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ひとねむり

政治、経済、社会問題、ドラマ、綾瀬はるか(笑)と、全くとりとめがないBOOログです。ブーブー♪

北朝鮮金総書記が脳梗塞?-またまた健康悪化説

2008-09-10 00:24:51 | 政治

皆さん、こんばんは。

いかがお過ごしでやんすか。

さて、北朝鮮の金正日総書記が脳梗塞で倒れたのではないかという報道が一部でなされています。

金総書記については、『すでに死亡していて、北朝鮮は実は集団指導体制に入っており、現在の金総書記は影武者だ!』なんていう凄い説もあるようですが、今回、再び同総書記の健康悪化がささやかれているのは、北朝鮮の建国60周年記念の軍事パレードの閲兵式に、金総書記が姿を見せなかったことが原因だそうです。

金総書記が糖尿病で心臓に疾患があるのではないかという報道は以前からなされており、健康悪化説も再三流れているので、冷静な観測が必要でしょう。

しかし、今後の動向には注視したいと思います

 


また政権放り出し-福田首相突然の辞任表明~瓦解する国『日本』

2008-09-01 22:18:13 | 政治

本日(2008年9月1日)午後9時頃から、福田首相が緊急の記者会見をするとのニュースが流れていましたが、本日午後9時30分、福田首相は官邸で記者会見し、正式に首相を辞任する意思を表明しました。


う~ん、また政権放り出しか…。


だったら何で内閣改造なんかしたんでしょうね?


何でもかんでも民主党が反対して何も決まらず、決めるのに時間がかかりすぎるなんて民主党を批判していましたが、参議院で野党が多数を占めるという、いわゆる衆参ねじれ国会なんて、首相就任時から分かっていたはずのこと。今更、そんなことを言ってもね~。


それに、首相が変わって陣営を整えれば、9月12日からの臨時国会等、国会運営も変わってくるというようなことも述べていましたが、誰が自民党の総裁になっても、『ねじれ国会』状態が変わるわけじゃないし、そんなにうまくいくんでしょうか。


しかし、誰がやっても同じと申しますけど、本当に何の成果もなかった政権でしたな~


トホホですな(泣)


またまたまた(!)疑惑?-もういい加減辞めたらどうすか?

2008-08-30 23:28:30 | 政治

8月終わりになって、雨が酷いですね。

被害に合われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

それにしても天候も酷いけど、相変わらず政治の世界も酷いですな~

自分の秘書の自宅に政治資金管理団体の主たる事務所を置き、多額の事務所費を計上していたことから、不明朗な政治と金の疑惑が浮かびあがった太田農水相。

領収書の束を釈明会見で自ら掲げて見せ、一応疑惑を晴らしたかのように見えたのもつかの間(でも、人件費とかは明らかにしてないし、事務所費の金額の割には領収書の量が少ないように思うのは私だけでしょうか?)、今度は政党交付金から給料(笑)をもらっていたのではないかという疑惑が…。

そのからくりはこうです。

太田氏の選挙区の自民党支部が、太田氏の親族が経営する会社に家賃を支払っていたんだそうです。

これだけでも変なんだけど、太田氏は農水相就任直前までその親族企業の顧問を務め、報酬を得ていたらしいんですね。

つまりお金の流れを見ると、国→政党交付金→自民党支部→太田氏の親族企業→顧問報酬→太田氏ということになり、政党の政治活動のために活用すべき国民の税金から支出されている政党交付金が、実質的に太田氏の生活資金の一部になっちゃっていたということ。

太田氏も国会議員であり、議員としての歳費をもらっているんですよね。

それに加えて、政党交付金!

幾らなんでも

普通の国なら暴動が起きます。絶対に。

トホホ…


またまたインチキ~『秘書宅に事務所費計上2年間で約2000万円』

2008-08-26 12:04:05 | 政治

皆さん、こんにちは。今日も雨降りですな。


さて、またまた政治家の事務所経費のインチキ計上が明るみになりました。


騒動の主は、『レイプする人は元気があっていい』(!)とか『消費者がやかましいから、食品行政を厳しくやらないといけない』など、数々の暴言を残し、政治家としての基本的資質に問題があると評さざるを得ない、太田農林水産大臣


各種報道によると、太田農水相は、自分の秘書宅を事務所として届出をし、2年間で約2400万円もの事務所費を計上していたことが明るみになったそうです


自分の秘書の自宅に事務所を置いて、秘書に賃料を支払っていたとでも弁解するんですかね。


幾らなんでも(笑)


しかし、太田農水相は『レイプする人は元気があって良い。』などと放言するなど、政治家以前に規範意識に問題があるのは明白なので、こんな人を閣僚に任命した福田首相の責任もきわめて重いと言わざるを得ません


本当にこんなんで日本は大丈夫なんでしょうかね。


本当にトホホです(泣)


『漁に出たいんだ。何とかしてくれ!』-漁師さん達のストライキ

2008-07-16 18:05:15 | 政治

皆さん。こんばんは~。

『暑いというから暑くなる』というのは一理あると思うのですが、それでも、暑いものは『暑い~』

ていうか、もう本当は梅雨明けているんじゃないですか。気象庁が発表しないだけで。

なんか、日本の四季って確実に変わっているような気がするんでやんすが、皆さん、どう思われます?

昨年は6月は幾らか雨が降ったような記憶があるんですが、今年は少なくとも関東地方ではちょっとしか降らなかったし、7月になると、雨の予報でも、ほとんど降らないですもんね(もっとも、今週末の連休は豪雨の危険があるらしいですけど)。

なんか不気味だな~

さて、話しは変わるんですけど、昨日は漁師さん達が全国一斉休漁という、異例の『ストライキ』に突入

漁師さん達は本当に漁に出るというか、魚を取るのが好きな人たち(そうじゃきゃ、あんな危険と隣併せの仕事できないですよね。イージス艦やら潜水艦にぶつかられたり、当て逃げされたりすることも現実に起こっているわけだし)だから、『一斉休漁』というのは本当に苦渋の選択だと思います。

では、彼らは『スト』で、一体何を訴えているのかということなんですが、漁船の燃料である重油(A重油)が値上がりしすぎて、漁に出ても、ちっとも利益にならない。

それどころか赤字になってしまい、生活ができず、このままでは日本の漁業が滅びてしまう

だから、重油値上がり分を国が直接填補(補償)して欲しいということなんですね。

う~ん、気持ちはわかるし、本当に日本の漁業が滅んでしまっては困るのは重々分かるんですけど、特定業種だけについて国による補助というか補償が今回の場合できるのか疑問です(スマンです)。

