違いがわかる女

時々パラリと




朝起きてまずはＷＳ・・・


おー！　伊調選手、金メダルだー

朝の準備をしながら　テレビの前で
立ったまま見入るパパリンとワタシでした。

一晩で金メダルが二つも増えましたね。
凄い


さてさて一泊のプチ宮崎出張だったパパリンは
宮崎が東京より涼しい事に驚きながら
今日の朝の便で東京に戻って行きました。


到着したパパリンからは
「電車での移動が大変だわー」　っとが。

そうやがね～。
東京って便利なようで本当に不便。



ワタシが宮崎に帰って感じたこと。

なんて人が温かいんだ！


ものすごく感じました。


ヘンな話、別世界に来たみたいな違和感さえありました。


たった２ヶ月の東京滞在だったのに
こんなに違いを感じるなんてねぇ。

都会の人が　老いたら田舎に住みたいとか
旅行中の人が田舎の人は優しいとか、よく言いますが

今までは同じ日本なのにそんなに違う？？？
東京の方が便利だし住みやすいんじゃ？

っと思っていましたが　帰省した次の日から
その気持ちがすごーくわかりましたもん。


まるで別世界。
（大げさじゃなく）


なんて言ったらいいんでしょうか。



　例えば　ぶつかった時に普通に
「すみません」　とか　「ごめんなさい」　とかいう事。

バンビさんとお洋服屋さんでお買い物をしていて
知らない人の買い物袋がワタシに当たった時
その人が　「あ、すみません」　って言ったのですが
その時　衝撃が！

ワタシもぶつかった瞬間、もちろん気づきましたが
別になんでもない事だから何もなかったかのように
通り過ぎようとしていたのです。

そしたら　「すみません」　って。

ああー、そうなのよ、そうなのよ。

これよこれ（笑）

ワタシも　「あ、大丈夫ですよ～」　って会釈。

嬉しくなってバンビさんに報告

キョトン顔のバンビさん（笑）


だって東京じゃ、ぶつかるのが普通って言うか
ぶつかっていちいち謝る人なんて　そう居ないんですもん。

わたしゃ、電車に乗っている時も
揺れてぶつかると　いちいち「すみません」　って言ってましたけど
それに対して　会釈したりする人もいなかったし
ぶつかって謝る人もそんなには居なかったですね。

駅のホームとかで　がっつり痛いほどぶつかっても
そのまま通り過ぎるしね。


そうやっているうちに　それが当たり前と言うか、
自分だけ謝っているのもバカバカしいな・・・って、
みんな、マヒしちゃって
人に迷惑かけても気にしなくなるのかもね。




　例えば同じ境遇に置かれているのに
その場に居る者同士の会話がないこと。

宮崎に帰ってスーパーに行った時、
キャベツが品切れになって棚が空っぽに。

キャベツコーナーに人が２～３人集まれば
「新しいのが入りますかね～？」　と誰かが言えば
「あ、私、ちょっと聞いてこようか？」
って知らない同士でも会話がすぐに出ます。


豚肉コーナーでワタシがお肉を見ていると
見知らぬおばちゃんが
「今日は何にしようかね～。
暑いと食欲もないし作る気もおきないよね～」　って。

なのでワタシも
「ほんと、そうですよね～。
生きる為に食べるって感じですかね？（笑）」
　って話を合わせます（そんな風に思ってませんが・笑）

でもこういうのが　もう嬉しくって。



ワタシがオクラをジーッって見ていたら
またまた違う見知らぬおばちゃんが
「オクラってどんな風に食べるのが美味しいの？」　って。

だからワタシはこんな風に食べてますよ～って教えました。

こういうの、普通にあるんです。

でも東京のスーパーでは似たような場面になっても
フッって愛想笑いだけとか、みんな無言な感じ。
お店の人が何何だよ～　って言っても
それに反応することもあんまりないし。

なんか淋しい感じがしてたんです。


閉鎖的な感じがずっとあったのかもしれません。
だから宮崎に帰ってきて　すごく開放的な気分に。
人と同じ空間に生きてるー！って嬉しくなりました（マジで）




先日、薬局屋さんでレジを打ってもらっている時
突然の大雨に。

みんな出るに出られず出入口に固まってる。
その場でも　見知らぬ同士、会話があるし
ワタシもレジの人とおしゃべり。
（常連でも顔見知りでもありません）

「あ～しまった、洗濯物出したままでした」

「お家に誰もいらっしゃらないの？」

「あ、息子が居るから電話してみます」

「そうですね　こっちは降っていても
あっちは降っていないって事もよくあるから」


そしてレジが終わって袋詰をしながら電話。
タケルが居たのですが雨は降っていないそうです（セーフ！）

帰ろうとした瞬間　レジの人が
「雨、大丈夫でした？」　って声をかけてくれました。

「はいっ！　大丈夫でした～」　


出口に行くとちょうど雨も止んで
みんなが　「今やが、今やが、今のうちに！」　って
声掛けあってる（笑）

これよこれ～(^O^)

