ものもらい

2011年02月06日 | パグの健康
1ヶ月前ちょいのことなんですが―
2010年のクリスマス、福豆さんにとっては ヒドい一日だった。


話の始まりは、福豆さんの目が 少々白っぽい事に気付いた、こやぶん。



少々 メヤニも多い事もあり、T動物病院へ(他の用事もあってね)。

それにしても、町の獣医さん―
総合病院並みの診療科目を一人でこなさなければならないとは、
いやはや 大変なモノだと、こやぶんは思う。
診断によっては、動物眼科の専門医にセカンドオピニオンをお願いしようかと・・・。
※眼科の医療機器って独特でしょう (セカンドオピニオン候補は、こちらこちら

ただね 手術となれば、
福豆さんは呼吸器の問題があり、選択が難しい話となりますが… (悩)

そんな事を思いつつ… T院長先生 開口一発、

『福豆さんも ついに目かぁ~』 とため息。

生まれてから… 下顎骨折など多々診察して頂いたが、
鴨川を爆走するパグだけに、外傷なしで過ごせたのは 奇跡的だと思う!
ちなみに 黒豆さんはアレルギー関連でまぶたに何度も炎症をおこしていたので… 
こやぶん的には カラーと点眼薬で治るかなぁ~ と思っておりました。

スリットランプで目の内部を観察して― 

角膜に白っぽいモノと瞼にイボ(?)が確認できた。

ここまでは それなりにスムーズだった(本当に)。

次に角膜に白っぽいモノを確認する為に
フルオレセイン染色液(黄色い液体)で角膜を染色して検査するのだけど―
 ※動物の目の表面にある透明な角膜の傷の大きさ深さなどの状態が確認。

福豆さん 点眼拒否。 

それは それは 凄まじい抵抗だった。
3人掛かりで福豆さんを拘束、
      T院長先生が首根っこ押えての点眼できる体勢に― 約5分 

暗室にしてスリットランプのコバルトブルー光源(青い光)を当てて、更に詳しく。
だけど福豆さん、ガタガタに震え指数… 
焦点が合わずに、診察に苦労するT院長先生だったりする。

最大の難関…  染色した角膜を洗い落とす作業。
言葉では言い表せないぐらい大暴れする福豆さんを押さえつけることに― 10分 。

診察よりも、点眼・洗眼する事が 本当に大変でしたよ(言葉に表せられないぐらいに… 


診察結果は… (術後に聞いた結果のお話ですが)



T院長先生曰く

角膜にはキズはなく、
マイボーム腺腫霰粒腫が目に刺激を与え、白っぽくなったのでは?
 ※検査時に福豆さんの瞼の裏側を診察が出来ず、手術時の麻酔導入時に確認出来た次第

良性な腫瘍ではあるけれど― 
どんどん大きく成長し、瞼の部分切除となり全身麻酔が必要な手術となる。
呼吸器に問題を抱える福豆さんにはリスク回避を考慮して、
鎮痛剤で処置ができる― マイボーム腺腫絞り出し処置で対応する事になりました
(麻酔前の鎮静剤にのみで処置OK)


そんな こんなで… 12月25日に 手術をすることになった 福豆さん。

22日は 全身麻酔する時同様に、術前検査+α(腹部エコー股関節レントゲン)。

楽しいクリスマスイブは、夕食は軽めで、異様に早くに済ませた(19:00迄に完了)。

そして 翌朝は… ご飯抜き。



空腹のまま 病院に行き―



まぶたの腫れも落ち着いたので 日帰りできたけど…



鎮静剤からの覚醒後なので 誤嚥が危ないとので、



抗生物質を服用する為に ホンの少しだけの夕食。

福豆さん、術後の痛み以上に、空腹に耐える事が苦痛だったかも?



ちなみに こやぶんへの… 2010年のクリスマスプレゼントは
思っていた以上に 手術代が安かった事だと思う(だけど、こやぶん's財布は寒波到来中)

足がデカい 福豆さん

2011年01月17日 | パグの健康
朝 散歩に出かけると、雪が積もっておりました。
  


観測値で4cm程度の積雪なので、雪国地域に比べると序の口か?

