プラマイゼロ±

 某美少女戦士の内部戦士を中心に、原作、アニメ、実写、ミュージカル等問わず好き勝手にやってる創作、日記ブログです。

ユニバレポ

2018-07-17 23:59:42 | Weblog





 現在USJでやってる美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル4D参戦してきたレポです(※記憶のみで書いてるのでうろ覚え、細かい台詞の違い、展開やシーンが前後してる可能性が高いです。そして主観入りまくり推しに偏りまくりなのでご注意、ご容赦ください)ネタバレしまくりなので行く予定の方、知りたくない方もご注意。





 ユニバの入り口をくぐって一直線、さほど遠くないところに美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル4Dはありました。セラムン世代の足腰に優しい。
 アトラクションと銘打たれてますが、乗り物に乗るのでなく観劇スタイルなので、会場の前で待って、中の準備ができたら外で並んでるピープルが一斉にわらわら入るシステム。ただ、乗り物でないにせよ、揺れたり水が跳ねたりするという注意書きがあり、腰や首を痛めている人は入場を禁止されています。実際に入った感想としましては、注意書きにはないけど痔主の人もやめといた方がいいとは思います。割とおケツに来ます。


 で、中に入ると4Dメガネを渡されて、そこからいきなり観劇・・・ではなくまず薄暗い部屋にひとまとめにされます。サスペンス映画でデスゲームに参加する前に主催者に説明を受ける部屋と言えばイメージしていただけるでしょうか。わかりにくいですねすみません。
 前方上部にモニターがあり、キューティムーンロッドならぬユニバオリジナルのキューティ・ユニバーサル・ロッドの映像が、グラビアアイドルかよと思わず思うほどいろんな角度からアップになったりセクシーな角度から曲線美を見せつけてきたり、そんなのを延々と流されます。この露骨な販促、嫌いじゃないわ。

 部屋の壁の左右上部にはセーラー戦士とアルルナのパネルがはめ込んでありまして、これはファンにはたまらないものでした。ただ、位置が位置なだけにしゃがめばレオタードが見えてしまうのでは!?と思ってしまうのは仕方のないことでしょう。ただ、実際にしゃがんでも見えないことは明言しておきますね。

 ともあれしばらくロッドのグラビアを見続ける羽目になりますが、やがて、セーラー戦士紹介の画面に切り替わっていきます。バックライトを浴びて一列に並んだ戦士たちの影から(ここ、マーキュリーのポーズがやたらマッチョ)、マーキュリー→マーズ→ジュピター→ヴィーナス→ムーンと技のバンクシーンを流して、それぞれ戦士の説明があります。そして、我々ゲストは、USJでやってるセーラームーンの映画を見に来たピープル、と言う体で話は進みます。

 そのあと、画面はさらに移り変わり、アルルナの会話するシーンが流れます。我々に語りかけているのでなく、会話してるルナとアルテミスが映写システムにうっかり映っている、というようで、ネコの影が二匹浮かんだ映像です。ので、セラムンミリしらの人は、黒と白、どっちがルナでどっちがアルテミスなのかわからないかもしれません。
 この映写の色合いがラテアートのようで、なんとも言えずかわいい味があります。

 アルルナの談としては、USJに妖魔の気配を感じて調査に来た、ということ。で、ここを調査してるはずのうさぎがいねえ!ということ。日頃の苦労をドクドクに滲ませつつ、アルルナは映写室から立ち去るのでした。
 ルナはクリスタルの声の方でしたが、アルテミスはテレ朝でもクリスタルでも実写でもない方のお声でした。クリスタルの四期、どうなるんだろう・・・

 主催者(USJ側)はこのアルルナの映像は本来予定されていなかったものと言うことで、一部不適切な映像が流れてしまいました~というアナウンスが流れます。そして、ここでやっとこさ次のゲートが開くのでした。




 
 ここでゲストは、待合室から、椅子が並んだ部屋に一斉に移動になります。ちなみに、待合室で右側にいた人はスクリーンの前方、左側で待っていた人はスクリーンの後方に座ることになります。ここはお好みで。
 スクリーン前は重厚なカーテンがかかってあって、映画館というよりは手品とかやるステージっぽい印象でした。天井にも大量のハートがちりばめられて、乙女心を刺激します。

 こっからは早い。

 ゲストの着席が確認されたらすぐに映像は始まります。さっそくうさぎさん登場!安心安定の三石ボイス・・・4Dのツインテールがすんげーボリューミーでびっくりしましたが、2018年にこうやって最新の技術でセーラームーンが見られるって胸熱ですね。
 USJに調査に来たけど迷子になっちゃってスクリーンの前に出ちゃって慌ててるうさぎさん(すんごい説明口調の独り言)に、制服を着たUSJの従業員のお姉さんが、映画を始められないから席にお座りくださいと案内します(そして訓練されたセラオタなのでこの時点でいろいろ察す)
 映画を見に来たわけじゃないけど・・・と言いつつうさぎが着席するのを見届けて、お姉さん豹変。そう、やさしそうな従業員のお姉さんは実は敵の手先だったのです。な、なんだってー!?ビジュアルはテレ朝第一話のなるちゃんママに化けた妖魔を彷彿とさせます。顔めっちゃこわい。