だって、重油や原油値上がりで影響を受けている業界、しかも死活問題にもなっている業界って他にもたくさんあるわけでしょ。

ですから、漁業関係者に直接補償するなら、『ウチも補償してくれ~』という業種が次から次に殺到して、収拾がつかなくなるんじゃないかな…

それに、一般国民だって、例えば自動車がないと生活ができないような環境にある人は、ガソリン代があがっているから『補償して』とか『減税して』っていうことになりませんかね。

結局、お魚の値段を上げて、消費者に転嫁するしかないんじゃないですかね。

大量生産でコスト削減がある程度可能な電化製品とかの工業製品とは違って、魚等の食品の場合、収穫というかとれるかどうか自体も元々不安定なんだから、おいしくて安全で、かつ『安い』なんていうものは、そもそもありえないと思うんですよ。

勿論、魚の値段が上がれば一時的に消費が落ち込むかもしれない。

でも、養殖物や冷凍物ばかりじゃ納得できない人や、魚好きの人は、日本近海で取れた魚を最終的には買うんじゃないでしょうか。多少高くとも。

それに、今の自民党政権には、特定業種への直接補償はできないはずです。

私、聞きましたよ。ニュースで伊吹『ゴーマン』自民党幹事長が、講演かなんかで次のように発言しているのを。

『民主党の農家に対する所得補償制度は選挙対策のためのバラ撒きだ。そんないい加減な政党が政権をとったら日本はだめになる。』

私は別に民主党が主張していることが全面的に正しいとは思いませんけど、自分達は今まで散々、バラ撒き政治をやってきておいて、『よくいうよ』(笑)と思いました。

それほど言うんなら、今回の漁師さんの訴えも却下して、絶対原油高に対する国による直接補償はしないんでしょうね、伊吹さん

国民は皆、見張ってますよ


『もともと日本の扱われ方はその程度!』ー民主党小沢党首激烈発言。

2008-07-13 22:09:10 | 政治

皆さん、こんばんは。今日も暑かったですね。

熱中症というのは、気温の上昇もさることながら、湿度が高くなって発汗作用が悪くなり、発汗の際の気化熱で体温が下がるという人間の体温調節メカニズムの働きが阻害される結果、熱が体内にこもることも原因とされているようです。

つまり、条件によっては、屋内にいても熱中症になることも十分にあり得るわけで、お互い気をつけたいものです。本当に暑すぎ

さて、このような猛暑でヒートアップしたわけではないんでしょうが、日本テレビ系列やTBS系列の動画配信ニュースによると、民主党の小沢党首が、いわゆる小沢政治塾の講演で、北朝鮮による日本人拉致問題にかかる日本政府や、テロ指定国家解除手続きに入ったアメリカ合衆国ブッシュ政権を激烈批判。

曰く、

『拉致の問題は決して忘れませんなんて(ブッシュ大統領に)適当なことをいわれてね。』『忘れてないどころか(日本人拉致問題は)最初から(アメリカの)頭に入っていないんですよ。』

これには、小沢氏一流の毒舌がまた始まったのかという感じで、聴衆から一瞬笑いがこぼれましたが、次の瞬間、聴衆を睨み付けているかのようにも見える表情での、語気鋭い発言で会場は静まりかえりました。

『その程度なんですよ!日本の扱われ方は。』『日本は金がなくなれば、世界の誰からも見向きもされなくなる。』

う~ん、小沢氏自身も認めるように、なんだかんだいってもアメリカは日本の最大の同盟国であり、アメリカと決定的に対立してしまうのは、間抜けと言わざるを得ません。

しかし他方で、はっきり言って日本以外の6カ国協議参加国が、いかにリップサービスしようと、日本人拉致被害者やその家族のことを真剣に考えているとは残念ながら思えません。

加えて、6カ国協議では北朝鮮の核施設の無能力化に一定のプロセスを開いたとはいえるものの、北朝鮮が保有する重大な脅威である弾道ミサイル(最近、イランで発射実験がなされた弾道ミサイルは北朝鮮から購入したものです。北朝鮮の弾道ミサイル技術は一定以上の水準にすでに達しているのです)や核兵器についての解明は期待しがたく、日本の首都東京は、750kgの核弾頭を搭載可能といわれる北朝鮮の弾道ミサイル『ノドン』の射程距離内というのですから、ほとんどブラックジョークに等しいです。

北朝鮮による拉致問題は日本国の主権侵害であり、明確な人権侵害であってきわめて悪質な犯罪行為です。

6カ国協議に多くを期待できない以上、日本としては、6カ国協議でこれ以上悠長に時間を費やしている暇はないのでは?

6カ国協議からの離脱というドラスティックな選択は、北朝鮮を利するだけという見方もありますが、北朝鮮は、韓国の民間人を射殺しておいて、責任はすべて韓国側にあると居直るような国であり、通常の手段で対応できる相手ではないと思います。

日本国としては、北朝鮮との2国間での交渉に軸足を移し、拉致問題の解決がなければ、人道支援を含めていかなる支援もあり得ないということを明確に示すギリギリの時期に来ているんじゃなでしょうか。

拉致被害者の家族の方にはご高齢の方も多いのですから…。

日本は主権国家なんでしょ?政治家の皆さん。


『口下手な言い訳の天才?』-暴言元大臣、1億円の借り入れ申告せず。

2008-01-01 23:20:58 | 政治

皆さん、こんばんは。


新年1日目、如何お過ごしですか。


さて、『(広島や長崎への原爆投下は)しょうがなかった』という暴言(これは、失言というレベルの問題ではないと思います)元防衛大臣が、知人から1億円もの資金を無担保で提供を受けながら、防衛大臣在職時の資産公開書に、この不明朗な資金について記載していなかったことが判明したそうです。


各種メディアの取材に対して、この暴言元大臣氏は、『(1億円は)借りた金だった。借りた金のうち8500万円は、自らの会社を通じて、第三者に貸与。担保もとっている。この第三者が土地を買う予定だったがキャンセルになったので、自分が土地を買うことになった。その土地が売れたら全額貸主に返済しようと思っている。』と、防衛大臣を辞職に追い込まれたときの会見では、自分が口下手なので、言葉が足りなかったと『しょうがなかった。』発言を弁解していましたが、今度も随分饒舌に弁解しています。


無担保で1億円も貸しますかね。幾ら相手が政治家でも。


だって、この貸し手とされる人は、都内の福祉用品販売会社の監査役らしいですから。


自己資金なのかな?