ただ 京都の場合 積もった雪が夜間の冷え込みにより… 

早朝はアイスバーン(凍結路面)になってしまう事も度々。

基本 雪国地域ではない京都市(寒いだけ)なので、

スパイク付き靴なんて便利グッズもなく

クルマもちゃ~り~もヒトも ソロリソロリと移動します。



もっとも、 豆さん達は さっさと朝のお勤めを終わらせたい一心で、

こやぶんの事をお構いなしで― スタスタを歩きやがる

そして散歩から帰れば… 


湯たんぽの上で足を温めるのが、日課?  ゼイタクです。



さらに 素足で歩く豆さん達に― こやぶん 気が向けば、



ヒト用より10倍も高いクリームでお手入れ。
 ※こやぶん… 一般的な保湿クリームだとカブれるので使ってるだけですよ(念の為)。
  ちなみに、ベトつき感が気になる場合、ティッシュで軽く押さえれば解消できますよ。
  

母屋(こやぶん)はお粥で、離れ(豆さん)はスキヤキか! …って具合か?

 
でも 冬場の散歩における一番の問題、

公共機関周辺に融雪剤を撒かれてる事でしょうか… 

融雪剤に含まれる塩が肉球に刺激になり、炎症してしまう事も。

散歩から帰ったら、ワンコの足(特に肉球)をしっかり洗う事も大切ですが、

こんな便利グッズ?もあります。



使い捨ての犬用ブーツです。

ただし 問題があります― サイズ選びに。



Pugなどの犬種に該当するサイズで購入しました…



黒豆さんは ぴったりサイズだったのですが、福豆さん足が入りません

 福豆さんの足がデカいのはわかっていたけれど、ここまでデガいと思わなかった。


※PAWZが気になったあなた― サイズ確認はこちらで。

福豆さんと謎の黒い影

2010年12月24日 | パグの健康
『全部 終わったどぅ~!(よゐこの濱口風)』

こやぶん 職場で コソりと雄叫んだら…

隣の同僚に『コレ 手伝って!』と押しつけられたです!

仕事が終わっても… やってる素振りの大切さが、身に沁みました。


さて 話は遡る事― 8月中ごろ。

福豆さんは 尿路感染(?)を再発して…
しかも、 抗生物質の効きがヨロシクないので 
『一度 キッチリ検査をしてみましょう?』ってT院長先生からの提案。

泌尿器関連の感染が悪化すれば―
膀胱内壁がぶ厚くなり、内壁粘膜の下に細菌がひそんで生き延びやすくなるので、
しっかり確認することが必要なのは こやぶん認識していたから…
二つ返事でOKしたわけですよ(普通に!)

レントゲン検査とエコー検査と血液検査をお願いしたわけです。



さて T院長先生 飼い主にはスパルタ教育しますが、
 『獣医はビジネスだ!』的には診察できないみたいで、

エコー検査で泌尿器以外、ついでに心臓や肝臓などの内臓もエコー検査。 


結果、脾臓に黒い影を発見。


こやぶん 聴いた瞬間 お先真っ暗(マジ)

T院長先生も 生検するにも場所が危険すぎて出来ない… とおっしゃる。
ただし 脾臓の状態は血液検査でも判断でるけど、脾臓自体に異常はない模様???
  ※脾臓の状態が悪いと、貧血などの症状がでます。



とりあえず、2週間後に血液(生化学)とエコーの再検査をする事に。





で、2週間後 検査したけど― 脾臓の黒い影は 何ら変化がなかった。
もちろん 血液検査も 正常値だった。


てな事で、前回の検査から2週間後(発覚から1ヶ月後)― 
血液(生化学)とエコーの再々検査をする予定だったけど、
血液検査の結果が正常値だったので… 
エコー検査も変化がないだろうと予測してキャンセルとなり…  こやぶん???



