黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

スリランカへ行ってきた  vol 3 フルガンガ幼稚園

2015年04月13日 | ボランティア
今日も雨。
4月は本当に雨が続いている。


2月25日
さてさて、もう忘れそうなくらい遠い昔になってしまったけれど、この日は今回のいいばんたいせつな行事。

フルガンガの幼稚園訪問でした。朝8時にシギリアホテルを出発。

途中トイレタイムに”バティック”というスリランカの代表的なろうけつ染めのお店に立ち寄りました。


ろうけつ染めの工程すべてを見学させてもらえます。

すべてが手作業なのでお値段もそれなりにお高く、決して安くはしてくれません。でも、交渉はしてみる価値はあると思います。

お友達が購入しました。


フルガンガの幼稚園には10時ころ到着すると連絡していたのですが、行けども行けども着きません。

山の周りの細い道をぐるぐる回りながら、何にもない、紅茶畑しかないところを、、、、。

幼稚園は12時で終わりなので、なんとかその時間に合わせていかなければなりません。

10時が過ぎ、11時が過ぎ、こちらも、運転手さんも焦ってくるし、幼稚園からは何度も連絡が来るし、12時ころ、やっともう一つの山の向こうに幼稚園が見えてきました。

なんと小さな子供たちが、楽器演奏の準備をして待っていてくれました。

待ちくたびれて泣き出してしまう子供もいましたが。

沢山の保護者と、村の警察署長さんまでもが出迎えてくれました。



今回の訪問記念に音楽のなる時計を持って行ったのですが、鳴り出すとみんなびっくりで、あんぐり口を開けている子もいました。


どこから聞こえてくるのだろうと不思議そうな顔で。



子供たちは帰る時間です。いつもよりは遅くなってしまったけれど、こちらから持参したノートと鉛筆をもってさようなら。


校長先生に1年分のお給料をお渡しして。

以前はシンハリ人と、タミル人がお互いを理解しようともしないで紛争をしていた時期もありましたが、今では普通に交流をしています。

この幼稚園は、シンハリ、タミル、そして今ではイラムの子供たちも一緒に勉強しています。

子供たちが帰った後は、保護者の方々が差し入れしてくれたお昼です。
いろいろ名前をうかがったのですが全部忘れしまった。

紅茶はとてもおいしかった。
こちらのマナーはたくさん作って、たくさん食べてくださいというのですが、ゲストが食べ終わって、そのあとを自分たちが食べるのだそうです。

以前友人はそのマナーを知らなくて、お腹いっぱいでも残しては失礼にあたると思って全部食べたら、その日そのお宅は夕食抜きになってしまったのだとか。

幼稚園の中、台所、職員室、トイレ、外、後ろ。

建物を建てるのはほとんど保護者のボランティアで、材料だけ買って、出来る分だけできる時に作るのです。
普通のお家も一緒で、何年もかけて作ることもあるそうです。

山の中で崖を削って建物を建てたので、後ろの山から水が出てきていつも湿気ていたのが、土留めをすることによってよくなったとと言ってくれました。

自然がいっぱいで懐かしい風景です。外国人は友人が連れてきた人以外はほとんどいません。皆珍しそうにじろじろ見ていました。


英語のできる校長先生の弟さんが、キャンディから朝3時半のバスで通訳のためにわざわざ来てくれました。

彼をとちゅう最寄りのバスステーションで降ろし、仏歯寺へと向かいました。

キャンディも、町中がほとんど世界遺産の立ってもので埋め尽くされていて、そのうちにはマークがついている。
残念ながら、キャンディの街中は車中からの観光でした。


仏歯寺

仏歯寺につくころまたまたの豪雨。急いでお寺に駆け込みぬれずに済みました。

中に入るには半ズボンは禁止、で、短パンの人は腰にスカーフを巻きつけていました。靴も脱がなくてはなりません。


お花を買って(中に売っている)捧げ小一時間中で過ごすうちに雨も小雨になり、

夕方5時過ぎホテルへ。

マハウェリ リッチ ホテルものすごい豪華なホテルだったけれど、たった一つ難点が。

トイレの水が非常に流れにくい。それだけで幻滅。

寝転がって天井をみていたら


メッカはあっちなんだな。


フルガンガの幼稚園で頂いたのは、シギリアレイディネットワークの名前入りのマグカップ。

おばさまたちは感激してしまった。お金もないのにわざわざ私たちのために、、、、、と。



朝早くからバンバンという音がする。何かと思えば、サルを追い払う空気銃のようなものでうるさかった。

さてこの日はキャンディの近くのディガナ幼稚園の視察です。


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