もし会社のお金だったら、取締役ではないから微妙ですが、監査役も会社に対して善管注意義務を負いますから、あくまで一般論ですけど、背任罪に該当する可能性もありますしね。


そして、メディアから『なぜ資産公開報告書に記載しなかったのか?』と問われた暴言元大臣氏は、『(第三者が実質的な借主で)自分が実質的な借主でないから、記載しなかった。』『(借り入れは防衛大臣就任前のことなので)閣僚の資産報告の取り決めには抵触しないと思う』ですって。


消費貸借契約の借主って、名義人ではなく、金銭の実際の使用者で決まるんですか?


幾らなんでも…(笑)。


マスコミの皆さん、徹底的に検証すべきなんではありませんでしょうか。


 


『勝手に選ぶ政治家お馬鹿発言大賞』-失言・暴言なんでもあり。

2007-12-23 21:07:59 | 政治

皆さん、こんばんは。


しかし、今年もいよいよ残り1週間ちょっとですね。


別に、年の瀬だからっていって慌てる必要もないと思うんだけど、なんだか慌しいですのぅ~。


ところで、特に近年、政治家の発言の重みがなくなり、自分の立場が全く分かっていないというか、なんでこんな人が『選良(せんりょう)』と呼ばれる国会議員なのか、あるいは、閣僚なのか、はたまた総理大臣なのかと考え込んでしまう暴言・失言が続いていますが、今年も色々な政治家センセが数々の迷言をぶちかましてくれましたな~。


もう数が多すぎて全部挙げきれないので、思いつくままに順不同で書いときますので、『お~い、manbowhamamatsu!俺の迷言が落ちているぞ。』っていうお怒りのセンセはコメント欄に書き込んでおいてくだされば、追加しますので、お気軽にどうぞ(そんな人はいないか。笑)。


まず、なんと言っても問題発言のコンビニエンス・ストアといえば、鳩山邦夫法務大臣でしょうな。


『死刑執行については、法務大臣が責任をおっかぶらなくていいように、ベルトコンベアーといってはなんだが、乱数表だかなんだか分からないけれど、自動的に執行できるような制度が望ましい。』と、死刑オートメーション発言が炸裂


なんだか、かのナチスのユダヤ人絶滅のための『最終解決』を彷彿とさせますね。こえ~。


更に、この方、色々と顔が広いようで、外国人特派員協会の講演で『私の友人の友人がアルカイダなんです。』とか『バリ島でのテロの際には、中心部に近づくなと警告を受けておりました。』と発言して、世界を震撼させてくれました。


そりゃそうだよね。


後で『舌足らず。』だったって訂正したものの、このときの発言を前提とする限り、日本国の法務行政のトップにたつ人が、事前にテロの計画を知っていて、何らテロを防止する手立てを取らなかったというように聞こえますからね。幾らなんでも酷すぎる。


福田康夫首相も凄かったですな。


年金名寄せ問題で、結局来年3月までに名寄せが完了できないことが判明すると『来年3月までに名寄せを完了するなんて公約したかな?』ですって。


トホホ。インチキ改革者小泉元首相が勤務実態がないのに厚生年金に加入していた問題を追及されるや、『人生イロイロ。会社もイロイロ。社長もイロイロ』などのトンデモ弁明をし、赤字国債は30兆円以下に抑えるという公約を守れなかった点を追及されると、『この程度の公約違反はたいしたことではない。』と逆切れ。


どうやら、自民党でいう『公約』というのは、公の場における国民に対する約束ではなく、単なる努力目標か、それ以下の記憶にすら残らないものなんでしょうな。


年金名寄せ問題と言えば、舛添厚生労働大臣。


『来年3月までに名寄せを完了させる。』『最後の一人、最後の一円までお支払いする。』と大見得をきったのに、結局不可能であることが判明し、その責任を追及されるや、『どの人が厚生労働大臣をやっても結果は同じだった。』とか見事なまでの開き直り。


薬害C型肝炎問題でも『(被害者全員一律救済のために)後、1日待って欲しい。』とまたまた掛け声だけは凄いんですが、1日待ってみると、被害者の全員一律救済は実現せず、東京地裁が国等の法的責任を認めた期間(たったの1年程度)に血液製剤『フィブリノゲン』を投与された原告に対してだけは、法的責任を認めて和解金を支払うものの、その期間をはずれる原告に対しては、原告団が創設する基金に30億円支出するから、後は勝手に原告団で分けてくれという趣旨の発言をして、原告団の神経を逆なでし、それでも『これが政治決断だ』と強弁する。


凄いですな~。さすがに、ちゃんと年金保険料を徴収していた市町村についてまで、『市町村は信用できない。』と発言し、市町村側から抗議されると、『小人の戯言にかかわっている暇は無い。』と発言する人だけのことはある。


この『小人発言』に対して再度市町村から抗議が来ると、『馬鹿って言って欲しいってことですか、馬鹿って?小人にとどめた温情を感じなさいよ。教養の問題、教養の。』と言い放つ。


どっちが馬鹿だったんでしょうね(笑)。


更に、UFOがいるとかいないとか、怪獣は天災だから自衛隊が出動できるが、UFOだと自衛隊を派遣できるのかとか。


思わず『そんなんの関係ねえ~(著作権By小島よしお。笑)』と言いたくなる、お馬鹿発言の連射。


血液製剤の投与時期で線引きされて、悔し涙を流して抗議している原告団がいるっていうのに(なお、福田首相は、平成19年12月23日、議員立法により、薬害C型肝炎患者の全員一律の救済を目指す旨を発表したそうです)、なんにも感じないんですね。それこそ『そんなの関係ねえ~』ってことですか?


ハア・・・.


あほらしくて書くのも嫌になりますが、極めつけは、やっぱりこれでしょう。


久間元防衛大臣の、某大学での講演での


『アメリカによる、広島や長崎への原子爆弾投下はしょうがなかった。』


という当のアメリカ合衆国も驚きそうな、原爆投下正当化発言。


しかも、久間氏自身、世界で唯一の被爆国日本で、後にも先にも、原子爆弾が投下された世界にたった二つしかない都市である、広島と長崎のうち、長崎の出身だっていうんだから、この人の頭の構造はどうなっているんだか。


講演に行く前に病院に行って見てもらったほうが良かったんじゃないでしょうか。


この『原爆しょうがなかった』発言を、manbowhamamatsuが勝手に選ぶ、『2007年政治家センセお馬鹿発言大賞』に選定致しました~。


それにしても、トホホですな~(泣)。


『ユーフォーというよりアホー』-なんか関係あるのかそんなこと!