発覚から2ヶ月後の10月に、血液(生化学)とエコーの再検査したけれど、
黒い影は 発見当時から何も変化していない様子。

正直 黒い影の正体が掴めない… T院長先生(驚)

腫瘍であれば、
エコー検査のカラードップラーで診察すると― 
腫瘍に繋がる栄養血管などで把握できるらしいけど、福豆さんは脾臓にポツリと黒い影。
 


脾臓に 突如遭われたブラックホールのごとく… (悩)。



こやぶん 思いあたるフシといえば、
3~4年前に 福豆さん 階段から落ちた(しかも腹打ち)事ぐらい。
※こやぶん 現場を目撃していないけど、
 目撃者曰く『Van Halen のJUMPをBGMにムササビのごとくに飛んだ、そして落ちた』と
 謎めいた説明を こやぶんは聞いた。
 (念の為、近くの獣医さんで診てもらったけど異常なしの診断

この事件を踏まえて…
腹部強打で血腫(血豆みたいなモノ?) って考えられかなぁ? 思い、
T院長先生に尋ねると
    ↓ 
『この場合は吸収されることが多いので、たぶん違う』 云われました。



つまるところ



一体 黒い影の正体は 何なの? って云う検査結果になりました。







そして 脾臓の黒い影が発見されて― 5ヶ月近くの12月。

先日、血液(生化学)とエコーの再検査とその他諸々の検査をお願いしたけど―

何も変化しない 黒い影を確認しただけだった。



次回はいつ頃 検査すればよいのでしょうか… 脾臓の黒い影を? 

0.1%未満の福豆さんと謎のお薬

2010年12月08日 | パグの健康
8月24日で 福豆さん 7歳になりました… 

 

と云ってる間に早3ヶ月以上、経ちました。



こやぶん 仕事で振り回されてるけれど…
 
それ以上に 豆さん達に 振り回されていたような気がする。

 

7歳は、ちょうど シニア世代になりつつある お年頃だからねぇ~。



夏ごろのBlogでチラリと書きました 
福豆さんの尿路感染でストラバイトが見つかって… の件から、話は続きます。

尿の培養検査をやりつつ、使用する抗生物質を確認しながら― 治療していたのですが、
なんだか 福豆さんの調子がいまひとつだったので、血液検査したら…



極端に白血球(好酸球など)の数値が異常となっていました。

判明した時点では、何が原因なのかT院長も把握できず(念の為 深刻な数値ではない)
夏場の暑い時期でバテ気味だったかもしれないし、
まずは服用している薬を止めて、経過観察する事になりました。


ただ こやぶんの有難くもないアレルギー持ちの経験から、気になる事があって
帰宅後 ネットで調べたら… 原因はこれかも!って思うネタ?にたどり付きました。

副作用に、顆粒球(かりゅうきゅう)減少がおこることがあります

簡単に書くと… 白血球が減った状態を指し、主に薬剤アレルギーとして出る症状らしい。
 ※抗がん剤を使用の為に無菌室に入る理由の一つでもあります。
ヒトの場合であっても、今回服用した薬の顆粒球減少が伴う副作用は、0.1%未満の話。
たぶん 症例的にも珍しいのかも しれない。


後日 病院で再検査したら白血球の値が…



正常値に戻っていました。

薬剤が原因かは分かりませんが、T院長先生曰くは「可能性はあるとの事」でした。
※診察後 大急ぎで調べた様子だったので、薬剤の副作用(顆粒球減少)は想定外たったカンジ。
 こやぶん してやったりです(ウソ)



ちなみに … この抗生物質、



副作用で代表的な症状は下痢ですが、福豆さんは常に快便でした。
現在でも 福豆さんの様子をみながらでも― 
オー○メ○チンは使用していますので、決して恐ろしい薬剤ではありません 。
しっかり 獣医さんと相談して注意事項を守って服用してくださいな。

ただ… 販売中止になった顆粒は何ともなかっただけに、錠剤でいまいちは不思議です。



さて 月日はめぐり 晩秋を迎えた頃、 福豆さんの尿検査をお願いした― 
結果さえよければワクチンを! と思っていた矢先…



一体 これはなんなのですかぁ~ 福豆さん!
赤ペンT院長先生 本領発揮でか! と思えるぐらいに 書き込まれました。
そして 処方れさたのは― オー○メ○チン(朝夕1錠)。
様子が変だったら すぐにT院長先生に診せるよう… 指示付きでしたが、
快食快便マラソン散歩で過ごす 福豆さん、一体 夏の大騒ぎは何だったのでしょうか?

