日本を悪者にし続けていればいい。それが韓国の
正しい大統領の姿であるのなら。世界はいずれ真実を知る。