2007-12-20 22:53:43 | 政治

皆さん、こんばんは。


今年もあと10日間あまりですな。時の経つのは早いですね。


ところで、UFOが実在するかどうかを国会で議論したり、政府が調査したり、答弁書を閣議決定する必要があるんでしょうか。


政治家を離れて個人としての立場で、UFOが実在するかどうかに興味を持ったり、調べたりする(そもそも未確認の飛行物体をどうやって、調査するのか私には分かりませんが)ことについて、私にも異論はありません。


別に私は全く興味がありませんが、好きな人は好きなんでしょうし、個人としての立場なら自由ですよ、勿論。


しかし、国会という税金で運営されている公の場で、UFOが実在するかどうか政府として調査しているのかなどという質問趣意書を出す馬鹿国会議員がいるなんて信じられん。


もっと信じられないのは、そんなのをまともに取り上げる今の政府首脳です。


私、前にも書きましたけど、町村官房長官だけは今の内閣の中で、ほとんど唯一、まともな人だと信じてきました。


だから、軍事オタク大臣が何を言おうが、『なんだ、この馬鹿』って思うだけですが、町村さんについては、とてもがっかりしました。


町村さんは、福田首相を支えることに徹してきたと思うし、閣内でトンデモ発言をする人に、すぐさま苦言を呈するなど、汚れ役を引き受けてきたと思ってきました。


こういう人は必要ですよね。


首相と官房長官とが両方で、閣僚に小言ばっかり言っていたら、内閣の士気はさがる。たとえ正論でも。


だから、町村さんは敢えて福田さんが言いたくても言えないことを代弁する損な役を引き受けた、『大人の政治家』だと思ってきました。


ところが、『私は、UFOというものは絶対存在すると思う。そうじゃなきゃ、説明できない遺跡とかあるでしょう。』などと、自らUFOマニアぶりを発揮。


なんだ、アルカイダ・マニアの次は、UFOマニアかよ。


口先だけで、『1日待ってくれ。』といって待ってみても、薬害C型肝炎被害者の立場は何ら変化させることができなかった、元東大助教授で国際政治学者の(この人は本当に学者なのか?)、ホラ吹き大臣とか、ろくでもない人ばっかりで、唯一頼りになると思っていた町村さんまで、こんなだったっとは…。


もう、いい加減にしてくれ。


そんなにUFO談義がしたいなら、国会や記者会見以外の、どっかの路上でやってください。


薬害C型肝炎原告団の人達が泣くのも無理ないよな。


日本、本当に壊れているんじゃないですか?


『無駄なものばかり作りやがって』-社会保障国民会議(?)にラテン会議(?)

2007-12-19 23:54:58 | 政治

皆さん、こんばんは。


今、帰宅したでやんす。


しかし福田内閣も早くも迷走状態に入ったとしかいいようがないですね。


なんですか、『社会保障国民会議』って?


社会保障のあり方を議論する場は、国会なんじゃないですか。


こんなもの不要。


福田首相が全費用をポケットマネーで出すんでしょうね。


更にろくでもないのが、厚生労働省の有識者会議で、『ラテン的生活』を考察する研究会。


馬鹿じゃないですか、本当に。


国民をなめているとしか思えない。


しかも、この有識者会議のメンバーが、日本で最高に難しいと言われている大学を出たはいいが、いい年をして活舌が悪く、とても演技の基礎ができているとは思えない女優(本当に女優なんでしょうか?)など、変な人ばっかり。


もう、いい加減にしてくれ~。


トホホ…。


『逆懲戒は政治活動に対する挑戦か?』-どこまでも自己中心的な橋下弁護士。

2007-12-18 02:48:52 | 政治

皆さん、夜分にこんばんは。


さて、一昨日のブログでも書きましたが、大阪府知事選挙への出馬を表明していた橋下徹弁護士について、全国の約340人にのぼる一般市民や主婦、大学教授、冤罪事件の無罪確定者の人々らが、橋下氏が所属する大阪弁護士会に対して、平成19年12月17日、懲戒請求を申し立たようです。


今回の懲戒請求申立ての理由は、山口県で発生した元少年による母子殺人事件の弁護団所属の弁護士らが、元少年の主張を代弁し擁護するのは刑事弁護人として当然のことであり、橋下氏が出演したテレビ番組で、弁護団所属弁護士についての懲戒請求を呼びかけたことは、刑事弁護の意義や正当性を貶めるものであり、弁護士法で定める弁護士としての品位を欠く非行にあたるというものです。


これに対して、橋下弁護士は、『(今回の懲戒請求申立てが)特定の弁護士が主導したものであるとすれば、私の政治活動に対する重大な挑戦だ。』という趣旨のコメントを発表したそうです。


はあ…(笑)。


『政治活動に対する重大な挑戦』ですか?


まだ、知事に当選したわけでもないのに、既に政治家きどりなんですね。


それに、特定の弁護士が主導したなんて、なんか確証があるんですかね。


仮に、特定の弁護士、例えば、橋下氏の『扇動』で懲戒請求を申し立てられた弁護団所属の弁護士が主導したとしても(もっとも、そんな暇ないと思いますよ。だって、弁護している相手は死刑になるかどうかの瀬戸際なんだから。なお、東京弁護士会は、弁護団所属弁護士のうち同会所属の弁護士で懲戒請求を申し立てられた人に対して、当然ですが、既に、懲戒しない旨の決定をしています)、それを橋下氏が批判できるんでしょうかね。


だって、テレビ番組で橋下氏が『弁護団がおかしいと思うなら、懲戒請求をかけてほしい。』と発言して、弁護団に対する懲戒請求を自分は主導しているわけですよね。


ところが、自分が懲戒請求されるや、一転して、特定の弁護士が主導したのなら云々って、物凄くいい加減というか二枚舌というか、全く一貫性がない


いわゆる小泉チルドレンの、お子チャマ国会議員の方々が、他人の既得権を批判しておいて自分には既得権をよこせと主張し、他人は刺客として殺しておいて、自分には刺客を送って殺さないでくれっていうのとそっくり(しかし、抵抗勢力のレッテルを貼られた亀井静香現国民新党議員が、『(ホリエモンを刺客として送られて)俺も危うく殺されるところだったよ。』って選挙後に言ってたのには笑っちゃったけど、実感こもってたよな。笑)。


そういう意味では、確かに既に政治家並みの思考回路ですね(大笑い)


それにしても、既に書いたことなんですが、自民党や公明党は、知名度がある人なら誰でもいいってことなんですかね。


猪瀬東京都副知事が橋下氏を評して『弁護士っていうだけでしょ?』と発言していましたが、確かに、弁護士さんは法律の専門家というスペシャリストではあるけれども、知事職には行政手腕が必要だし、ある意味スペシャリストとは逆に、ゼネラリストの素質が必要なんでしょうから、橋下氏の知事としての手腕は未知数というか、あまり期待できそうにないですね。


最終的には大阪府民の方々が決めるんでしょうけど、『知事になってもタレント活動を続ける。』と明言しているような人を、知事に選ぶんでしょうか


故横山ノックさんの大失態で、大阪の人は懲りているでしょうし、本音というか直感や本質をつかむのが上手い人が多いので騙すのは大変でしょうから。


大阪の、いわゆる、おばちゃんはしっかりしていて、『オレオレ詐欺』の被害が少ないらしいです


なぜか?


