BLEACH 527 How do you do

ソウルマスターズのジャンプ読者限定のカードがイチルキって！！（三種のうちの一つだけど）

カラーの扉です。カラーのし甲斐がありましたね。見事な紅と、黒。
これ、来年のカレンダーになったら…………ちょっと怖いです(T∇T;)綺麗だけど。


此れにてお仕舞い。と、剣八に終焉の時を告げる卯ノ花さん。
そんな彼女に死ぬなと懇願する剣八。

その様子に卯ノ花はこれからの剣八を想います。
戦いの多くはまた退屈な独り遊びになるかもしれないけれど、今の剣八には存分に戦える敵（陛下）も、対等に渡り合える仲間も、そして何より剣八と共に目覚めた『相棒』が居ると。
自分が手にしてきたものは全て、剣八に渡した。その名前もやっとこの手から消えた。
役目を果たして死ねる事の、なんと幸福であることかと、自分の最後を剣八に祝えと願う卯ノ花。
そんな時、剣八を遠くから呼ぶ声が。

そう、それは剣八を誰よりも長く、誰よりも近くに居た。

『初めまして　更木剣八　私の名はーーー』

剣八の目に映ったのは、そう、己の斬魄刀。



Eliminate From Heaven



場面は変わり、王悦さんの鳳凰殿（の底）
三日三晩経ったらしいですけど、王悦さんの判定は恋次クンは『合格』で、一護は『不合格』
まだやれると反論する一護に、時間ではなく気持ちが切れた、君は浅打に選ばれなかったと告げる王悦。
この三日で解った事は、恋次は死神で一護はそうでないという事。
そして死神でもない一護に帰れと言い放つ王悦。
尸魂界にも立ち入るなとまで言う王悦に、ココまで来て素直に帰ると想っているのかと食い下がる一護。
斬月はどうなるとの一護の問いに、斬月はもう治らない、治さないと答える王悦。
そして一護は王悦によって強制退場させられてしまいます。

今のままじゃダメだと、自分が浅打に選ばれないって事が、浅打を持たずにココまで戦って来れた事がどれほどの事なのかわかっていない。
自分のルーツに立ち戻れと語る王悦。
例えルーツを知って戻ってこれなくなったとしても。という意味深な言葉を残して…………次回。



刀つながりで見事に場面が変わりましたねえ。
とはいえ、卯ノ花さんは本当にお亡くなりになってしまうのでしょうか。
卯ノ花さんを貫いた刃を抜くと同時に遠くに放っちゃう剣ちゃん、コレ動揺！？
頼む、死ぬな、お願いだ。と誰かに願う剣ちゃん、コレ本物！？
死ぬなと慟哭のままに叫ぶ剣ちゃんを子どもみたいと言った卯ノ花さんの眼差しはもうすっかりお母さんですねえ。
今まで回復役という船の為の港のような存在だった卯ノ花さんは、その役割を捨てて、自分の持つもの全てを渡して逝こうとするのですが、これを幸福と呼べる彼女はホントにスゴイというか、残した後の退き際のよさというか、きっとこれも全て彼女にとっては『来るべき時』だったのかもしれません。

そして、今まで剣ちゃんは今まで向かい合おうとしなかった『相棒』と、初めての邂逅を迎えるのですね。
一護と戦った時、剣ちゃん一度は自分の刀に向かって語りかけた事あったんですよね。というか、あの時の剣八の敗因は一護は斬月と一緒になって戦ったのに対して、剣ちゃんは『独り』で戦ったからなんですよね。
あの時に一度は試みて、そして何も応えなかった『相棒』の声が聞こえるようになった剣ちゃん。
さてさて、これは彼にとってどう変わり行く材料なのか。


そして、一護君ですが、ここにきてまさかの強制退場。
あの不気味な浅打クン達と一体何してた！？な怪我具合ですけど、この辺はざっくり割愛されちゃいましたね。
まあ、一護はここで『不可』の印を押されちゃった訳なので、そんな具体的な浅打クンとのアレコレは要らないといえば、そうなんですけどね。
でも、恋次クンも一護も同じようにボロボロ、浅打クン達の『選択』って一体どんなルールだったんでしょう。
で、
ここにきて、いよいよ一護のルーツ巡りが来るんですかね！？一護の過去編というか一心さんまで遡るんだろうかワクワク！
このまま現世で一心さんが語りだすのかなあ、と考えましたが今の今まで自分の息子に大事な事は伏せちゃうタイプの一心さんが、そうホイホイと語る訳はないよなあと、やはりここは一護が自分のルーツを巡る旅に出るっぽいのではないでしょうかと予想。
次回、どっかの過去編みたいに振り子が出てきたりして。
一護のルーツかあ。
この章の最大の謎であり、最大の見せ場になるやもしれません。
白くてメガネかけてた人とかも関係してくるのかしらん。

あわよくば、一護独りじゃツッコミようがない時も多いでしょうから、旅は道連れ的にルキアさんが召喚されたりしたら、キストとしては涙モノです。
あわよくば！！
ルキアちゃんも、もうその気持ちに泥を付けずに聞く事が出来るだろうからね。