なにより オー○メ○チンのおかげで…



採点のない 細菌がいない 期待通りの働きに 更に謎が深まる お薬だと思う。

業務連絡: 仕事が落ち着きましたので、少しずつメール返信いたします

黒毛ぱぎゅ~ぅ化のなれの果て… ?

2010年10月13日 | パグの健康
黒豆さんは パグにしては スレンダーな体型。

福豆さんに比べても 足も細くて長い。

ついでに 妙な姿勢で シッコをしたがる(こやぶん 困る)

ちなみに 立って歩く事も 若い頃は やった。

ただ 散歩は あまり お好きではない(単に福豆さんのペースで歩くのがイヤなだけ)

そして ヤマトのにぃ~ちゃん&や郵便局のオッちゃんなどには ダッシュして  
日頃の運動不足を解消すべく 手荒く歓迎します(本犬曰く、腹筋を鍛えるとの事)


常に… 日々のほとんどを、 まどろみ過ごす 黒豆さん 7.98kg。
黒毛ぱぎゅ~ぅ化した 黒豆さんには こちらが必要ではないかと こやぶんは思う。




そして とある早朝5時、こやぶんも経験した アレ 黒豆さんにもやってきた。




背中を丸めて… どうにもならん? ってカンジの、黒豆さん。

色々 修羅場(?)をかいくぐって来た こやぶん、今回は 『何がど~悪いのか』 が 


皆目 検討がつかん! 


朝の5時半だったけど T動物病院に相談しようと思い― 電話(本当に判断できなかったですよ)
 

(後で知ったけど) 夜遅くまで○○していたT院長先生は夢の中 
留守電に入れても返事がなくて、待ちぼうけ の こやぶん(早朝だからねぇ…  )  。



とりあえず 福豆さんの散歩して ご飯の用意をはじめたら、



歩き方は変だけど 食欲はある様子(なので こやぶん 少々安心した)
 ※ 検査をする前提で― 朝ごはんは抜きましたけどね。



この場合 黒豆さんにとって 楽な姿勢でいる事が一番なので
目の届く範囲で 好きなようにさせていました(冷えないようには注意したけど)



ただ 黒豆さん シ○コ&ウ○チはお外派なので、
人通りが少ない場所を選んで 黒豆さんのペースで散歩した(ついでに 尿検査用の検体も採取)。

朝一番でT動物病院に乗り込んで、
速やかに検査できるように段取っておこう、こやぶん 思った訳です(だって返信がないからさぁ~)

てな事で 一路 T動物病院に向かう中、黒豆さん麗しのATHさんから連絡がありまして―

今回 黒豆さんの身に起きた事を簡単に説明…

 ●発見時 腰かストンと抜けた感じだった。
 ●時間の経過と共に背中を丸めて 動けない(動いても 恐る恐る 金ちゃん走りの様に移動)
 ●痛くても 食欲はある。
 ●シ○コは出るが、ウ○チは― 体勢に無理がある様子(気張れない?)
   

とりあえず、早めに診察してくれるよう手配してくれた。



イザ T院長先生の診察
 
背骨(脊椎)に沿って触診していくと― とある場所で 黒豆さんが 痛そうにする。

また 後ろ肢の状態を確認する為に「踏み直り」や「跳び直り」反応をみたり

例えば…

 

※足先の反応を診る診断だそうです。
 症状が出ていた時は、つま先に感覚がないらしく(診察時はL字状態のままだった)、
 正常であれば― 不自然な状態なので、肉球でしっかり地面をとらえる姿=いつもの状態に戻ります。

黒豆さんは免れた(?)けど― 
鉗子で強く摘む事も、あくまでも反応を診る為― 決して虐待ではありません。
(反応しない = 痛みを感じない状態 → 深刻な状態を意味します)