『オレオレって、俺って誰や?名を名のらんかい、こら!(全部巻き舌で)』(爆)と一喝して即座に電話をきっちゃうからだそうです。


さて、橋下先生、どうしますかのぅ?


『橋下徹弁護士を逆懲戒請求』-問われる弁護士の品位と自民党の致命的センスのなさ。

2007-12-16 22:14:46 | 政治

皆さん、こんばんは。


さて、新聞報道によると、大阪府知事選への出馬を表明した弁護士の橋下徹(はしもととおる)について、京阪神を中心とした全国11都道府県の会社員や主婦、大学教授、冤罪被害者ら合計約350人が、橋下氏が所属する弁護士会である大阪弁護士会に対して、明日12月17日、懲戒請求の申立てをするそうです(平成19年12月16日付朝日新聞東京本社版)。


橋下氏といえば、山口県で発生した母子殺人事件の被告人である元少年の弁護団について、出演中のテレビ番組で、『(弁護団が)許せないって思うんだったら、弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい。』と発言。


その結果、元少年の弁護団に対しては、所属弁護士会に1000件以上の懲戒請求申立てが殺到し、本来の弁護活動に支障が生じたため、弁護団側が橋下氏に対して業務妨害を理由として、民事上の損害賠償請求訴訟を提起するなど紛争が発生していましたが、今度は、橋下氏が逆に、所属弁護士会に懲戒請求を申し立てられることになりそうです。


今回橋下氏について、全国で約350人もの人が懲戒請求を申し立てるのは、


『弁護団が少年の主張を代弁し擁護するのは、刑事弁護人として当然の行為であり、それについて懲戒請求を煽り立てるのは刑事弁護の意義や正統性を貶めるもので、弁護士としての品位を欠く非行にあたる』


という理由によるものだそうです。


山口県で発生した母子殺人事件を巡っては、遺族の方をテレビ局などが追い掛け回し、その主張を逐一報道するなど取材がエスカレートし、報道の中立性・客観性が失われているという批判は少なからずありました。


確かに、山口県で発生した事件は極めて陰惨なものであり、遺族の方が『被告人を死刑にして欲しい。』と主張されるのは、人間の素朴な応報感情として理解できますし、私が同じ立場におかれたら、許されることではないですが、被告人を殺害して自分も自殺していたかもしれない。


だから、遺族の方を攻めることはできないと思うのです。


しかし、だからといって、報道機関の偏頗な報道ぶりや、橋下弁護士の懲戒請求を扇動するような発言は如何なものだったのでしょうか。


橋下氏の言い分は、少年の弁解や弁護団の主張は、1,2審の主張と異なっており、殺意や強姦目的を否認したのは死刑を回避するもので、不当だというもののようです。


けれども、第一に、現在の弁護団は、1,2審から少年の弁護を担当していたわけではなく、検察側の上告で最高裁判所の審理が開始された後のことです。


ですから、主張が変遷しているといっても、もしかしたら少年は、1,2審から同じ主張をしていたのかもしれません


ただ、内容が内容だけに、弁護人がそのような主張と言うか弁解では裁判所が納得しないと少年を説得して、少年の本来の主張とは異なる弁解に結果としてなったのかもしれません(これはあくまで推測です。もっとも、真実は少年と直接接見して、事情や言い分を聞いた1,2審の弁護人にしか分からないはずで、橋下弁護士には、本当のことが分かるはずがなく、この点で橋下氏の発言は慎重さを欠いていたのは否めないように思います)。


第二に、仮に、少年の弁解が奇想天外なものであったとしても、刑事弁護人としては、それでは戦えないとして辞任するか、少年の主張をそのままの形では法廷に出せないけれども、了解可能な点があるとすれば、医学的意見等を付して裁判所が真実と認めるか否かはともかくとして、とりあえず法的な主張として再構成して代弁するかの選択をする必要があり、弁護団は後者の選択をして、ベストを尽くしているだけともいえます。


そもそも、弁護士は被告人のために最善の弁護をする法律上の義務(善管注意義務)があるのですから、少年の意思を無視して弁護活動をする方が問題であって、少年の主張を代弁した弁護団を攻撃するのは、お門違も甚だしいように思われます。


この点は、マスコミの責任も大きい。過去何度も冤罪事件が発生しているのに、遺族の主張を一方的に取り上げている(勿論、遺族が被告人にいかなる感情を抱いたとしてもそれは当然のことですが、それを一方的にテレビなどで放映すれば、一種の民衆裁判になってしまうのは明らかです)のは極めて不公平ではないでしょうか。


事件の中身については、検察側のストーリーで、本当に被害者を殺害できるのか等、疑問な点もありますが(もっとも、少年の方にも友人に奇妙な手紙を出したりしている)、最終的な判断をするのはあくまで裁判所であって、テレビ局やマスコミではないことは明白です。


ところで、私が常々疑問に思っていたのは、『弁護士さんというのは忙しいのかと思ったら、随分暇なんだな~。』という点です。


橋下氏は、約30件もの出演番組を抱えていたそうですが、そうであれば、弁護士としての活動はできないはずで、弁護士というのは単なる肩書きなんでしょうか(違っているのならスミマセン)。


ですから、明日の懲戒請求申立て以前の問題として、橋下氏が所属する弁護士会である大阪弁護士会が、橋下氏に、『芸能活動が目に余る。弁護士として正当に事件処理をしないのであれば、弁護士を辞めてもらいたい。』等と注意しなかったのは何故なんでしょう。


弁護士さんは必ずどこかの弁護士会に所属して(強制加入)、日本弁護士連合会に登録しないと活動できないそうで、弁護士会は所属する弁護士を監督する立場にあるはずです。


だからこそ、強固な自治権が保障されているわけでしょ。


その監督権を全然行使していないわけで、大阪弁護士会にも非常な問題があるように思います。


また、最近の弁護士さんは、なぜテレビに出て、お世辞にも高度とはいえないような低俗な芸能活動をする方が多いのでしょうか。


テレビで、法律上の問題点を解説したりするのであれば話しは分かるし、専門家として立派な活動だと思います。


ところが、法律番組を装ってはいるものの、実際には、ほとんどバラエティ番組と変わらない番組に出演し、下らない行為をしているのをたまに目にすると、『この人は本当に弁護士なんだろうか?』と思ってしまいます。


