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まくらが歌謡楽団のブログです♪

童謡 「月の砂漠」

2020-01-12 08:46:17 | 日記
皆様、おはようございます😃 
今朝は庭一面に霜なのか、それともうっすら雪?なにかグラニュー糖のような白い粉が降りかけられているような、そんな景色でした。

さて、昨日は仕事の合間にふと、童謡「月の砂漠」について思いましたが…
日本は砂丘といえば鳥取砂丘、でも、こんな風にラクダにのってゆらゆら揺られる旅なんて、イメージが湧かないのに、どのような経緯で砂漠を題材に詩が書かれたのでしょう…


そこで、今日もウィキペディアより~

大正から昭和初期に叙情的な挿絵画家として人気を博した加藤まさをが、大日本雄弁会講談社(現講談社)発行の雑誌『少女倶楽部』1923年(大正12年)3月号に発表した、詩と挿画からなる作品である。 
これに、当時まだ若手の作曲家であった佐々木すぐるが曲を付けたことで、童謡としての「月の沙漠」が生まれた。童謡の普及活動もしていた佐々木すぐるは、自ら主催する普及のための講習会で同曲を用いた。また佐々木は教育現場での音楽指導用の教本として『青い鳥楽譜』と呼ばれる楽譜集を出版しており、童謡としての「月の沙漠」もその中に収められている~

なるほど…では、その挿絵は、どこで描かれたのかな?
そこでもう一度ウィキペディアへ~

加藤は1965年(昭和40年)、朝日新聞記者本多勝一のインタビューに答えて、作詩の経緯について、「動機って、ただ『少女倶楽部』から“何でもいいから”と注文されただけですよ。ぼくは沙漠どころか、外国へはどこも出たことはないけれど、沙漠にはなんとなくあこがれがありましてね。沙漠の歌でもって気になったんです」と語っている。念頭に置かれていたのはアラビアの情景だったという。ただし、初出時に加藤自身が描いた挿画では、ラクダはアラビアのヒトコブラクダではなく、中央アジアのフタコブラクダになっていた。後年に加藤が描いた絵では、ヒトコブラクダに修正されている。

へぇ~そうだったんですね😵 
勉強になりました。ちなみに、加藤まさをさんの作品については、ご出身の静岡県藤枝市の「郷土博物館・文学館」に一部収蔵されているそうです。こちらをご覧下さい。



今年は、是非、わが楽団「まくらが歌謡楽団」でも、月の砂漠を歌ってみたいなと思います。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
加藤まさをのいろいろ、始めて知りました (Ted)
2020-01-12 09:58:05
この記事を読み、私も加藤まさをについてのウィキペディアの記述を見ました。すると、「バラの栽培、ヴァイオリン演奏、テニスなど、少女好みの趣味を持っていた」とあります。昨日の記事「七つの子」へのコメント中で私が記した野口雨情・作詞の好きな歌について「少女趣味のようですか」と書きましたが、私はバラの栽培、ヴァイオリン演奏、テニスのどれもしません。それでも、「月の砂漠」も好きです。藤枝市郷土博物館・文学館に加藤まさをの作品が展示されていることは、この記事で初めて知りました。
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心理描写なしの感情表現 (茂木)
2020-01-12 19:14:14
月の砂漠の歌詞は情景を描写しているだけです。月に照らされた砂漠、2頭のらくだ、らくだにはくら、くらにはかめ、くらに乗る王子様とお姫さま。途中で唯一の情景以外の詩句である“二人はどこへ行くのでしょう”という作者の問い、また情景がつづきます。とぼとぼと、砂丘をこえて、だまってこえていきました。・・・・・こころ、きもちに関する表現はまったくないのに、曲とともに聴いているといろいろなイメージ、想像が湧きます。その内容は各者、各様でありましょう。
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なるほど… (櫻ミサ)
2020-01-12 22:47:54
茂木さんの視点、たしかにそうですね。
そう考えると、やはり挿絵作家さんが客観的に見た風景画の世界なのでしょうか…

