未来を体験してきた

また経済ネタですみません

 

最近とても興味があるので...

 

週末の土曜にどうしても見たかった車があったのでTESLAのディーラーに行ってきました

 

 

気になる車、走るスマホ！テスラのMODEL3

 

まず、ディーラーというリテールの概念に驚いた

 

普通は外車ディーラーのセールスマンというとビシッとスーツ姿のイメージだったが

 

アップルのようにいい意味で（入りやすいという感じで）とてもカジュアルな印象だった

 

 

つい2日前に入荷したばかりだという新型のMODEL3

 

 

いたってシンプルなコクピットで

 

ボタンがほとんどなく中央のタブレットが横型に変更になり使いやすい

 

ハンドルの左右のボタンはマウスのような役割であとはタブレットで操作ができる

 

ソフトはネットに繋がり常に最新のバージョンにアップデートされる

 

車の機能性はもちろん、ナビの情報やYouTubeやNetflixも最新のものに上書きされていく

 

驚いたのは加速性能で100キロまでに3.3秒で到達するんだそうで

 

航続距離は満充電で580kmまで走行可能で10年ほどはバッテリーの劣化もほとんどないという

 

性能面でもガソリンよりEVの方が上回ってきたように思う

 

とうとう車も本当にここまできたんだな...　ってカルチャーショックと同時になんだか感動してしまった

 

 

今更だけど、アメリカのハイテク企業はやはりイノベーションが素晴らしい

 

とにかくワクワクして5年先の未来を見てきた

 

そんな感じだった

 

 

 

 

欧米や中国など世界の自動車メーカーがEV化へ急激に加速する中

 

日本の自動車産業はどうだろう

 

日本は様々な事情からEV化が遅れるであろうと予測されているが

 

 

先日、2024年からAppleが量産化されるアップルカーのサプライヤーとして選ばれたのも

 

韓国のヒュンダイの子会社の起亜自動車であるし

 

iPhone12が台湾やインドで生産されるように

 

先進技術でアジアで大きく遅れをとっているように思える

 

 

 

これは深刻な問題で

 

別に開発が出遅れているトヨタ自動車などの企業が悪いわけではなく

 

革命的変化に対応できない日本の社会構造の問題だと言われている

 

 

 

もしほとんどの車がEV化されると

 

エンジンなどの複雑な部品が極端になくなり

 

パーツ数が10万から1万個へおよそ10分の1に減るのだそうだ

 

これは何を意味するかというと

 

9万点のエンジン部品を作っていた中小企業の仕事がなくなってしまうことになる

 

つまり、日本全体の自動車産業で働く人およそ540万人の雇用に対する今後の問題がある

 

日本経済は自動車産業で成り立っている部分が多いので

 

ガソリンスタンドなどの自動車関連事業も含め

 

成熟されてきた生産構造を一気には変えれないという

 

いくつもの不都合な真実がある

 

 

 

 

また、トヨタ自動車の豊田社長によると

 

もし日本の車のほとんどがガソリン車からEV化された場合

 

全国的な電力不足によりさらに10機の原発が必要となると言っていた

 

カーボンニュートラルでクリーンで安全な社会というが、これでは本末転倒である

 

 

 

すでに先行している世界と足並みを揃えるべく

 

日本でも脱炭素社会に向け

 

炭素税などと一酸化炭素への税金ペナルティーも進んでいくだろうし

 

 

 

クリーンエネルギー社会や自動車のEV車へ進化していくことはいいことだけど

 

小池都知事や環境大臣などの政治家は人気取りでカッコイイことばかり言うのではなく

 

新しい産業の誕生に対する企業への経済支援とか人材吸収の支援だとか

 

充電スポットのインフラ整備や、使用済みバッテリーの廃棄による環境問題

 

さらには自動運転に向けた法整備など

 

これからやらなけばいけないことがたくさんある

 

 

日本の道路でテスラのようなハイテクEV車がビュンビュン走り回るのは

 

まだこの子たちが免許を取れる時代か

 

もう少し先の未来になりそうかなぁ...

 

 

な〜んて想像した日だった