3年間の空白がある『新サクラ大戦』、2019年12月だからガッツリ3年、いや今年を入れると四年も空白が空いている。
そんな最中に『東京大戦』なるキラーコンステンツが立ち上がったがこれは恐らくソシャゲであろう。
コンシューマーゲームは今やソシャゲに押されて売れ行きは芳しくなく、10万本売れたら良い方である。
その意味で言うと『新サクラ大戦』の19万本は売れた方ではないか?広井王子が直接関わった『サクラ大戦Ⅴ』でも15万本だったのを鑑みると。
でもセガは20万本以上の数字を期待していたのであろう、その後よせば良いのにソシャゲでDW(ディライトワークス)と組み『サクラ革命』なるソシャゲを発表したが初日から炎上し、四ヶ月でサービス終了の知らせが来て、7月まではサービス配信はしていた。
やはりあの作品はグラフィックがダメなのとゲームがクソだったのとガチャが渋過ぎだったり、ドロップアイテムが渋かったりと、かなりの問題点があった。
完成度は『新サクラ大戦』以下と言えば言いやすいか。
あんなゲームでは売れないよと言う例を見せてしまった。
後から満を持して配信されて今も配信されている『ウマ娘』(Cygames)と比べたら可哀想な位の差がついている。
ウマ娘は2018年にアニメからスタートし、ゲーム化はその後する予定だったが、納得の行く作品に仕上がらず、三度の作り直しで3年もかかってしまった。
だから東大路憲太氏作曲の曲の『girl'slegend'U』の歌詞の冒頭の「やっとみんな会えたね♪」にはウマ娘達が待たせたファンに対しての想いが集められた曲なのである。
東大路憲太氏と言えば『サクラ革命』でも、かなり音楽を担当してくれていた。
田中公平御大の力もあるがやはり東大路氏の力もある。
まあ、代表的な曲は本田晃弘氏が多いが元はコナミにいた人だし、まあウマ娘は色々な所からマジで作った作品であることが分かる。
そんな化け物みたいな作品に寄せ集めのスタッフ(失礼)の『サクラ革命』はセルラン外で去っていったのは仕方ない。
まあ、DWもFGOの制作からは離れた事が後で明らかになったが『サクラ革命』でのやらかしも響いているのだろう。
まあ、いい意味でも悪い意味でも『新サクラ大戦』や『サクラ革命』に携わっていた名越稔洋もセガを去った。
まあ、中々新作が出ないのは人材が居ないのとスタッフの技術力の低下が挙げられる。
まあこればかりは如何ともし難い、しかし、それをなんとかするのがセガの責任ではないであろうか?
『復活させたけどダメでした』で再び封印だけは避けてほしい、『サクラ大戦』は『サンダーマスク』ではないのだから!
『サンダーマスク』とは1972年(昭和47年)にひろみプロ(現おもちゃ箱)と東洋エージェンシー(現創通)が、『魔神ガロン』の特撮化の許可を得て制作した巨大ヒーロー特撮だったが、意味不明なストーリーや、デカンダの襲来を予言したサンダーマスクが一万年前の地球に来てしまい寝てしまい、一万年経ってからも中々蘇生せず、高瀬博士の自己犠牲で漸く甦ったと言うヒーローである。
1話目からして高瀬博士の娘や息子に正体がバレている命光一(菅原一高)もなんだかなぁだが、お話もかなり変だった。
その変ぶりを一々紹介するのは割愛するが、まあ、どこから突っ込んでいいか分からない作品で今は大人の事情で封印作品である。
創通もガンダムで儲けたし、おもちゃ箱も、こんなしょうもない作品(失礼)で揉めたくないのであろう。
もう50年以上も経っているし黒歴史にしたいのであろう。
しかしセガに対する『サクラ大戦』は偉大なIPであろう?簡単に葬っていいタイトルではない!
あのまま投げ出していいタイトルではない!
とりあえず2作らないと納得行かない。
一時期オレも諦めの気持ちはあったがYouTuberのサクラ大戦ライブラリーのまぐ氏や夜叉ファンのノディさんの真摯な想いを見て「やはり白黒つけるべきだ!」と言う想いに変わった。
セガもなりふり構わずあちこちからスタッフ揃えたらいいじゃないか、別の会社から引き抜いても良いし、YouTubeのweb漫画などからもネタを拾えば良い。
『マニマニピーポー』や『俺はアントン』ネタが入っていても良い。
広井王子氏が『東京大戦』を立ち上げても、それは無関係の私小説である。
つまりはそれを凌駕するようなパワーがあれば上回ることが出来る。
状況は苦しいかもしれないが、頑張って欲しい!
『止まるんじゃねえぞ!止まるじゃねえぞ!』と言いたい。
まあ、堅苦しい話もなんだからサービス画像で締めくくる。卯年だしバニーで。
まあ、「ゆっくりしていってね!」である。