BLEACH 334&335 倒れる時は前のめり

先週のじゃんBANG!にブリミュの紹介があったのですが・・・腕立てを必死にする一護に向かって「あと一万回だ」とのたまったルキアさんの鬼っぷりに代行編辺りのにおいがぷんぷんして萌えましたっつ！

で、萌え・・・じゃなくって、マジに燃えちゃった山爺の頑張りや如何に。
３３４

山爺＆一護の技を放つ來空が山爺を襲う！が、その間に割って入った望実は自らの紅退時雨でそれを吸収しようとします。
が、流石に大技二人分はキャパオーバー、望実の斬魄刀は折れてしまいます。
絶対絶命を、今まで望実が庇っていた山爺が其処を退けと代わりに受け止めますが、山爺も大ダメージを食らってしまいました。
落ちる山爺に駆け寄るルキア、改造魂魄である望実を庇った山爺、濃を庇おうとは千年早いとか、改造魂魄だがただの小娘とか。

・・・とんでもないツンデレ爺さんだった事が判明。

でもって、因幡によって明かされた望実と自分の関係。
因幡と望実は元は一つ、同じ霊子から作られたという・・・・・・って、アレ？望実って因幡氏が作ったんじゃなかったっけ？
じゃあ、因幡氏も改造魂魄なの？アレ？よく解らなくなってきた。
とりあえず因幡氏の笑いがキモい事だけはよく解った。

あの椅子に座った未だ動かない牢獄のおっさんがオリジナル？
しかし因幡氏と望実、容姿も性格も違いすぎるし、もう『個』として成り立ってるからいまいちホントに『元は一つ』とは思えません。

明らかになった望実の前半のツン要素の原因もココにあったそうです。
因幡氏と一つになって、あるべき状態に戻った自分は要は一護達の『敵』になる訳なのですから、距離をおこうとしていたらしい。
・・・って、望実は自分の事結構忘れてたんじゃなかったっけ？・・・本能的に避けてたとか？

とりあえずそんなシンジラレマセーンな話に動揺する一同、あっという間に因幡氏に返り討ちです。あわあわ。
望実はコンを連れて逃げますが、途中逃げ切れないと悟ったのか、コンを縛道で足止めして、コンだけでも救おうとします。
雪のちらつく背景の中、なかなか良いコンとのシーンでした。往復ビンタさえなければ（笑）

逃げる望実の前に現れた因幡、すんでの所で追いついたボロボロ状態の一護がせめてあと一撃と残った霊圧を振り絞って月牙を放ちます。
爆風に消える因幡、かと思いきやそれは偽り。來空によってコピーされた『偽者』だったのです。
霊圧もなくなり、真っ白な死覇装のままに倒れ付す一護。
望実もあっけなく因幡の手に落ち、追いすがるコンの前で断界の向こうへと消えていく望実。
俺様ライオンのストラップだけが、全てを見つめていたのでした・・・で、次回！

死神図鑑・・・・・・そういえば、この人居たじゃん！という突っ込み対策？
浦原サンが出撃できなかった理由がいま明かされる！！


335
霊圧を失った一護は浦原サン宅で目を覚まします。
山爺も峠を越えたものの戦線復帰は絶望的、一角さんや弓親も傷の治りが悪いらしく、現世組＆ルキア＆恋次というのが現在の戦力。
って・・・織姫ちゃんは！？織姫でもムリなのか？卯ノ花母さんの意地なのか？
敵も深手を負っている今、と今にもアッチに行きそうな恋次君に卯ノ花母さんの渇が入った（笑）

目の前で望実を持ってかれたコンもかなり傷心の様子。
俺は無力だと自分を責めるコン・・・

さてさて、自分は無力になっちゃったと、こちらもやるせなさ満点な一護。
浦原サンに誘われるままに町を歩きます。
霊圧を失った自分、もう一度それを取り戻せないかと、もう望実を助けに行けない自分への苛立ちもあるでしょうが、心痛な面持ちで語る一護。
現世組の前ではちょっと強がり言ってますが、悔しさはその震える拳に現れていたり。
偽骸に入ったルキア＆恋次も駆けつけます。
霊力は失ったけど、魂まで失った訳じゃない。自分も出来る限りの事をすると宣言するも、そんなに自分一人で背負うなと檄をとばす恋次君。
「貴様が諦めたら、一体何を追えば良いのだ？」と、ルキアさんの談ですが、何かルキアさんの台詞だけに胸が熱くなりました。

そのころ手負いの因幡氏は、望実との融合を急いでおりました。キケン～！！

で、一方の一護達は作戦会議？です。
きっと自分達には目が向いていないだろうと、攻め込むのを良しとする石田君。
その中で、そもそも何故因幡氏から一護はあれほどマークされてたんだろ？という疑問から、ある計画が生まれます。
一護を呑み込んだ拘突の中に一護の霊子も残っており、それを回収、因幡氏の技術を逆に利用して一護の霊圧を人工的に創り出す。
つまり、技術開発局に乗り込むッス！とやる気満々な浦原サン。
かなり無理やり感が否めません（笑）
便利な時空の物置＝拘突さん。

無謀な賭けだけど、行くしかないと、コンの差し出す俺様ライオンを浦原謹製の霊圧回収装置に付け、発信機をつけての出立です。
霊圧ゼロですからね。無力なただの魂ですから・・・大丈夫か？
断界にて拘突を待つ一護、気持ちだけは強くと拘突の中へと入っていきます。
霊子に反応する拘突が、一護の存在を感知はしないものの、異物と判断したみたいで、拘流が急に変わります。
計画を捨てて逃げろと発信機の向こうからは浦原さんの声。
・・・って、無力な一護にどうやって何処に逃げろと？　
この辺りの投げやり加減が流石に浦原サンですな（笑）

コンから貰った俺様ライオンのお陰で、難を脱した一護は無事に自分の霊圧を回収、とそこへ何故か自分の姿を見つけます。
ええいままよと自分の腕をとって、脱出した一護。


なるほど・・・過去、因幡によって断界に落とされ、拘突に呑み込まれた一護は、誰かに手を差し伸べられ危機を脱しましたが、アレは未来の自分だったのですね。
という事で、代行証が一護が無くす前に山爺の元に届けられていたからくりはクリア。
とりあえず、一護の死神の素は手に入れました。あとはこれをこねくりまわすのですね。

でもでも・・・因幡氏が望実との融合を開始？急がないと！！


次回はソウル・ソサエティにと舞台を移しての攻防のようです。浦原サンが楽しそうだ。

それにしても卯ノ花さんの物資調達法は『神のお告げ』とは（笑）

死神図鑑・・・
恋次君とルキアちゃんのどっちがどっちでショー！
って、偽骸って入れ替わりは出来るんですね。というか・・・・・・
嫁の体（偽骸）に触れた恋次君に嫉妬しまくる一護の姿を私の脳内が勝手にキャッチしました（笑）



まあ、バトル的には主人公の中盤戦線離脱は良くあることですし、復帰に関してのイベントも必要かと思うのですが・・・
こう何度も霊力失われてしまって、それがリカバリーできちゃったりすると、ホントにあの『失う』時の、一護の反応が二番煎じ的なものに見えてきてならないと思うのですよ・・・
今回は一護は霊力失ってもへこたれてなかったし、結構前向きだったけど、次もこんな感じだったら正直興ざめかなと。
なんといっても、あのルキアさんとの別れが軽々しくなってしまう・・・
とりあえず、どれだけこの『見せ場』を後付設定で影響されることなく綺麗に纏めてくれるかが楽しみですな（黒笑）