某番組に出演している女性弁護士は、最高裁判所の付属機関である司法研修所(弁護士さんとか、裁判官、検事さんは、司法試験に合格しただけでは駄目で、その後、司法研修所に入って1年半位勉強し、最後に卒業試験に合格しないと法律家になれないそうです)の教官をしていた、つまり、弁護士さんを育てる先生をしていたというのですから、呆れてしまいます。最高裁とか何にも言わないんでしょうか


このように、どう考えても、橋下氏はまともに弁護活動をする時間がないはずで、弁護団として国選弁護人として極めて安い報酬(実費程度にしかならないらしい)で真面目に弁護活動に取り組んでいる弁護士さんからすれば、『お前に批判されたくない。』と思うのは当然だろうと思います。


なんか、山口県の事件の弁護団は『人権派』とか言われているそうなんですが、これは尊称ではなく、侮蔑的な意味を含んだ言葉らしいですね。


弁護士さんは、基本的人権の擁護を使命とする職業なんだから、人権派であるのが当たり前で、何故これが蔑称なのか理解に苦しみますが、私がなんかの事件に巻き込まれたら、是非、山口の事件の弁護を引き受けている弁護団の弁護士の先生にお願いしたいです。


だって、お金にもならず誰も引き受けてがなさそうな世間から非難されるような仕事を黙々とやっているわけでしょう?


テレビに出て、お気楽な発言や悪ふざけをしている弁護士センセ達とどっちが頼りになるかは、明白ではありませんか。


それにしても、自民党は、なんでこんな人に大阪府知事への出馬を要請したんでしょうかね。


しかも、橋下氏は2万パーセント出ないとっていってたのに、結局出るとか、煮え切らない態度。


『懲戒扇動発言』で弁護団と係争中であることは当然、自民党も知っていたはず。


なんてセンスが悪んでしょうか。


それとも、そんなに候補者がいないんでしょうか(橋下氏の抱負が『大阪を明るくしたい』というトホホなもの。大阪ってそんな暗い街には思えませんが。とても真剣に府政の現状をうれいていたようには思われないのですが…)。


最終的には大阪府民が決めることですけど、大阪の人達を舐めると、手厳しいしっぺ返しを食らうんじゃないですか。


余計なお世話ですけど。


『これから日本はどこへ行くのか』-果たして本当に未来はあるのか?

2007-12-16 14:50:13 | 政治

皆さん、こんばんは~。


え!manbowhamamatsu,何深刻ぶっているんだって。お前が心配したってしょうがないだろうって?


確かに、そうなんだけどね。


でも、本当に世の中すさんでるでしょ。


そりゃすさむよね。


だって、勝ち組とか負け組とかいって(しかし、嫌な言葉だな。何をもって勝ちといい、負けというのか…。金か名誉か?)、勝ったと言われている人(この人達だっていつ負け組に転落するか分からんがのぅ。笑)だけが、富の90パーセントを独占し、残りの大勢の人が、たった10パーセントをわけあっているわけでしょ。


企業、特に大企業は儲けるだけで、従業員に本当に利益を還元するわけでもなく(ポーズは取ってますよ。ボーナス過去最大とかさ…)、いつでも使い捨てられる非正規雇用で人件費コストを圧縮するだけ。


これを後押ししてきたのは、自分達で散々無駄使いをしてきた自民党のインチキ改革者小泉元首相や、史上最低の財務大臣竹中平蔵氏らの『規制緩和』や『改革』という名のマヤカシ。


そして、このインチキ改革で、大もうけをした企業もある。某オリックスだ(もっとも、旧財閥系企業や既存の有名企業も、規制緩和で、雇用の流動化という名目で、安い非正規雇用をおおっぴらに使うことができるようになったんだから、『不作為』による共犯だけどね)。


とにかく、なんでもいいから金が儲かればそれでいい。


だから、一般企業もインチキのオンパレード。


今年、一体いくつの偽装が明るみになったんでしょう?


確かに、お金は大事だよ(人を馬鹿にした保険会社のコマーシャルじゃないけど)。


しかし、勝ち組とか大もうけしたとかいっても、将来、本当に日本が壊滅してしまって、例えば、日本人が一握り以外の勝ち組以外いなくなったとき、彼らは、自分達が一般国民に対して行った仕打ちに対する報復を受けることになるんだろう。


だって、勝ち組の中でまた殺し合いが始まるんだろうから。


ところで、日本国憲法は文章がおかしいとか、押し付けられたとかいって、自主憲法制定をとか気勢(奇声?)を上げている人がいる。


しかし、こいつらは真剣に憲法を読んだことがないんだよ、多分。


書いてあることはごく当たり前のことばかりだよ。


正確じゃなくうろ覚えで恐縮だけど、『すべて国民は個人として尊重される』(13条)とか、『すべて国民は法の下に平等であって、差別されない』(14条)とか、『すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活をする権利を有する』(25条)。


なんで、日本国憲法はこんな当たり前のことを書いたのか。


それは、本当は当たり前じゃないからなんだよ。


つまり、国家権力が常に一般国民を踏みにじって来た歴史的事実を学習して、これら考えてみれば一見当たり前そうなことを書いておかないと、永久に実現しないからなんだろうと思う。


実際、そうでしょ?


『薬害C型肝炎』に罹患した人の中には、残された時間が本当に少ないかもしれないのに、長い訴訟追行を余儀なくされ、挙句の果てには十分な司法的救済を受けられず(裁判所も国家権力なんだという冷厳な事実を忘れれてはいけない。裁判員制度は、国民を取り込む壮大なインチキ或いは罠かもしれないんだぜ!)、日本国の最高権力者は、中々救済を決断できない。


生活保護を申請しても、厚生労働省から現場にノルマ(申請者を追い返すノルマ)が課されているため、色々難癖をつけたり、酷い場合には申請書類を渡さなかったり、窓口で追い返したり。


それでやっと保護を受けられても、未だ働けないのに、あたかも自分の意思で保護を打ち切ったかのように装わされ『おなかがすいた。おにぎりを食べたい』という『遺書』を残してなくなった人がいたり。


こんな日本は、本当に法治国家、あるいは、法の支配がなされている国なのか。


完全に、人(一握りにの政治家や官僚、財界)の支配の国じゃないか?


だから、奴らは、『人の支配』を完全に実現するために、自分達の都合のいいように憲法を書き換えようとしているんじゃないのか?


