近江詣で ‘弐’

京都の交換会に行く折には、前日下見の前や、延泊してとか、時間をとってお寺や美術館に寄る楽しみも有るのですが
いつも春は桜、秋は紅葉の盛りと重なり宿の手配も一苦労。
京博 特別展「国宝 鳥獣戯画と高山寺」などは二時間待ちとの話に、早々諦め、では今回はどこへ行こうかと。。。。
市内の混雑を避け、石山寺へ。　

　　
紅葉の具合としては5～6分という感じでしょうか。黄、赤に色づいた葉々と緑のコントラストが美しかったです。
数年前に来た時は修理中だった多宝塔もすっかりきれいになっていました。
本堂内陣では、薬師如来坐像<平安>(初公開だそうです)のやわらかなお顔も拝観できました。

　移動して三井寺(園城寺)へ。特別拝観で盛り沢山。ぐるりと廻ると広くて、最後かなり足に来てしまいました…

数は多くは有りませんが仕入れもでき、美味しいものも食べ、気持ちの良い近江の秋も楽しめた数日でした。

日本国宝展

東京国立博物館にて開催中の 『日本国宝展　祈り、信じる力』。

平日開館すぐとはいえ、大混雑(>_<)。。
色々は遠目にさぁ～っと諦めながら進み、これが見たい！とお目当ての平安仏画「普賢菩薩像」だけは
頑張って最前列でお会いしてきました(^.^)　（展示期間９日(日)まで）
傷んでいる箇所はあれど、透き通るような白、色鮮やかな赤、緑、
ふわぁ～～と本当にきれいな麗しいお顔とその姿に、しばらく見入ってしまいました。

ご存知『玉虫厨子』、人気者『合掌土偶』、今回の広告の顔『善財童子立像』と見どころ沢山の展示内容。
この季節は出かけたい展覧会、美術館の催しなどが多く、お忙しいとは思いますが、こちらもマストです。

東京国立博物館　平成館にて　　～12月7日まで

高野山の名宝

サントリー美術館で開催中の『高野山の名宝』展に行ってきました。
国宝『八大童子像』 運慶作や、とても美しい『澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃』(こちらは展示期間～11月3日まで)など
素晴らしい美術品の数々を観ることが出来る貴重な機会です。　連休中にお出かけになられては。
　　　　　　　　　　　　
サントリー美術館　　～12月7日まで