音列的に見ると、この曲は、とても特徴的で、「月の~」で始まったかと思うと突然「さばくを~はるばると~」と高音域に飛び、また「旅のらくだが行きました~」といかにもとぼとぼ歩いているように、低音を行ったり来たり…そしてまた、突然思い立ったかのように「金と銀との~」と高音域に飛んでも、また低音域をトボトボ…単調な砂丘をどこまでも行くような曲。しかし、インパクトと心に残る歌に、素人の私には、とても思いつかないタイプの曲だなと、あらためて思います。
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「月面上の砂漠」と思っている人たちがいます (Ted)
2020-01-13 09:48:36
以前、インターネット上で、「月の砂漠」を「月面上の砂漠」と思っている人が結構いると知りました。月が照っている砂漠をラクダに乗って行く挿絵を見たことがないか、あるいは、ニール・アームストロングとエドウィン・オルドリンが月面に立った映像に感激して育った人たちなのでしょう。
 先の投稿のタイトル中、「始めて知りました」は「初めて知りました」の変換ミスでした。「hajimete」の入力で「始めて」への変換が正しいのは、「何々し始めて」のような、より頻度の低い使い方に限られると思いますが、それに対して「始めて」を第一候補に出す変換辞書に文句をつけたいです。私は勤務時代、所属内の連絡メールは英文にしていました。変換ミスのまま送ると、部下が鬼の首を取ったように喜んで喧伝するので、それを避けるためでした。... つい脱線して、失礼しました。
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Unknown (櫻ミサ)
2020-01-13 22:22:45
月の砂漠の「月」を「月面」とは、面白いですね!月に砂漠があるなんて、さらに発想豊かな感じがします

変換ミスは、私はたくさんあります。でも、それより恐ろしいのは、パソコンや携帯を使うようになり、文字を書く機会が年賀状と手帳(それさえ、徐々にスマホに移行している現在)くらいになってしまった為か、鉛筆を持つ筋肉が退化しているように感じられる~ひょろひょろ文字になりそうで、いけないなぁと最近思います
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Unknown (しー)
2020-01-18 07:59:45
「月の沙漠記念館 - 御宿町役場」: http://www.town.onjuku.chiba.jp/sub4/3/tsukinosabaku_kinenkan_01.html


おはようございます♪
ブログ、着々と読ませていただいております☺️
私も優坊もツボ😙❣️な記事が満載で読みごたえあります‼️

中でもひとつ、どうしてもお伝えしたくなりまして…😁

優坊が小学校高学年の頃に 月の砂漠、 薔薇が咲いた、 辺りにハマっていたことがありまして、たまたま同じ時期に夫が千葉県へ車のチューニング?に出掛け、たまたま!月の砂漠記念館を見かけ、パンフレットをもらってきてくれたことがありました。

優坊熟読後、パンフレットは机の引き出しの奥にぼろぼろ状態で保管されています😅

この歌にハマっていたときは優坊と末っ子とでラクダ🐪ごっこなどもしながら歌っておりましたが(笑)私は勝手に駆け落ちの歌?もしくは国を追われた男女の歌?などと妄想しておりました😂
そういう訳ではなかったのですね…

ラクダと言えば、高校生の頃、当時はスポーツしながら水分とるのは根性無し❗の時代でしたから、バスケ部の練習の時に「私にもラクダのように水分、栄養分の入ったコブがあればいいのになぁ、」と思いながらひたすら走った記憶もあります。

すっかり脱線💦
元々お月さま、お月さまにまつわる話、曲が大好きなので、年を取ってたくさん時間ができたら、月の砂漠記念館にも足を運んでみたいと思っています🌜
月の砂漠につい反応してしまいました、お邪魔いたしました
m(_ _)m
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夜の空の色 (茂木)
2020-01-18 18:48:14
しーさん、月の砂漠記念館のご紹介ありがとうございます。
昨年の2月、房総半島の東側の海岸を鴨川から九十九里浜を経てさらに北上してひたちなかまで車で走りました。その途中にある月の砂漠記念館に寄ってみようかなと思っていましたが、右折すべきところを直進した直後に気づいたにも関わらず戻ることなく見学の機会を逸してしまいました。ご紹介いただいたホームページの中にパンフレットもあり、これによりかなり詳細に記念館について知ることができます。印象的なのはその中に掲載された絵に描かれた空の色です。青は快晴の空の色ですが、夜を青で描いています。YouTubeの動画でも月の砂漠というと月と夜の青です。藍色の夜は詩的で好きです。
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Unknown (makuragakg)
2020-01-19 07:46:30
しーさん、コメントありがとうございます😊
月の砂漠でこんな共通点があったとは…やはり童謡は素晴らしいですね!いつか、歌声広場でも歌いたいと思います❣️
いよいよ、来週は歌声広場🎶ブログに載っている曲はたぶん歌うと思いますので、予習しておいて下さいね😄
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