理由はわからなくても・・・

村上和雄先生の言葉です。

遺伝子生物学者の村上和雄先生は祈りが遺伝子の働きにに大きく影響すると言っておられます。
そして
[一人の科学研究者（村上先生）として
理由は分からない、しかし、実際に効果（病気治療）があるのはそれは人知の及ばない力
による作用なのではないか、何よりも効果があるのだから、理由を解明できなくても
祈ることの大切さに変わりはないのではないか]と

さらに、祈りが最先端の研究分野になりつつある。とも言っておられます。

自然への祈り

忘れかけてしまう自然への祈り

あの震災から3年目になります。
高台の住宅地の開発、防波堤の建設、などなどいろいろな形での復興が進んでいます、その中で、
震災当時、最も大きな教訓であったはずの、自然の大きさ、我々と自然との関係、が何故か忘れ
かけています、以前と同じようなライフスタイルに戻すことが復興となってしまいました。

我々人間が自然の中の一部であり、大きな自然との様々な関わり合いの中で生かされていることを
あの時ほど強く感じたことはないはずなのに、またまた、自然を支配できるといった錯誤を繰り返
そうとしています。

あの震災も、我々とは別個にあったものではない、密接に関係して大きな流れの一つにあったのです。
人間が自然の存在であると同様、地震も津波も自然の存在だと思うのです。

自然への祈りは、自分自身が人間であることに気づかせてくれると思っています。

祈らざるを得ない日です

とにかく祈りたい
3年前の大地震と津波を思うと、理屈とか理由とか、何のためとか、そのようなことは一切
頭の中にはなくて、とにかく、ただ祈りたい、そんな気持ちです。

町内で、度々議論をしたり、言い争った人、そして、翌日には、採れた野菜を持ってきてくれた人、
ゴルフ道場主、やその仲間、野良猫の傷に薬を塗ることしかできなかった獣医さん、
みなさんの冥福を、ただただ、祈るだけの一日です。

祈りの効果

祈りの効果はあるのでしょうか？
祈りに効果があるかどうか？はわかりません。

脳外科医のエベン・アレクサンダーの著書‘プルーフ・オブ・ヘヴン’・サブ・タイトル脳外科医が見
た死後の世界・大変評判になっている本です。

この中で、家族や知人、同僚、関係者の祈りが彼の奇跡的な回復に関与していたかどうかは直接には触れ
ていませんが、著書全体を通していかに多くの方が彼の回復への祈りを捧げていることがわかります
、これを読んで、祈りに効果があるかどうか？を考える必要はないと思うようになりました。

ただ、祈る、これだけで良いと思うようになりました。

他人のために祈る・・・

他人のために祈ること

有名な生理学者でノーベル医学賞を受けているアレキシス・カレルは他人のために祈る方が祈りの
効果が大きいと言っています。

病気の治癒の経過について、［病人が祈ることが不可欠ではない。まだ話すことも
できない幼児とか、信仰を持たない者も」ルルドでは治っている。しかし、そうした人の傍
らに、誰かが祈っていたのである。他人のためにする祈りは、常に、自分のためにする
祈りより実りが多いのである。］

‘ルルドへの旅・祈り’中村弓子　訳’

この、‘ルルドへの旅・祈り’中村弓子　訳は入手が困難になっています、
今後、このブログで紹介をさせていただきます。