皆さん、こんにちは。お久しぶりです。
今日はいい天気ですね。花粉が多く飛んでいるのが嫌だけどな~。
さて、国会議員がまた問題発言です。
なんでも、自民党の笹川総務会長が大分県で講演し、『うつ病で休職している教師が多いが、そんなに気が弱いのでは務まらない。国会議員でうつ病で休職している人は一人もいない。』という趣旨の発言をしたそうです。
しかし、未だに『うつ病=気が弱い。』とか『うつ病=怠け病』といった程度の認識しかない人がいるとは信じられません。
だいいち、学校の先生は、単に授業をしているだけではなく、会議だとかクラブ活動の顧問など仕事が無茶苦茶多く、身を粉にして働いている人が多いと聞きます。
それに加えて、社会全体の弛緩化に伴い、基本的なしつけがなされていない生徒が学校になだれ込み、いわゆる学級崩壊状態に陥ったり、いわゆるモンスターペアレントへの対応に苦慮して、精神を病む先生が少なくないそうです。
ですから、真面目に教職を務めようとしている先生ほど、うつ病等の心の病に罹患する可能性が高いわけで、気が弱いからうつ病になって休職するわけではないと思います。
したがって、あたかも『うつ病になる先生は気が弱い。』と言わんばかりの笹川発言は教育現場の実情を無視した暴言であると言わざるを得ません。
そりゃ、国会議員で『うつ病で休職している人はいないのかもしれない。』ですが(本当は居るのかもしれません)、違法な献金を受けても『秘書がやったことだから私は知らない。』とか『直ちに衆議院を解散して国民の信を問う。私は逃げない。』などと公刊物に発表して、だらだら解散を引き延ばしているような、『図々しい人』が多い国会議員は、教師と比べたらうつ病になる可能性は低いんじゃないですか。
全く何を言っているんだか。
本当にトホホですな…(泣)。