 ゲストからエナジー吸うたるでー!上司に捧げるんやー!と闇金の督促みたいゲストの客席ごと地面から引きはがして一気に宇宙空間に!椅子ががっくんがっくん揺れますし、岩とかビュンビュン飛んできて頭に実際に風を飛ばされるので、けっこう迫力あります。そして、フィルム状の触手をわっしゃわしゃさせてゲストからエナジーを吸っていきます。あ~れ~。

 が、ひときわすごいエナジーの持ち主が潜んでいることに気づいた妖魔氏、触手を座席の足元にビュンビュン飛ばして探します。「ここか?」「この列か?」って順番に探る間がホラー映画みたいでこわい・・・実際に足元に風がやってくるので、ここでゲストからも悲鳴が上がりました。
 そして、とうとうとても強いエナジーの持ち主=うさぎさんは触手に捕らえられます。宇宙空間なのに生身でピンピンしてますが変身できずバタバタしてます。うさぎさんも抵抗しますが、変身前は悲しいかな無力。フィルムの中に閉じ込められてしまいます。我々も大ピンチ・・・誰か助けて・・・


 そこで颯爽と内部四戦士が登場。キャー!!!ギャァァーーー!!!(野太い悲鳴)


 シアターが浮き上がってたから追いかけてきたという四戦士。まあ、気づかんわけないわな。あ、声はクリスタルの声優さんでした。
 映画みたいにバンクなしで縦横無尽にバッキンバッキン技を放っていきますが、4Dなので戦士ちゃんも技も飛び出す飛び出る。ヴィーナスのチェーンが画面から飛び出したり、マーズの曼荼羅が浮き上がって椅子が揺れたり、マーキュリーゴーグルを駆使するシーンがあったり(ここ、マーキュリーを取り囲むように敵のデータが流れて行って、4Dの良さを遺憾なく発揮してました)、ジュピターが画面から飛び出して素手でパンチかましたり、これだよ、こういうの見たかったの。

 ヴィーナスがリーダーシップを取って、マーキュリーが分析して、マーズとジュピターがパワー系の攻撃を仕掛ける、という描写がとてもよかったです。

 内部の活躍で、うさぎさんはフィルムの檻から脱出します。脱出っていうか高いところから拘束が解けて落とされたので思いっきり尻もちついて転んでたのですが(くどいようですが宇宙空間)、ここで「きゃっ」とかじゃなくて「げべぶ」みたいな声を上げるのがうさぎさんです。安定安心の三石ボイス(二回目)

 そこで、「変身よ!」からのセーラームーンの4D変身フルバンク・・・!きらっきらの大画面から手足やリボンが飛び出してくる躍動感・・・これは美しい&迫力満点なのでぜひ実際に見ていただきたいところです。そして次回があるのならぜひ内部の変身バンクも・・・!これどこに投書すればいいんや。

 で、ついに戦士五人揃って戦うのですが、ここでつい視聴者目線になってしまっていた我々は侮っていたのです、これは我々ゲストも参加しているアトラクションだということを・・・

 内部ちゃんの技が大迫力なら、敵が放つ技も大迫力です。セーラー戦士がゲストに背中を向けて敵の前に立ちふさがって守るように戦っているので(つまり、ゲストとセーラー戦士は同じ方向を向いている)、敵の攻撃は自ずとセーラー戦士であり、我々ゲストの方向に向かうわけでありまして、フィルム触手(勝手に命名)がこっちにわらわら向かってくるわけでありまして、つまり我々もピンチなわけでありまして。

 戦士の技をかいくぐって触手が目の前に飛んできて当たる、危ない!と思った瞬間身を乗り出して顔のぎりぎりで触手をつかんで守ってくれた人物が。この書き方だとピンチに現れるタキシードのあの人だと思うでしょ?だが違うんだな。誰だと思う?知る覚悟はできましたか?Are you ready?(大事なことなので二カ国語で言いました)

 ジュピターがね、ジュピターがね、大ピンチのゲストの前に身を乗り出して素手で触手つかんで、そこで我々を見て、一言。

「だいじょうぶ?」

 2018年にこんなご褒美があるとは・・・っ!

