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乾漆像残欠

2012-04-17 | 仏教美術
不空羂索観音 
国宝。脱活乾漆造。

東大寺法華堂(三月堂)の本尊であり、(現在は東大寺ミュージアムにて展示。)
その均整のとれた姿は天平彫刻の代表の一つと言われています。
金色に輝く体躯の頭上には銀製の阿弥陀の化仏とヒスイや水晶などの宝石をちりばめた宝冠。
堂々としたとても美しい姿です。

その不空羂索観音の瓔珞の残欠。






小さな断片ですが、柔らかくリズムのある動きが感じられ、
また残っている金箔の色は輝きを損なっていず見飽きません。

(表)   (裏)

両面に一番金箔の残るもの。 最長 4.8cm ご売約。ありがとうございました。

(表)   (裏)

かたちの愉しいもの。  最長  4cm  ご売約。ありがとうございました。


(横)   (裏)

裏面3分の2欠損していますが麻布の目の大きさまで良くわかります。 ご売約。ありがとうございました。
最長  4.4cm

仏教美術入門展 (佐野美術館) 掲載品


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