風 姿 鴎 伝

野球好きになって十年目。遠いのとワケありで主に中継で観戦。鴎たちに関しては緩く長い目で見てます。だって元気の素ですから。

これぞ日本野球の落とし穴

2015-11-20 | 野球日本代表
日本 vs 韓国 3-4
※土壇場の9回に逆転負け

エースもしくはエース級が僅差を守って逃げ勝つ。

最近の日本プロ野球特にパ・リーグにおいては
シーズン144試合、おおよそ何処のチームを見渡してもそういう勝ち方が増えたなと思っています。
いわゆるルーズベルト・ゲームなんていうものを探す方が困難だし、ファンの間では「馬鹿試合」なんて言われてるわけで^^;

先発投手が試合を作り、少ない点差を後ろの必勝パターンで守り切る。
そういう試合が多いチームが上位にいくというのが定石になっている日本のプロ野球。

…だから日本の選手たちはそういう試合に慣れっこになっているのではないだろうか?
昨日の準決勝韓国戦を観ながら、実はつらつらとそう思いました。
しかもチームは全勝負けなし。
それがかえって何か、隙というか何となく危機感が薄いという感じに受け取れたのです。

当然ながら代表クラスに選ばれている野手はシーズンは、ほぼ全試合に出ているレギュラークラス。
小久保監督が彼らのプライドに気を使ったのもわかりますが、「結果が出なければ、お前がいなくとも次がいるぞ」くらいのスタンスでもう少し彼らを煽って欲しかったと思います。

9回3点差。
通常のシーズンだったらこういうゲームは、専門職の絶対的クローザーで乗り切っているでしょう。

でも侍ジャパンはその部分が薄かった。
絶対的守護神がいなかった。
投手陣には明確な役割が与えられていなかった。
(特に、増井の扱いを完全に失敗した)

…盲点を突かれた形になってしまいましたね。

それと、これは個人的な考えなのですが。
精神的な事を謳って売りにしている監督が、素行の悪い坂本の起用を優先的に行うのにとてもガッカリしました。

本シーズンに限っていえば、打撃は川端の方が上でしたし、繋ぎという点では中島でも良かったはずなのです。
自分のお気に入りの(はたまた大人の事情か?)ばかりを使っていては、チームの士気も少しづつ変わってきていたのでは?
まあ、これはゲスの勘ぐりにすぎませんが…

まあとにかく負けるべくして負けた。
最後はこの一言に尽きます。
そして終盤にあきらめず、粘りと団結力をみせたチーム韓国に心から敬意を表したいと思います。
もとより、デホとデウンの居るチーム。
是非、優勝して下さい。


〔ご一読ありがとうございます〕日々感謝。

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