 


本来、私は政治的には、いわゆるノン・ポリで、格別興味もなかったんだ。


勿論、選挙くらいには行ってたよ。


でも、現実問題として選択肢がなかった。


真剣に考えれば考えるほどなかったんだ。


でも、今はもう、そんなことを言っていられない。


もう間に合わないかもしれない。


いや、間に合わないだろう。


でも、最後の悪あがきをしてみる価値はあるんじゃないかと思っている。


人、それぞれに、政治に対する考え方は違って当然だし、支持する政党も違うだろう。


それでいいのだ。それで当然なのだ。


しかし、おそらく価値観を共有できるところはあると思う。


なにか?


『国民をないがしろにする政治はもうごめんだ!』


ということ。


だから、近い将来、行われるであろう、衆議院解散総選挙では、あらゆる情報を収集し吟味に吟味を重ねて、甘い悪魔の囁きをはねつけつつ、日本の将来を委ねる政党を選択するつもりです。


もっとも、その政党もろくでもなかったら、即座に引きずりおろすべく、このチンケなブログで、『敵に届かない高射砲攻撃』を細々と続けるけどね。


 


 


(付記)

 本文中に書いた憲法の条文を正確に引用しておきます。

 僭越ですけど、1度は『日本国憲法』を読んだ方がいいかも。内容に賛成するにしても反対するにしても。

 憲法は国の最高のルールで、そのルールを守らなければいけないのは、国なんです。

 つまり、国家権力にこういう国民の権利を侵害してはいけないと規定することにより、国家権力に縛りをかけ(これを、『制限規範』(せいげんきはん)とか言ったりすることがあります)、国民の権利や自由を守ることを究極の目的にしているんですよ。

 だから、国民に憲法が課す義務はほとんどない。

 具体的には勤労の義務とか納税の義務だけど、勤労の義務は資本主義国家である以上、働きたくても仕事が見つからない人だっているから、単なる訓示規定(くんじきてい。努力目標ってとこかな)と理解されています。

 他方、納税の義務は、国民の財産権(憲法29条)を侵害する可能性がある(だって、強制的に個人の財産であるお金を取り上げるんだから)ので、特に明記しておく必要があるのと、やはり財産権は大事だけど、国自体が商売をするわけじゃないので(どうせ役に立たない国会議員とか官僚なら、全員が無報酬のボランティアで年金の名寄せでもして欲しいよな。笑)国民に応分の負担をしてもらわないと、国が何にもできないって言う現実の必要性から規定されたものでしょう。

 逆に、公務員に憲法尊重擁護義務が課されているんです。

 例によって前置きが以上に長くなってスマンのですけど(笑)、いくつか条文を引用しときます。

憲法13条『すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他国政の上で、最大の尊重を必要とする。』

※ 「公共の福祉」を錦の御旗に国民の権利を制限しようという、超不勉強な国会議員もいますが、これは、『他人の権利を不当に侵害したりしない限り』っていう当然のことを書いてあるだけというのが、憲法学会の通説のようです。

 そりゃそうだよね。

 人間は無人島で暮らしているわけじゃないし、社会の中で共同生活しているんだから、他人の権利を侵害することは許されないのは当然。

 だって、そんなことが許されるんだったら、侵害された方の人は個人として尊重されてないじゃないですか。不平等だし。だから、それ以上でもそれ以下でもないのであって、公共の福祉を持ち出して、権利ばかりじゃなくて義務も必要だとか言っている人は、自分の無知をさらけ出しているだけなのよ。

 次行くよ~。

憲法14条1項『すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。』

 ※門地っていうのは、家柄っていう意味です。

  しかし、この憲法の崇高な理念も全く実現されてないよな~。

 ホイホイ行くよ~(笑)。

憲法25条1項『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。』

 ※ この条文は、いわゆる『生存権(せいぞんけん)』を定めたもので、この条文を具体化したのが生活保護法で、それに伴う社会の最低限のセーフティ・ネットを目指したのが生活保護です。

 これも、事実上空文化しようとしているんだな。厚生労働省とか有識者会議は。

 有識者会議のメンバーは誰なんだ。名を名乗れ。無礼者!

ブイブイ行くぜ。もう嫌になってない?大丈夫?もう終わりにするから(爆)。

憲法15条2項『すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。』

 ※ 働かない、ゴルフ三昧、天下りを繰り返してそのたびに多額の退職金をせしめてウッシッシーの公務員の現状を、憲法は予想していたかのようだ。

 あんたら、『全体の奉仕者』なんだから最低限、給料分の仕事しないさいよ。できないなら、即刻やめてください。

 いよいよ、今日の最後です。つきあってくれてありがとう。

憲法97条『この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ(原文のママ。制定当時はこう書くのが正しかったのよ。耐えってことですね)、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。』

憲法98条1項『この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅(しょうちょく)及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。』

憲法99条『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。』

 ※99条は、憲法尊重擁護義務というもので、注目して欲しいのは、義務を負う主体です。国民が入ってないでしょ?

 なぜか?

 憲法は国民を守るものだから、国家権力とか国会議員、公務員は隙があれば、憲法を破壊しようとするのよ。自分達に都合が悪いから。

 だから、国会議員や公務員に憲法尊重擁護義務が課されていて、国民にはそんな義務はないんです。

 天皇も主体になっているけど、今上天皇陛下や皇太子殿下の方が、よほどリベラルで、日本国憲法に忠実だと思います。

 園遊会で、アホな棋士が、君が代を国家にするため頑張っていますとか(日の丸でしたっけ?)、おべんちゃらを言ったら、即座に陛下が『そういうことを強制するのはよろしくない。』
という趣旨のことを述べてたしなめているのをテレビで見たことがあります。

(2007・12・16 14:36付記)


(付記2)

 じゃあ、日本国憲法を読んでみようと思われた方もいるかもしれませんので、チョット書いときます。

 一番、手っ取り早く安いのは、ネットで日本国憲法全文を掲載しているページがあるはずだから、検索エンジンで探すのも手ですね。

 もっとも、大体横書きだし、ネットで条文を見るのは苦手っていう方は、チョットお金がかかるけど、1冊、六法全書を買うのもいいかも。

 ちょっと大きな本屋さんに行けば、腐るほとおいてあります(別に、腐らないけど。笑)。

 でもmanbowhamamatsu,種類が多すぎて選べないよ~って?