宮崎に帰ってから　外に出ててもずっと笑顔。



こういう何気ない交流がないんですよね、東京って。

みんな無関心。
なんかみんなすぐ怒るし　
ピリピリして気持ちに余裕がない感じ。
それが今回の東京の印象。

それと人をあんまり信用しない？

情報を教えても　えっ！？　って感じで・・・

そういうのが何度かあったのですが
「ありがとう」　どころか、「えっ！？」　って反応で・・・
そっか、親切は余計なお世話なんだ
っと、感じたものでした。

もちろんみんながみんなそうじゃないし、
住宅地に行けば交流もあるのでしょうが
一歩外に出ると、電車に乗ると・・・そういう雰囲気。

バンビさんが
「東京じゃ、安易に話しかけたりニコニコしていたら
逆に危ないのかもよ～。
あっちはいろんな人がいるわけだし。
忙しかったり時間に追われたり
しかも満員電車で気持ちに余裕もなくなるし・・・
だから他人に対してギスギスするのかも・・・
だから事件とかも多いのかもね」



確かに環境は関係あるでしょうね。
警戒心が強くなって当然だろうな。
意識してなくてもどんどんそんな風になってくるのかも。


ここでワタシがおもしろいな～っと思うのは・・・
他人と関わりを持たない雰囲気の都会ですが
電車では見知らぬ者同士が密接にくっついてる。
家族より肌が触れ合うよね（笑）
（もちろん満員電車だからですが）

なんかそんなとこが不思議と言うか、
可愛いと言うか、おもしろいな～って思うのでした。



話戻って・・・
世田谷に住んでいる時は（２０年前ですが）
ご近所付き合いもあったし　公園やスーパーでも交流があったし
けっして冷たい感じはしなかったのですが・・・

それは昔から住んでいる人も多かったし
住宅街だったからかな。


パパリンにもこの話をしたのですが
やっぱり同じような事を感じておりました。



そうそう、昨日の事ですが
パパリンを飲み会会場に送って行った帰り道
三車線の一番右車線の先頭で信号待ちをしておりました。

そしたらどこからか救急車のサイレンが。

ワタシの場所からはどこでサイレンが回っているのか見えない。
なのでどこから救急車が来ているのかわからない。

よけた方がいいのか・・・よけなくても大丈夫なのか・・・


信号が青になって　どうしようか悩みつつも
一番先頭なので　右に曲がる停車線まで進みました。
大きな交差点でしたので対向車もそろりそろり徐行。

一体どこから救急車が！？

っとバックミラーを覗き込んだり
前のめりになって左右を見渡したりしていました。

そんなワタシの様子を察してか、
左後ろの車の中から
「左車線の後ろからきよるよ」　って声が。

やっっさし～。
おじちゃんが教えてくれました

宮崎に居る頃はこういう優しさ、
普通と言うか、当たり前的だったはずなのですが
東京から帰ってきたら　ものすごく特別な物に感じ、
びっくりの連続でした。


違いがわかる女になって戻ってきましたぜっ。


あ、もひとつ言えば・・・店員さん。

東京の店員さん、フレンドリーなんですけど
すごーく上から目線ですわー。

すごく親しげなんですけど
上から目線的な言葉で・・・
買いたい商品も買わずに出たり

その違いも宮崎に帰った時に分かった事でした。




パパリンの飲み会帰りのお土産

うん、スイーツはやっぱり東京の方が断然美味しいな。

っと、こちらも違いのわかる女になって帰ってきました（笑）






本日の夕食

今日のカレーはカットトマト缶と大豆を入れてみました。
フルーティな感じでカレーも辛すぎず
タケルさんにも大好評でした。












今日のオリンピックはー

フェアリージャパンを見ておりました。

やっぱり女子新体操は可愛いし綺麗だし楽しい。
衣装も楽しみのひとつです。

フェアリージャパンの演技（ボール）は
妖精が楽しそうに遊んでいる感じで
可愛らしくて、見てて楽しくなりました。


それから女子レスリング。

吉田選手、圧倒的な強さどすな。

が、決勝戦は３時過ぎ！？

ええっ！？まじで！？

み、見られにゃい・・・


なでしこジャパンも火の鳥ジャパンも夜中の３時過ぎ・・・


むっ、無理だ・・・


パパリンはちょっと早く寝て
４時くらいに起きようかなって言っておりました。

そっか。
あんまり無理しないようにね。


ワタシは明日の朝、
ＷＳが賑わっているように願いながら・・・