 いやだってさ、セーラー戦士に直接守ってもらえてさ?しかも技をぶつけるんじゃなくて素手でさ、体張ってさ、ずっと後ろ向いてたのにこっち向いてさ、目合ってさ、しかもジュピターにだいじょうぶって言ってもらえるてさ、やばくない?ねえやばくない?(語彙崩壊)

 そうジュピターは保護の戦士なんだよ・・・みんなを守る戦士なんだよ・・・ありがとうジュピター・・・かっこい・・・かっこいい・・・ありがとう公式様・・・

 私はもともとまこちゃん推しなのですが、これは木星に堕ちますね。まこちゃんの「だいじょうぶ?」とか、言ってほしいセリフランキングでぶっちぎり上位でしょ(知らんけど)。不特定多数のゲストたちの恋に落ちた音が聞こえたようでした。TOKIMEKU・・・

 これアニメ本編だと、ここで助けられて恋に落ちた子が1クールあとくらいに危ない現場にジュピターを捜し求めに来ちゃう一話作れるでしょ・・・ください・・・


 この辺はもはやときめきでうろ覚えです(ひどい)


 その後、今度は先ほどとは逆で内部四人が捕らわれの身になります。セーラームーンひとりで戦いますが、触手攻撃に結構追いやられてピンチ・・・のところに、突如突き刺さるバラが一輪(何度でも言いますが宇宙空間)こ、これはまさか・・・

 ついにタキ様登場。き、キター!!!

 ゲストのピンチにも内部のピンチにも出てこないけどセーラームーンのピンチには登場する、キャラのぶれなさがまさに王子さまですね。声はやっぱりクリスタルの人でしたが、ハット着用やマスクが透けない点ではテレ朝寄りだったなあと。こう言っちゃなんですが、タキ様出てきた瞬間会場、ちょっと「出たwww」みたいな空気になってました。

 そのあと敵の攻撃からムーンをかばって倒されるタキ様。ここ、戦闘シーンを割愛したんでなく、マジでタキ様一瞬で倒されちゃいます。
 プ、プリンスー!ムーンはそれでもロッドを使って戦い、敵を撃破。ここでロッドは飛ばされてしまいますが、内部の奪還とタキ様の蘇生に成功します。だが、喜びもつかの間、敵はまだ倒れておらず、あまつさえ超巨大化します。めっちゃくちゃこええー!!!このあたり、地上波でのCMでご覧になった方も多いかと。

 強大化した敵相手にロッドが飛ばされて戦えないと狼狽するムーンに、タキ様は懐からキューティ・ユニバーサル・ロッドを取り出します自腹で買ったのかなこれで戦えというタキ様に「おもちゃじゃないの?」とマジレスしちゃうムーン・・・こういうのがセラムンだよなあ。
 でも、おもちゃでも、信じる力があれば力が宿るらしいので、キューティ・ユニバーサル・ロッドでムーンは巨大敵に挑むのです。そしてその脇を内部が固め、全力の技を繰り出します。

 みんなの力を合わせて総攻撃、大迫力であると同時にヒーロー漫画のようなアツさがありますね。かっこいい・・・!そして愛と正義と信じる心で、セーラー戦士は敵を倒すのに成功するのでした。
 ここで戦闘に勝ったとキャッキャウフフする内部。ジュピターとヴィーナスはハイタッチして見つめ合っています。ぶっちゃけ、タキムンより見つめ合ってます。どうしたんだい。

 めでたしめでたし。

 と思いきや。

 敵の技で宇宙空間まで来たシアターが、敵の干渉がなくなったことでものすごい勢いで落下していきます。セーラー戦士も追いかけてきますが、止まりません。そしていっしょに落ちながら私たちでは止めるには力が足りないと絶望に拍車をかけてくるんですけどしかしここでも大事なのは信じる心、ゲストの中でキューティ・ユニバーサル・ロッドを持ってる人はそれを掲げてほしいというのです。それが力になって食い止められると・・・!熱い・・・!課金すれば私たちもセーラー戦士。
 しかしロッド持ってない奴はどうするんでい、金の力が足らんと助からないんかい、となるとさらに説明してくれたのはイケメンジュピター氏。

「ロッドを持っていない人は、手の前でハートを作ってパワーを送ってね」(実際に胸の前にハートマークを作るジェスチャー)

 かわいいかよ。

 さっき体を張って助けてくれたイケメンが今度は胸の前でハート作ってくれてるんですよ。落っこちながら手の前にハートですよハート。みんな順番に説明してくれたけど、こんなハート作る役目はヴィーナスかと思ってたよ。ありがとう。かわいい。あざとい。ギャップ萌えが魅力のジュピターを堪能させていただいたのでした。パワーより現金送りたい。

 ありがとう公式様・・・(落涙)

 このあとは無事に地上に、無事日常に戻ってくるゲストとセーラー戦士。そして、この場で知りえたセーラー戦士の秘密は守ってほしい。守ってくれないとお仕置きよ!という名台詞で颯爽と戦士たちは去っていき、物語はおしまいとなるのでした。創作に関わった人、まこちゃん推しがいた気がしてならない・・・



 この後興奮冷めやらぬ中出口に向かうと土産エリアが待ち構えているので割とデンジャーです。ちなみにロッドのお値段は2900円で、訓練されたセラオタなのでセラムングッズにしちゃ良心的と思ってしまうのでした。



 おしまい!




 ※細かいとこ間違ってる可能性多々なので、また行く機会があったらこっそり記事直してるかもしれません。
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