 確かにね(笑)。

 どれでも基本的に同じなんだから、選びようがないのは当然。だって、出版社によって、条文の内容が違ってたら、そっちの方が問題じゃない?(爆)。

 だから、自分が読みやすい、何となくフィーリングがあう、装丁とかデザインが気に入ったとかっていう基準で選んだとしても、何か特別の資格試験でも受けない限り大丈夫です。

 ただ、判例(裁判例)付はやめた方がいいかも。

 というのは、これは基本的に弁護士さんなどプロ用なんです。

 だから、条文だけが出ているので十分だし、判例が載っていると、次の条文が中々出てこなくて、六法全書を投げ捨てたくなるので(爆)、最初は、パスするのが賢いと思います。

 具体的には、有斐閣(ゆうひかく)とか、岩波書店(いわなみしょてん)とかなどから、コンパクトな六法が出ているから、そんなのも手ごろでいいかもしれませんけどね。

 まあ、他にも、相対的にはマイナーな出版社からも、六法が安い値段で出ていることがあるので、それでもいいかもしれません。

 後は、古本屋さんで、激安六法を探すかだな。

 毎年、六法全書は改訂されるので最新版を買うのがいいんだけど、憲法は基本的に変わらないので(日本国憲法のように改正手続きが厳格な憲法を、硬性憲法(こうせいけんぽう)と呼ぶこともあります)、最後はそれかな~。本当はあんまりお勧めしないですけど。


 基本的には、自分のフィーリングと予算(笑)で選んで大丈夫よ。憲法を読むのが目的ならね。
(2007・12・16 15:26付記)

『厚生労働省不要論 再び』-『宙に浮いた年金記録の半分近く名寄せ不能』

2007-12-11 13:35:36 | 政治

私、この耳で確かに聞きました。


舛添厚生労働大臣が、留任会見で、


『来年の3月までに宙に浮いた年金の名寄せを完了する』


と言っているのを。


また彼は、その後10月ごろ、


『名寄せプログラムが完成したので、作業を前倒しで開始する。作業は順調だ』


とも言っていました。これも、はっきり聞いたぞ。国民全員覚えているぞ!!!


ところが、なぜか次第にトーンダウンして、11月ごろには、『やっぱり間に合いそうに無い。』


そしてついに、『間に合わない』どころか、入力ミス等で、5000万件のうち約4割の記録が名寄せできないことが判明。


舛添さん、貴方、安倍前首相をケチョンケチョンに批判してましたよね。


だったら、自分の進退もきっちりケジメをつけて欲しいですな。


また、福田内閣も総辞職すべきじゃないですか?


だって、年金問題については、舛添氏の音頭で、『厚生労働省だけでは処理できない。他の官庁との連携など、国全体の協力が必要だ』っていうことで、官邸に年金問題の対策室(?)を作ったんですよね。


それで、この体たらくなの?


早く全員辞めなさいよ。


新テロ特別措置法の衆議院での再可決なんて、もってのほか!!!


社会保険庁を監督する立場にある厚生労働省が監督責任を果たせないんだから、


厚生労働省も不要


ですな。


『裁判員制度を廃止してC型肝炎被害者の救済を!』-裁判員制度徹底批判その2

2007-12-11 13:03:37 | 政治

いや~、皆さん、こんにちは。


如何お過ごしですか。今日も最高の天気とまではいかないけど、結構暖かいですね。


さて、血液製剤『フィブリノゲン』の投与時期や提訴の有無にかかわり無く、個々人の賠償額は低くなっても構わないから、『フィブリノゲン』の投与により『C型肝炎』に感染した被害者の一律公平な救済を求めて、薬害C型肝炎被害の原告団が福田首相に面会を求めたところ、福田首相がつれなく袖にしたことは、昨日の『福田首相肩透かし』という記事に書きました。


まあ、この人の本性みたというところですね。


ところで、憲法違反の可能性や、国民に課される様々な不利益や義務から、その内容が明らかになればなるほど、反対者が増えているのに、国が導入をごり押ししようとしている件の『裁判員制度』。


この『裁判員制度』が何故憲法に違反する可能性があるのかについては、既に『なぜ国民の司法参加は不必要であるばかりか有害なのか。』という記事で総論的なことを書きました(今後も、より細かく問題点を指摘するとともに、裁判員制度を合法的に回避する方法をより緻密に考察する所存です)。


その記事のなかで、『裁判員制度』の創設には、裁判員への日当や、裁判所庁舎や法廷の改造が必要で、金がかかるという話しをしましたが、具体的にどれくらいかかると思いますか?


一説によると


850億円


だそうです。


国の借金が財務省の試算でさえ、約800兆あるというのに、また借金を増やすのか、というか、裁判員制度に使う金なんかあるのかい?という疑問がわきます(国の借金800兆がどれ位とんでもないかというのは、西ヨーロッパのお荷物と言われてEUへの加盟が危ぶまれていた、イタリアが必死の努力で、今、同国の借金が110兆円程度だということと対比すれば一目瞭然でしょう。当然、日本の借金額は、いわゆる先進国の中で、最高(最低?)です。普通の会社なら、はるか昔につぶれています)。


他方、『薬害C型肝炎原告団』が主張するように、個々人の賠償額を低く抑えて、『フィブリノゲン』の投与時期や訴訟提起の有無とは関係なく、『フィブリノゲン』の投与によって『C型肝炎』の被害者を一律公平に救済するとした場合、どれくらいかかると思いますか?1000億円くらい?


これは、あくまで原告団の『試算』なんだそうですが、


たったの約54億円


で済むそうです(『薬害C型肝炎』の生存被害者が1000人いると仮定したそうです なお、大阪高裁が提示するであろう和解案骨子どおりに、原告団に満額回答した場合、政府というか国というか国民の負担は約57億円だそうですから、原告団の『試算』はそれほど的外れではないんでしょう)。


つまり、『裁判員制度』なんていう、一部の訴訟マニア(私は、こんな人に裁かれたくない。絶対ちゃんと専門的訓練を受けた専門的知識を有する職業裁判官の公平な判断を仰ぎたいぞ!)位しか関心も歓迎もしていない、ろくでもない制度の施行をやめて、ういた費用で、『薬害C型肝炎』の被害者を全員一律に救済した方がどう考えても合理的じゃないでしょうか?


だって、全員一律に救済するのに例えば、8兆円かかるっていうのなら、考えちゃうけど、54億円なんでしょ(あくまで試算だけど)。


つまり、超下らない『裁判員制度』をやめれば、それでうく費用の1割以下で、『薬害C型肝炎』の被害者を全員一律に救済できるんだから、こっちの方がどう考えても、日本人全体にとっても、肝炎の被害者の人達にとってもハッピーじゃないですか。


今の内閣って、算数が理解できないんでしょうか。


全くトホホだよな…。


それとも、『裁判員制度』で、今度は裁判所にまでなんか利権が発生するのか


本当に世も末だよ。