YouTubeの漫画動画『マニマニピーポー』にハマっている。
どんな嫌なことがあってもこの物語を見ればスカッとする、そんなカタルシスを感じる。
今の漫画は作画技術は上がったが、テーマが復讐話か、いじめとか胸糞なものやグダグダな物語が多く、『ストーリーの作り方とか知らないんじゃないか?』や『編集者がこう言うものじゃないとウケない』とか指示出ししているんじゃないかくらいに酷い。
最早紙某体の漫画は死んだ、最早なんの楽しみすらないし読んでいてついていけない。
そんなムラムラしている時に『マニマニピーポー』を知った。
ギャグファンタジーと言うジャンルで、作品はオムニバス方式になっている。
その時に出て来る登場人物が主人公である。
彼ら(彼女ら)は常にいじめやストレスや人間関係や子供は親の愛を受けられなかったりする。
自力だけでは解決出来ないところにこの作品で強力な影響力を持った人物達が手を貸す。
諸星志揮、推定年齢25歳、生後間もなく両親に捨てられて児童養護施設で育ち里親に引き取られたがそこでの待遇もあまり良くはなかった。
超人的頭脳で飛び級で大学を五歳で卒業し、教師になったりしている、諸星財閥の当主にて、医師、科学者、実業家などの多種多様な才能を持っている。
四つの脚が義足の愛猫ミーシャを飼っておりSOSの手紙を咥えて来てその助けに応じる。
言わば助っ人みたいな人であり、全てに於いて優秀である。
頑張ろうとしている人や弱きものに対しては手を差し伸べるが、逆らったり虐げたり、犯罪を犯した者には容赦はしない。
子供に手をあげたりろくに世話しない毒親にも容赦はしない。
まさに現代の『月光仮面』みたいな人である
妻帯はしていないがモロメイドと言うメイドを多数雇っている、等級が分けられ、S級、A級、B級、C級と分けられている。
S級は七人しかいなく、S級のみが諸星の子を産めるらしい、海斗と言う六歳の息子がいるがまさに諸星の生き写しみたいに似ているだけでなく頭脳明晰である。
芸能プロダクション『モロダスト』や『諸星塾』や『諸星総合病院』などを所有している。(その他のビジネスとかも数え切れない)
児童養護施設も所有している。
ケイタ、諸星の親友、推定年齢24歳、「諸星っち」と呼ぶくらいに親しい。頭はエンゼルフレンチみたいな金髪と黒が混じった髪。
日本全国の高校の売店のバイト制覇と言う夢を持つスーパーアルバイター、かなりのバイトを掛け持ちしている。人脈は広く、親しみやすい人柄はかなり頼りにされている。
能力もハイスペックだが、喧嘩はからきし弱く不良にすらボコボコに負けるくらいに弱い様々なバイトには危ないものもあり、怪我はするがすぐに回復するタフさがある。
大学生の妹メイがいる。
ニコ、諸星のA級メイド、子供の頃から諸星のメイドである、16歳で飛び級で大学卒業のハイスペックさを持ち、教員免許まである。
諸星から見たら妹みたいな存在だが、ニコはいつかはS級メイドになって諸星の子を産むと言う望みを捨ててはいない。
非常勤講師と言うかたちで高校などの臨時教師になったりする。
その傍ら諸星が立ち上げたビジネスにも意欲的に取り組む。
赤倉時生、赤倉財閥の当主にて、海外サッカーリーグの選手でもある。
シーズン中は海外暮らしだが、オフになると帰国する、赤倉は男は彼だけで後の七人はみんな妹である。
全て身体能力が高く、三女アオイは技までかけてくるほどのおでんばぶりに手を焼き、諸星と謀って、温泉旅行で影武者としてアオイを送り込み、その後諸星がしつこく絡むので「私は女だ!」とアオイがカミングアウトして諸星のA級メイドになったと言う話がある数少ない諸星の友でありライバルでもある。
芸能プロダクション『アカベックス』なども所有している。
ヤコビ、高校生、不良っぽいが身体能力や頭脳はかなりのもの。
普段は関わり合いを持たないが一度関わりを持つととことん付き合う面倒見の良さがある
諸星とは知り合いである。
神宮寺すばる、大学生にて幾つかの実業家でもある、諸星をライバル視し、いつかは越えてやろうと思っている。首のバラのタトゥーがトレードマーク、イケメンだが女に執着はない。ホストになったこともあるが「飽きた」と言う理由で辞めたこともある。
困った人を助ける辺りはやはりこの作品の登場人物である。
世良小次郎、普段からサングラスと黒マスクをしている大学生トレーダー。
サングラスとマスクを外すとイケメンだが、『運命の人』が現れるまでは外さないと言う変なポリシーがある、何度も何度も女性にフラれまくっている。その都度神宮寺に慰めて貰ってはいるが半分神宮寺に呆れられてもいる。ハッキングなどのハイスペック能力は流石だが、フラれまくりはまさに世良のいつものパターンである。
まあ、こんな感じでその時出て来る登場人物を助けるキャラを紹介したが、全てが個性的である。
まあ、基本的にはいずれかのキャラが絡むが出て来ない回もある。
パターンを飽きさせないためか助っ人キャラがその物語により変わる。
いずれの物語もカタルシスを感じる物語になっている。
まあ、こんな物語を見たら紙某体の漫画なんて読む気を失くす。
このチャンネルには『俺はアントン』と言う姉妹チャンネルがある。
便利屋のアントンとその仲間のエミリー、アレックス、ローリーの四人の便利屋がいるがアントンのみしか出ない回もある。
まあ、『マニマニピーポー』と同じオムニバス方式物語だが、少しニュアンスは違う。
あと、『マニマニピーポー』や『俺はアントン』には情に熱いヤクザが登場する。
『マニマニピーポー』の九条組の若頭九条鷹鶴はカッコいいが怖い反面優しさも持っており、時折自分の組が所有するカニ漁船に乗り漁に出たりする。幾らかのキャバクラも所有している。
『俺はアントン』のヤクザも顔は怖いが心優しいヤクザが多数登場する、所謂義侠と言う感じである、実際そんな義侠は日本では絶滅したのだが、いたら良いながこの作品世界にはある。
まあ、見ていて飽きないので毎日の配信を楽しみにしている。
やはり日本の漫画は落ちてしまった。まあ、かっての人気漫画家赤松健(1968-)が政治家になるくらいだからなあ。
『表現の自由』とか言う名目で当選したが、権力を手にしたら公約なんて破るだろう。
嘘ついてナンボが政治家だからである。