脊椎になんだかの以上が起きた様子なので、血液検査と尿検査(通院中もあってね)を実施…

結果は感染症等を示す異常な数値はなかった。


よって 診断は…  軽度のヘルニア

ヘルニアはレントゲンやCT撮影では判断が難しい(骨の異常ではないから)。
MRI画像診断がBESTだけど、わんこには麻酔リスクも伴う。 
こやぶんも昨年夏に激痛が伴うヘルニアでMRIを初体験、工事現場にいる様な轟音凄まじい検査機器の中を30分弱拘束される


こやぶん調べによると…
ヒトとわんこの違いは 発生部位が違うことでしょうか?(こやぶんのヘルニア体験談はこちら


 ※教育用画像素材集から お借りしました。

わんこは胸椎でヘルニアを発症するらしい(ヒトは頸椎や腰椎・仙椎)。
そして発生部位の構造上… まともに脊髄内の神経を圧迫、腰がストンと抜けたようになるらしい。
 ※ヒトの場合(腰椎)は抹消神経あたりを圧迫するので腰が抜けるより、足が動かせんカンジだった(by体験者)


ここで 注意してもらいたのが

ヘルニアは軽度(グレード1)~重度(グレード5)までの段階(※獣医さんよっては4段階とする場合有)があり、
素人では判断ができません(厳禁です)。
 
何よりも 放置しておくと… 急速に症状が悪化する事もあるらしい。

 ●歩けない
 ●排尿できない(←最後のシ○コから どれだけ排泄していないか?)
 ●足先の感覚がない                         のなど 思いあたるフシがあれば―

お近くの獣医さんを叩き起こしてでも診察(48時間以内)、 様子見は厳禁です。
 ※排泄障害は尿毒症などを発症する恐れもあり、脊椎が壊死し融解する脊髄軟化症など… 最悪の事態も考えられます


治療は… さしづめ ヒトと変わらず。
炎症を抑える内服薬(ステロイド剤の筋注)と 黒豆さんの得意技 絶対安静

最初の3~4週間が肝心、

 すべる床禁止 →T動物病院の待合室の床はよく滑るけど… ?
 上り下り厳禁 →上げ膳下げ膳生活の黒豆さん、図に乗っておりますよ(泣)
 ケージに閉じ込める → 逆に『暴れるからなぁ~』 とT院長に云われた。
 ヒトに向かって立ち上がらせない → これが本当に難しい(特に、ご飯&オヤツ)

などを注意しつつ安静にさせる事が大切な治療となりますが、
10月の連休中、黒豆さん… 鴨川で勝手に水中療法を始める始末(暑いとはいえ…)。

運動させないと ぱぐぎゅ~ぅ化してしまう(この頃はムチムチ気味)、頭を抱えるこやぶんであった。

 ※こやぶん自身は 地道に運動して― 身体を鍛えるように心かげています、たぶん。

快挙!なのか・・・ 暴挙なのか・・・?

2010年10月12日 | パグの健康
10月は黒豆さん 11月は福豆さん

いつも 大変 お世話になっているア○○ムさんの更新月。



今年も めでたく 通院枠を全部使用しきる快挙
  ※ 福豆さんは11月に更新ですが 間違いなく使い切りました(自慢?)

 

そして 尋常ではない―



ちなみに 3000円未満の場合は ア○○ムさんのお世話ならず。



お世話になっているア○○ムさん調べによると… 

平均的な ワンコの医療費の支出は 59.131円だそうだ(詳しくはこちら

ア○○ムさんの分析によると(抜粋)、

2008年の項目別調査開始以降、上昇傾向が続いており、今回の調査では犬で52.2%、猫で85.2%増加しました。
増加の理由としては『加齢に伴い通院回数が増えた』
『アレルギーがひどくなり、通院に加えサプリメント(2010年から保険対象外)を与えることにした』
などと言う声などが聞かれました。
ペットの家族化が進み、人間同様の生活をすることで、人間のような生活習慣病(糖尿病・肥満・アレルギー性皮膚炎など)
罹るペットが増加していることが伺えます。
また年間5万円を超える出費をした飼い主の割合が、2008年では9.6%、2009年では17.6%、2010年では29.2%と
こちらも増加しており、動物医療の高度化にともなう、治療費の高額化が進んでいるものと考えられます



年間5万円以下の支出…
こやぶん 残念ながら一度も体験していない~ぃ、 夢のようなお話ですよ!!



