息子と淡路島の3年とらふぐと人形浄瑠璃

久しぶりに息子と主人と共に
淡路島に出かけた

昼には花畑に人形浄瑠璃

あわじ花さじきの花畑は菜の花が美しい

人形浄瑠璃は切ない
傾城阿波の鳴門
順礼歌の段

夜には最近の淡路島の特産品

3年とらふぐのてっちり鍋をつついた

淡路島のふぐの味は優しい

ほっこりとした味わいに心がなごむ




息子はこの春から大学院生

なんとか試験に合格

後、2年は学生を楽しめる



そんな彼とたまる話に花が咲く

親子3人でよくしゃべる

話は尽きない



そんな彼に変化を感じる

成長の足跡を感じる



彼は卒論で苦しんだ

彼はほとんど愚痴を言わない

その彼が大変だったと話す

卒論を仕上げる時期には
他の事が頭に入らなかったという

その時期には自分がとことん
馬鹿になったと愚痴をこぼす

出口の見えない底なし沼

先の見えない暗闇

そんな世界で苦しんだ

心の中の彼の声がそう言っている




しかし彼はやり遂げた

暗闇の中から這い上がった

一人で暗闇の世界から

一筋の光をとらえ

そこから這い上がった



大学生にもなれば誰も教えてはくれない

彼は出来うる限りの力を総動員して

そのことに集中した

そして乗り越えた




そんな今日の彼は一回り大きく見える

以前より少し大人になった彼がいる



苦しい経験が彼を成長させている

障害が彼を成長させている



そんな実感が持てた楽しい旅だった




(○´∀｀○)



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