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ひとねむり

政治、経済、社会問題、ドラマ、綾瀬はるか(笑)と、全くとりとめがないBOOログです。ブーブー♪

綾瀬はるかⅡ-『シャイなプロフェッショナル』

2007-12-04 22:47:47 | 『女優 綾瀬はるか研究』試論


いや~皆さん、こんばんは。お元気ですか。


今日は昨日のぐずついた天気とはうって変わって、結構いい天気だったざすんな~。やっぱり天気がいいと気分がいいでやんすよ。


さて、写真の雑誌は『アール2007年12月号』(主婦と生活社)で、表紙の人は、勿論、綾瀬はるかさんで~す(笑)。


前髪を切ったそうでまた雰囲気が少し変わりましたな。前から前髪を切ってみたかったそうです。


ところで、綾瀬さんは、今年は昨年にもまして、ドラマや映画等で大活躍。


特に、私が今年最もよく見たドラマ『ホタルノヒカリ』では、『干物女』(笑)というか『アホ宮』を見事なまでに演じきり、大笑いさせてもらったり、ほろっとさせられたり。


あまりのはまり役なので、演技というより、ほとんど地というか(ゴメン。笑)、普段から、雨宮蛍のように、相手が異性だろうと年上だろうと、ポンポン言いたいことはいう、元気一杯な女性なのかなと一瞬思ったりもしました。


しかし、ドラマ等を離れた『動画インタビュー』等では、なんか、ホンワカしているというか、スローモーというか(またまたゴメン。爆)、恥ずかしそうに答えていたりする(これがまた、彼女の魅力なんですけどね)。


それで、このドラマの中の元気一杯印の彼女と、インタビュー時というか普段の彼女のやや内気ともいえそうな様子は、どちらが本当の彼女に近いのか常々疑問に思っていたんですが、どうも、本来の彼女は、凄くシャイなようです。


前述した、『アール』の『綾瀬はるか ハッピー哲学』(『アール2007年12月号』84頁以下。Text:Shiata Miwako)によると、『少し人見知りな所がある』そうですし、インタビューに対して綾瀬さんは『私は凄い受身な性格で自分からは行けないタイプなんです。相手から発信されたことを受け返す方が得意ですね。それがいいかどうかはわからないけど。』と答えています(『アール』87頁から引用)。


なるほど。


だから、なんか、インタビューなんかだとちょっと言葉に詰まったり、途中で舞い上がっちゃうのか、なんか変な回答をしたりして(爆)、自分でも『アレ?』見たいな感じになったりすることも有るんですね(それが、またキュートなんだけど。笑)。


でも、綾瀬さんはシャイな割には、ドラマ『ホタルノヒカリ』ではジャージにすっぴんで(笑)、『やべ。早くしないと(マコトくんに)ウンコしてると思われる』とか(爆。もっとも、これは脚本家の水橋さんにも相当な責任が。笑)、更には、必要があれば、ヌード・シーンも辞さないという、見上げた女優根性の持ち主で、いわば『シャイなプロフェッショナル』


このあたりの一見すると矛盾するような綾瀬さんの姿勢は一体どこから来るのか、勿論、それは煎じ詰めれば彼女が『女優だから。』という所に帰着してしまんでしょうけど、そのあたりについて、インタビューの先を読んでみましょう。


綾瀬さんは『ドラマや映画なら監督、撮影ならカメラマンのリクエストに応えたいという気持ちが強い』としつつ、『私は、まだまだ本当に未熟者ですけど、人の気持ちをわかりたいと、いつも心のどこかで思っています。』と謙虚な一面を披露。


しかし、それと同時に、『私が受身な性格というのもあるけど、人に求められるのが私の幸せ。お仕事では『綾瀬はるか』をキャスティングして良かったと思ってもらえるように全力で応えたい』と、プロフェッショナルな意識というか、『気持ちの強い面』を併せ持つことを告白しています(以上のうち、インタビュー部分は前掲『アール2007年12月号』87頁から引用)。


そっか~。


静かなる闘志というか、シャイなプロフェッショナル。


なんかちょっと矛盾しそうな感じがするんだけど、彼女の中では矛盾しない。


なぜか?