特に 黒豆さん…

ア○○ムさん負担(円)×○倍 = こやぶんが自腹(想像にお任せします)

昨年末に手術した金額よりも、
インタードックγ接種×○○回がキツい(毎年だけど)。
それ以上に、こやぶん's財布を 奈落の底へ突き落す事になったのが…
ア○○ムさん通院枠使いきった後に、黒豆さん ぎっ○り腰か疑惑。
給料日前の、まさかの○吉さん's越え(詳細は後日)、 
それは それは こやぶん's財布の惨状に お支払で倒れそうになりましたよ。 


福豆さん… 『隔年毎に何かしらの○○○+α』がございまして(?)
今年は『該当年ではない』とこやぶんは踏んでいたけれど(予定では 無事平穏に11月を迎えるつもり)
8月に 尿路感染が発覚して以来 怒涛のようにア○○ムさんにお世話になっています。


こんな 危機的状況の こやぶん's財布に朗報が…

ア○○ムさん 通院枠が無制限となる 暴挙 いや違った 快挙に 



(しかも 10月契約分から(黒豆さん ツイてるなぁ

『武士は食わねど高楊枝』じゃ~ないけど、
今後とも3000円以上からしか ア○○ムさんのお世話になるのは控えようと思う。

ただ 今後の事で ちょいと 心配しているのは― 使用頻度によって、
自動車保険のように等級が下がっていき… 保険料が上がるシステムだったら、恐ろしやぁ~。

ちなみに ア○○ムさんは 自動車保険等でお馴染みの損害保険会社だったりする。

一応 対策は考えたけど… 

2010年10月11日 | パグの健康
アレルギー持ちこやぶん思うに…



アレルギー検査=病気の根治に結びつくような結果がわかるものではなく!

ただ…
  何に反応して痒みを引き起こすのか?
  何を食べなければいいのか?
  何に触れなければ?      などを検証する作業にすぎないのさッ (なんてエラソーに) 。




…で T院長先生大絶賛の アレルギー検査の結果は こんなカンジでした。


○アレルゲン特異的IgE検査


カビの一種 アスペルギス と 牛肉に 要注意程度の反応あり


○リンパ球反応検査



主要食物アレルゲンのみですが、陰性でした。

○アレルギー強度検査

51.●○ %でした(端数は… 口頭で聞いたので、シッカリ覚えていない)
※ この検査結果をキッチリ把握したかったので 時期を選びました。


つまるところ… 黒豆さんはアトピー性皮膚炎であろう と云う結果となりました。


牛肉はダメで牛乳は大丈夫 って 不思議な結果となっておりますが…

こやぶんも 実は牛肉は食べると痒くてたまらんになるけど、牛乳は大丈夫です。
ヒトに限っての話ですが(わんこやにゃんこはフードに使用する為の加工等で…)
食物アレルギーの中では食肉系の発症率は低く、あまり知られていません(だから こやぶんは困る)

ちなみに 牛肉はNGで牛乳はOKなのか? 
卵と鶏肉も同様な話で― 牛(鶏)肉蛋白と牛乳(卵)蛋白の構成成分の違いから生じます。
単純に 牛乳成分に含まれるアレルゲンに反応しないだけです。
 ※食肉の場合、よ~く加熱したらOKとなるヒトもいるらしいし、
  こやぶん自身も『しっかり加熱して』「少量ならば』大丈夫ですけどね。


アスペルギス? あすぺるぎるす? 一体 どんなカビ? って思いましたよ

アスペルギスは生物の分類における名で…

味噌や醤油や日本酒… チーズ等でお世話になっている、あの こうじ菌 の事。
こうじ菌の包子がアレルゲン物質になる、らしい。
ちなみに、免疫システムに異常がある場合(白血病やADIS発症の末期など)、
カビ性肺炎(アスペルギス肺炎)で重症化するけど… 
健康体であれば日和見感染程度ですむそうだ。


