来週には新年号が発表され
あと1ヶ月ほどで平成が終わろうとしている
日本にとっての平成の30年を振り返ってみると
平成はその名の通り
戦争もなく平和で平穏な
とてもいい30年だったように思う
自分にとってもそうだが
20歳までは東京で昭和を生きてきた自分にとって
昭和の頃とくらべると
平成の30年は
人々の暮らしもどんどん豊かになり
身の回り全てが便利な世の中になり
豊かさを当たり前のように感じて
「昔は良かった」なんてことも考えなくなった
しかし、便利で豊かになったそれとは対照的に
我々はいつのまにか
心から笑うことを忘れ
心が貧しくなってしまった
残念ながらそのように感じる
最近では
児童虐待がこの10年で13倍に増え
高齢者への虐待は過去最高の17000件に増え
動物への虐待なども...
アポ電などの高齢者を狙うような
弱者をターゲットにした卑劣な犯罪など
イジメによる自殺を教育委員会が隠蔽するなど...
日本人の生活は豊かになる一方で
心の豊かさやモラルが崩壊しつつあるのではないか
そんな気がしてならない
「人生100年時代」
これからの新しい時代に向け
どんな世の中になっていくのかは
わからないけれど
今、このように生活が豊かなのは
親や祖先、先人たちが
命がけで築いてきたおかげであること
これからの新しい時代に向けて
人にもっと感謝して
弱者へ思いやりのある
人に優しい社会になってほしい
子を持つ親になったからかな
なんとなくそう思ってしまう