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近江詣で

2011-11-19 | 日記
この秋『神仏います近江』と題した3つの美術館の合同特別展が開催されている。
2会場の会期終了間際にすべり込みで見に行くことが出来た。

滋賀県立近代美術館~11月20日明日まで
大津市歴史博物館 ~11月23日(祝)まで
※ミホミュージアムは12月11日まで

それぞれの美術館の企画やテーマに沿った展示が非常に興味深く
また長い時間の中で生み出され大切に伝えられてきた近江の仏像、仏画などを一度に見ることの出来る貴重な時間でした。

大津会場の歴史博物館では百体からの神像がずらり、というか、
ぎゅうぎゅうと並べられているお姿々が少々お気の毒な感じも。。。。。

あわせて以前から行ってみたいと思っていた紫式部ゆかりの古刹としても知られる石山寺へ。
紅葉シーズンに合わせて多くの人で賑わっていましたが、本堂内陣拝観は私一人の静かで贅沢な時間でした。
2002年 本尊像内から発見確認された胎内仏4躰をぜひ見たいと出かけたのですが
ガラスケースのなかには金銅仏2躰のお姿。
残念なことに2躰は韓国の国立博物館へ出陳中とのことでお会いすること叶いませんでした。。。また次回にはぜひ。
見る事の出来たのは如来像と観音像。
とくに観音像のお顔が本当にかわいらしく、かなりゆっくり時間を過ごしてしまいました。

17,18日に出かけたのですが例年より紅葉がかなり遅いとのこと。
でも昨日からの冷たい雨で気温も下がり見頃も近いかもです。

石山寺本堂にかかる紅葉



国宝 日本最古の多宝塔はただいま修理中




ミホミュージアム周辺紅葉






石山寺は19日本日から夜間ライトアップが始まるそうです。~27日まで。
紅葉や近江の神仏に会いにお出かけになるならお早めに、です。


近江の秋を満喫できた2日間でした。




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