こやぶん 一応 対策は考えています・・・ (空気清浄機)


買ってみたら 意外にデカくて 置場に困るこやぶんだったりする(未使用のまま ひと夏過ぎました)

暑いですなぁ~

2010年08月20日 | パグの健康
いつも いつも 病気ネタばかりなので、



 ※生地は 大正~昭和頃の着物(こやぶん婆ぁさんの若い頃の…) 一体 どんな帯と?
 福豆さん似の置物は 五条の陶器市で見つけました(カワセミ工房さん)







ちょいと 趣向を変えまして―








夏と云えば… ラジオ体操。

今では ラヂオ体操第4まで進化? していて



若者の運動能力の向上ががここまで来たのか と驚きが隠せない こやぶんです(ウソ)

ちなみに ラジオ体操第一の運動量は57Kcal
(茹で卵:約70Kcal?)
 

毎日続けると 肩こり・腰痛予防にもつながるし、減量もできるらしいですよ。




さて 巷でラジオ体操で軽~く運動されている頃、朝のお勤めに励む・・・豆さん達。



朝の清々しさが無縁の京都… 朝から蒸してます。



涼しげに蓮が咲いていても… 



ヒトもパグも 暑さでゲンナリ気味。(だけど 夏バテで食欲が落ちる事はない、パグ)


 

そんな 京都市内でも― 御所はちょいと違う。



木陰が多いので 場所さえ選べば そこそこ涼しい。
また そばに 梨木神社の名水があり、心地よい冷たさの水も容易に手に入る。
 ※梨木神社内はペットの立入りが禁止で、取水する為 空の容器も必要ですよ。

『京都の夏は暑い』って云われますが、
連日 日中が35度以上の高温がきつい― っていうより、
蒸し暑い上に無風状態で 夜になっても気温が下がらないから… 疲れが残ってしまう。
だから 体力的に しんどい って感じかと こやぶんは思う。
 
かと 云って… 冷房の効きすぎた場所に居続けると、それはそれで しんどい。


我ながら 身勝手だぁ~ と思うけど、 冷房漬けの毎日を送っていると― 夏バテが怖い!

こんな クソ暑い 京都を過ごす 福豆さん的夏の過ごし方―


のんびり 温めの風呂に入って



阪神の城島選手を見習って(新聞記事で読んだ)、
 


西瓜で 水分補給をするのが 一番だそうだ

黒毛ぱぎゅ~ぅ

2010年08月18日 | パグの健康
京都も 今日も熱い暑いです。

職場のある大阪の方が、(生ぬるい)風が吹く分 マシだ! 

とにかく 京都はセイロの中で生活しているかと思えるぐらい… 蒸し熱い暑い。

なので…




冷房の効いた部屋で ぐ~たら生活しているうちに



それは それは ずっしり 重たい 黒毛ぱぎゅ~う になりました。


アレルギー検査の総括(?)の前に― 
春の健康診断で判明したALPと中性脂肪の数値が標準値より高かった… 


要はメタボ疑惑の検証から(前回のあらすじ?)





心配するほどの値ではないけれど、
昨年末に去勢手術の影響から甲状腺機能低下症を発症した恐れも考えられ、

後日 空腹の状態で採血をして 検査してみましょう! って事で、後日。






至って 健康体。


つまり メタボではなかったのですが… 

甘いモノ大好き、有機野菜大好き… こだわりの食通の黒豆さんだから 油断大敵です。


今年は 銘柄指定の蒸かした鳴門金時(さつま芋)をオヤツ代わりに― トマト(有機&路地もの) 。



トスカーナバイオレットが美味い… が旨い! と黒豆さん評


黒豆さん 有機栽培されたトマトの種のまわりのゲル状(ニュルニュル)の部分が一番の好物、
(ちなみに こやぶんはゲル状の部分が大嫌い… 火が通ればOKだけど) 

豆さん達 毎日 毎日…  トマト 一日1ヶ以上 は食べていると思う。
同じ量か… それ以上に福豆さんがトマトを食べているが(あまり太らない)
日々 ずっしりとくる 黒毛ぱぎゅ~う化  する 黒豆さん。