綾瀬さんは、『人に求められるのが私の幸せ。』と言い切れる人だからなんだろうと思います。


しかし、まだ20歳そこそこの女性が、『人に求められるのが私の幸せ。』なんて素敵だな~。


確かに、人や社会から求められなくなったら、どんなにお金や社会的地位があっても、相当辛い人生ですよね。


本当に素敵です。ますます惚れました~(爆)。


ただ確かに、周囲の期待に応えるのもいいし、立派なことだし、またスタッフにも信頼され可愛がられると思います。


だけど、常に期待に応えるのは大変だし、気を使いすぎて息切れしないように、たまには、自分勝手になるのもいいんじゃないかな~。


もっとも、それが中々できない所が、彼女へオファーする側からは安心感を呼び、それが更にオファーを呼んで、仕事の輪が広がるという好循環になるんでしょうね。


どうぞ、健康に気をつけて、益々キュートに美しくご活躍されることを祈っています。


できるだけ長く独身でいて頂けると、個人的にはなお嬉しいです(爆)


綾瀬はるかⅠ-『女優と脚本家との幸福な出会い』

2007-11-22 23:34:55 | 『女優 綾瀬はるか研究』試論
夜もふけてきましたな~。

やっぱり最近夜は寒いよね。昨日なんか木枯らしが吹いてたし、東北地方や北陸地方では物凄い雪なんでしょ。積雪地帯の方は大変ですね。

さて、写真の雑誌は『CM NOW 2006年3・4月号』(玄光社)で、表紙に映っているのは、勿論綾瀬はるかさんで~す(笑)。

撮影したのは、ポリスエットのCM(あの一連のシリーズ良かったよな~)で綾瀬さんと一緒だったカメラマンの佐内正史さん

その佐内さんの撮りおろし写真とともに、10ページにわたり、綾瀬さんに対するインタビューが『CM NOW』の巻頭に収録されています。

このインタビューの中で、彼女は、オフはジムに通ったりするなど、ちょっと意外なことを述べているんですが(もっとも、一番すきなのは、やはりショッピングだそうです。笑)私が特に印象に残ったのは綾瀬さんが、これからどんな女優さんになりたいかというインタビュアーの質問に対して、

『んーそうですね…観ている人が、私っていうことを忘れてくれるような女優さん』

と答えている点です。

ちょっと奇妙でしょ?(笑)。普通、女優さんに限らず役者さんは自分の個性を強調したいように思うと考えていたので。

実際、インタビュアーも、また綾瀬さんの可愛らしい天然ボケ気味が始まったと考えたのか(笑)『忘れてくれる…?』とちょっと困惑気味な対応をしています

でも、彼女にはしっかりとした信念というか考え方があったんですね。

インタビューの先を読んでみましょう。

綾瀬さん曰く、

「ドラマや映画などで色々な役を演じていても、観ている人は『○○さんがこういう役を演じている』っていう風に思うことが多いと思うんですよね。そうではなくて、私が『綾瀬はるか』であることを忘れて、その作品にどっぷりハマってもらえるようになりたい。私を、その作品の人物そのものと錯覚しちゃうくらい集中してもらえるような女優さんになりたいですね。」(以上、インタビュー部分は前掲『CM NOW2006年3・4月号』13頁から引用)。

そうか。

でも、それなら、その希望は今年相当程度実現したんじゃないでしょうか。

だって、『ホタルノヒカリ』での綾瀬さんの雨宮蛍役の演技は、従来の彼女のイメージを覆したぶっ飛びもので、実際、日本テレビの『ホタルノヒカリ』公式HPのBBS欄を見ても、多くの方が、『本当にアホ宮と部長がどっかにいる気がする』という感想を書き込んでいます。

これは勿論、綾瀬はるかという女優の演技力の充実ぶりや他の演技陣とのチームワークの良さ(特に相手役の藤木直人さんは物凄いはまり役で、藤木さん以外のキャスティングだったら、『ホタルノヒカリ』のあそこまでの完成度はあり得なかったと思います)も勿論ですが、製作者サイド、特に、脚本家である水橋文美江さんとの出会いが大きかったと思います

以前にも、当ブロクで書きましたけど、水橋さんは、インタビューに

「綾瀬(はるか)さんと藤木(直人)さんとのシーンがこのドラマの”肝”で、2人を魅力的に描きたいと思ってましたけど、2人に合わせて描くことはしたくなかった」と答えています(『ドラマ2007年11月号』(映人社)7頁より引用)。

つまり、いかにも『この役者さんらしい』っていうような無難なもの作品にはしたくなかったということなんだと思うのですが、それが、綾瀬さんの『観ている人が自分であることを忘れるほど、作品にのめり込んでくれるような女優になりたい』という願望とマッチしたわけですね。

綾瀬さんは、今年、本当に脚本家との幸運な出会いをされたと思います(勿論、彼女が過去に出演された作品の脚本家の方々も勿論素晴らしいですが)。

もっとも、それは彼女が常々、それこそ『アホ宮』じゃないけど、様々な仕事を頑張っているからこそ、幸福な出会いを招き寄せたんだと私は思っています。