今朝は、ある方から、明治時代金沢に流刑された、浦上のキリシタンについての問い合わせがありました。
金沢には一番多くのキリシタン526人が流されましたが、そのうち百数十人以上が殉教しています。
近年、トンネル工事中に23遺体が発見されたので、もっとあるかもしれないと言うことでした。
日本では、公に最初に殉教した26人を初め、多くの殉教者がいます。
精しくは、拙著マンガ「日本キリスト教史 上下」をお読みください。
Amazonのある方の講評で、織田信長が良く書かれ過ぎていると言うのがありましたが、宣教師フロイスの記録を参考にしているので、
仕方がないかもしれません。
しかし、実際に信長が、宣教師やキリシタンたちを優遇したのは事実だし、2人の息子たちもキリシタンになっているのです。
1600年の人口は、約1227万人で、1610年のキリシタン人口が60万人だったそうです。
24.5%のキリシタン人口ですね。
豊臣秀吉や徳川時代にキリシタンは、30万人が殉教したと言われています。
一説には、100万人と言う方もいますが、分かりません。
全員が記録として残っているわけではないと思います。
2月5日は、秀吉の時代、公に処刑された26人を記念した殉教聖会が殉教地の西坂の丘で持たれます。
良いお天気になるように、祈っています。
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