ただ… このところの猛暑のおかげで トマトが育成しないと 農家のオッちゃんが申しておりました。
おかげで 休みの朝は… 農家の直売を狙って 自転車で渡り歩くのが 日課となっている 
今日この頃の、こやぶんでした。

そこそこ症状が出ている時に―

2010年08月17日 | パグの健康
黒豆さん 動物アレルギー検査をいたしましたよ   (こちらを参照)




ついでに メタボ疑惑検証の採血に尿検査もしたので― 
お支払額に こやぶん 涙も 鼻水も 笑いも 涎も… とまりません


さて 今回 黒豆さんのアレルギー検査は 2度目。

前回は(血清からアレルゲン(特異的IgE)を測定する アラセプト・パネル・テストを実施。

T動物病院を通じてこちらへお願いしたら…  検査票が某検査機関だった(驚)!
  ※ ちなみに こやぶんも 同じ検査機関で同じ検査をしたことがある。



今回は 前回の同一検査(精度は向上… byT院長)に加え―

 
  (ここからT院長先生の熱弁がはじまる)

小動物のアレルギー検査だけを特化した理研ベンチャー企業が開発した

     リンパ球反応検査 と アレルギー強度検査

T院長先生が 今までの検査とは比べ物ならない と連呼した… 


それぐらい T院長先生 大絶賛の検査なのに― 検査前の説明に渡された資料は



動物アレルギー検査さん 今少し T院長先生用に立派な資料を用意して下さいな!
 

さて こやぶん自身がアレルギー治療でお世話になった― 
雪駄履き&カルテは筆ペンを愛用するY先生から教えて頂いた知識を+αして…

  アレルギー抗体には1型~4型があり、一般的なアレルギーのほとんど1型が多く、
  この1型のみを診断する検査が アラセプト・パネル・テストとなります(従来の検査)。
   ※1型は花粉症や気管支ぜんそく等で 結果がハッキリと数値として出るらしい。
  
  食物アレルギーの場合 少々事情が違いまして― 4型が関与する事が多く、
  従来の検査では 血清から抗体の有無を調べる事が難しかった。
 (4型遅延型ならパッチテストで検査ができるが… 結構痒い(by経験者)
  
  そこで登場したのが、T院長先生が連呼のリンパ球反応検査 と アレルギー強度検査

  ヒトの場合は専門家医よっては意見分かれるけど(確立中の検査技法らしい?)、
  ワンコもヒトも備えている免疫システムの司令塔、ぺルパーT細胞に着目した検査です。
  ちなみに 黒豆さんが服用したアトピカは T細胞に着目したお薬となります(免疫抑制剤)。

   

こやぶんは医療関係者ではなく検査内容を詳細に説明できませんから、割愛しますけど…

思うに―  検査の良し悪しは判らない (だって 素人だもの)

ただ プロには 診断する為の素材が多いと精度の高い判断を出せる― と考え 検査をお願いしました。



もし blogを読んで この検査をお願いしようと思った 皆さんに注意して頂きたいのは、

パグにしたら相当量の採血が必要です(シリンジが10mlだったので)。
   ※黒豆さんは エリザベスさんで見えない様にして 頸部の血管から採血しました。



 普段は後肢の血管から採血だけど、必要とする血液量がが多いと負担になるので―
 血管が太い頸部から採血する事になりました(K先生だったので、黒豆さん鼻の下伸ばして大人しくていました)


金額も高いですが、それ以上に採血量も多いので(小型犬の場合)、
わんこさん達の健康状態も含めて よくよく獣医さんと相談して よ~く考えてみてから ご判断くださいね。



黒豆さんの検査結果(総括)は 次回に~





そして アレルギー型のうち、2と3は 何やねん! と気になるあなた!
2型は血液型不適合、溶血性貧血、薬剤アレルギー、パセドウ病等の起因のひとつ
3型は血清病、アレルギー性気管支炎、薬疹等の起因のひとつ          

※ 全然違う理由で通院した先生(ヒト用)に それとなく 尋ねる…こやぶんでした(気になるでしょう 2と3が…)