今日も朝からワイドショーでは高橋ジョージと三船美佳の離婚騒動の話題だ
三船美佳は16歳で結婚したのだが、そもそも早すぎる結婚が失敗だったのかもしれない
恋愛の熱い時期には気にならなかった事が、長い結婚生活を続けると、それが離婚原因になったりもする
育ってきた環境や、歳の差や、価値観の違う者同士が結婚したらなおさらだ
元々他人同士が、結婚してから環境がどんどん変化し、考え方も食い違うようになってくる
相手に多くを望み過ぎ、要求したり、自分の考えを押し付けるようになったり、押し付けられたり...
そして相手を好きではなくなってしまった自分の気持ちに気付いてしまった時
相手の嫌いなところばかりしか見えなくなってしまう
傷つけ合い、そこから生まれるものなんて相手への嫉妬しかない
他人だから自分と違うのは当たり前、好きなんだから相手のいい所を褒めよう
嫌いなところも含めて相手の全てが好き
なんて少なくとも出会った頃は、そんな相手に対する感覚もあったが
今ではそれも思い出せない程に忘れてしまい
一度クラッシュしてしまった亀裂を、元の状態に修復する事は大抵の場合不可能である
婚姻関係が破綻していても、子供がいる状況であったり、経済的な理由で別れられないことなど、環境はそれぞれだが
自分の人生を犠牲にし、我慢してまで婚姻関係を継続することは、添い遂げるということにはならない
そして何よりこれからのお互いの人生のためにならない事だ
日本では3組に1組、アメリカでは2組に1組離婚すると言われる時代であるが
その一方で、見合い結婚でも仲むつまじく最後まで添い遂げる夫婦だっている
今では婚活パーティーや結婚相談所もあり、結婚できるきっかけ環境が、そこら中に存在する
しかし、それぞれにとって本当に理想の相手や、最愛の伴侶と出会うことができ
最後まで笑いあって、人生を添い遂げることは、確率的には数%に過ぎないのかもしれない
そう思うと結婚というのは、男にとっても女にとっても、人生最大の博打なのかもしれない
一緒になってみないと、相手のことが解らない事だらけだからだ
好きな相手を信頼し、尊重し、リスペクトする事は、全て自分にかえってくる
これは恋愛や結婚に限らず、全てにおいていえること
そして、ずっと相手に好かれる自分でいることも大事
そしたらもっと相手のことも大事にするし、感謝するんじゃないかな
お互いがそうであればずっと人生を一緒に添い遂げることができるのかも...
簡単なようで、とても難しいこと
そう、幸せな人生とは良きパートナーと、共に向き合い努力しながら
一緒になって作り上げていく共同作業のようなものかもしれない
幸福と不幸、それは常に背中合わせに存在する
相手の気持ちひとつで、儚くも滅びやすい
どっちにでも転びやすいものなのだ